男「色々楽なんだろうけどなあ」
男「色々楽なんだろうけどなあ」
面白いの頼むぞ
なんだけどなぁを語尾につけると本当に実現する能力
ふたなり
最強じゃねーか
佐天「なんだけどなぁを語尾につけると本当に実現する能力かぁ…」
男「まあそんな上手くいくわけないか」
男「でもせめて1度でいいから瞬間移動とかしてみたいよなぁ」
男「例えば…うーん移動してきたところ見られるのはまずいし学校の近くのコンビニのトイレとかいいかも」
男「おりゃっ移動しろ」
シュン
男「うおっなんだここ?」
男「えっここコンビニのトイレ?マジで?確認するか」ガチャ
男「マジじゃん…」
あ、続くんだ
男「えっじゃあ俺を億万長者にしろ!」
シ-ン
男「おかしいな何も起きないぞ」
男「うーんとりあえず学校でいろいろ考えるか…授業は暇だから考える時間は多いし」
放課後
男「ダメださっぱり分からん」
男「色々試す方が手っ取り早いなこりゃ」
男「神様どうか私の年収を1560万円にしてください」
マジレスタノム
男「ダメだ羨ましいだけだ」
男「態度を変えるか」
男「オルァ大金持ちにしろっつってんだろぶっ殺すぞ!」
シ-ン
男「くっうまく行かないな」
男「ん?あそこで歩いてるのは親同士が仲良いから昔からよく遊んだ俺の唯一の女友達の幼馴染みじゃないかあいつでいいや」
幼「何?どうしたの?」
男「今朝瞬間移動出来るようになったんだけど出来なくなっちまったんだどうすればいい?」
幼「何言ってんだこいつ」
男「とりあえず俺ん家来てよ詳しく話すから」
男の家
男「という訳で学校の近くのコンビニのトイレにいたわけなんだ」
幼「それ信じるヤツこの世にいないぞどうするつもりだ?」
男「じゃあ今度なんか奢るから一時的に信じてくれ」
幼「わかったよ」
男「今のところ何してもダメなんだ」
幼「瞬間移動にとらわれすぎなんじゃないの?もっと視野を広げれば?例えば瞬間移動の前後とか」
男「あっそういえば『なぁ』を語尾につけると実現する能力があったらいい的なこと言ったな確か」
幼「おっ解決したか?帰るね」
男「待てぃせっかくだ本当に信じてもらおうじゃないか」
やっべ今更だけど色々ミスってんじゃねえか
脳内補正よろしく
すまんこ
男「幼馴染みは俺に抱きつきたくなればなあー」
男(我ながら天才だと思う)
幼「ハハハ何言ってんだバカか殺すぞよりによってそんなことする訳ないじゃ……ない………か……」
男「お?どうなんだ?信じるか?」
幼「み……認めんぞ…」
男(うへープルプルしてんの可愛いわあなんでこいつ俺の気持ちに気づかないんだろアホなのかな)
男「うーんじゃあもっとわかりやすいのにしないとダメか…これだと拉致があかないしねーそしたらそうだな」
男「瞬間移動出来るようになればなぁ!」
男「さあ来たぞ行き先は幼馴染みの部屋だ!」
シ-ン
男「あれ?」
興奮してきた
男「おかしいな…って言うか何プルプルしてんのさ」
幼「認めんぞ」プルプル
男「ん?これってもしかして実行しないと次の願いに進めないタイプのアレ?」
男「そうと決まれば俺の胸にダイヴだ幼馴染みよかかってこいそんな鬼みたいな顔するんじゃない」
幼「げぇ…マジかよ最悪さっさと終わらせろよ」
ギュ
男(俺今日死んでもいいや)
幼「ハイ終わり!終わりだ離せ」
男「いや一定時間抱きついとかないとまだ欲望が取り切れないかもしれんぞ」
幼「そんなことないスッキリした」
男「あらそうですかよかったですね」チッ
男「っていうかこれで証拠として成り立って…ないなやっぱり瞬間移動しないとな」
幼「いや成り立ったぞ信じたぞ」
男「いやダメだ!瞬間移動出来るようになればなぁ!!行き先は幼馴染みの部屋!!」シュン
幼「うわぁほんとに消えたすげえ」
幼馴染みの部屋
男「やべえいい匂いする…最高写メしとこ」パシャ-
男「どうせ怒ってこっち来るだろうしそれまでベットでゴロゴロクンクンするかウヒョー」
<ハヤクデテコイコロスゾ-
男「もう帰ってきた…でもまあ俺には瞬間移動があるからね!ギリギリまで堪能させていただきます」ゴロゴロ
男「おっ階段上がってきてるな…階段から部屋まで若干距離があるから登りきってから2秒後に瞬間移動しよう」
男「キタ!今だ!行き先は幼馴染みの部屋のドアの前!」
ガチャ
幼「おいてめえなに人のベットの上でくつろいでやがる」
男「あれ?なんでまだいい匂いのまんまなんだ?」
幼「死にたいらしいな」
帰り道
男「まさか目の前でエロ本燃やされるとは思わなかったわ…さよなら総額1万円」
男「とはいえ弱点も見つかったな…一度きりしか能力は使えないのか」
男「わざわざ宣言しなきゃいけないのはめんどくさいな…しかも上書きは不可能か…クソッポンコツ具合がドラえもんみたいだなそこは耳の生えた黄色い方が欲しかった」
男「でも宣言する手間さえかければ無限大なんだ
瞬間移動出来るようになればなぁ
行き先は俺の家!」
シ-ン
男「えっ?同じ願いは続けて叶えられないの?これじゃあもしもボックス以下じゃねえか」プンスカ
男「これ使って幼馴染みを惚れさせるのもアリだけどなんか申し訳ないしそんなことしたくないな」
男「それこそドラえもんみたいなポジションで使えば問題ないんじゃないか?助けてドラえもーん幼馴染みが振り返ってくれないよお」
男「悲しくなってきたな…帰って寝るか」
俺も寝る
とりあえずお疲れ
ホモスレ
書く
こんなスレあったのか上がってくるまで気づかなかった
書いてー
翌朝
男「他人から好かれて嫉妬させるのはどうかと思ったがそんな事で他人は巻き込みたくないし刺されたくない」
男「まずは『あれ?こいつ俺のこと好きなんじゃね?』作戦で行くか」
男「そろそろ学校も始まるしここは軽くジャブでもしとくか」
男「ヘイ幼馴染みおはよう」
幼「なに?」
男(しまった作戦名だけ考えて内容考えてねえ)
男「えと…」
幼「なんか用あるの?授業始まるよ」
男「あっそうだ!お前ってすげえ可愛いよな!超タイプ!」
男(ジャブどころか右ストレートじゃねえか)
幼「そりゃどうも」
男「あっ…はい…」
男(渾身の右ストレートは不発…これもうダメじゃね?タオル投げよ)
男「あー…うん授業もうすぐだしねお互い移動しようか」
男(よく考えたら美人の幼馴染みにこんなの通じるわけないよな
塩漬けの原人にぐるぐるパンチしてるようなもんだわ)
幼「じゃあね」
男「はいよ」
男(別の角度からのアプローチが必要なのか…)
放課後
男(あいつが俺の好意に気づくにはどうしたらいいんだ…やっぱり能力しかないのかな)
男「あっ幼馴染みだおーい」
幼「なにさ」
男「俺んち来ない?金かけてスマブラやろうぜ」
幼「ボコボコにしてやるよ」
男「掛け金どうするよ」
幼「2本先取1000円でどうよ」
男「乗った」
男(とりあえず油断させよう能力のことを忘れさせるんだ)
……
男「負けた…やっぱりフォックスは強い…ずるい…」
幼「じゃあ1000円貰ってくねん」
男「はいはい…ほれ」
幼「まいどあり」
男(やっぱりこいつは目の前の野口英世に夢中だ…なんかムカつくけど能力使うなら今がチャンスだな)
男「あーあ幼馴染みが敏感になればなあ」
男(頭おかしい人みたいになったけど問題ないよね?これで幼馴染みは俺の気持ちにビビッと感づいてくれるわけだ
あと好きだ)
突然すぎてて(日)
男「お前これからどうすんの?」ポン
幼「ひっ!?」
男「!?」
男「どうした変な声出たぞ」
幼「えっいや…何でも…ない……」
男「? まあいいや今日どうすんの」
幼「…」
男「オイ聞いてんのか」ツン
幼「ヒャウッ!?」
男「うわあビックリした大声出すなよ」
幼「出ちゃうんだよ仕方ないだろ」
男(あれ?なんかおかしくね?)
幼「ああ…今日は暇だから7時くらいまでいようかな…」
男「え?じゃあうちで飯食ってく?そっちのほうがカーチャン喜ぶよきっと」
幼「えっじゃあそうしようかな…」
男(モジモジしててかわいい…じゃなくて俺の願い方のせいで幼馴染みのカラダが敏感になっちまった)
男「幼馴染みと飯なんて久々だないつぶりだろ」
幼「えっ…あー…だいぶ前じゃなかった?」
男「そうだよね」ムラッ
男(俺のせいでこんなカラダになっちまったんだから責任くらい取らないとね)
男「そういやお前くすぐりってまだ効くの?」
幼「えっ?…いや…わからない…」
男「じゃあ試すか」ガバ
幼「えっちょっなにしてんの」
男「まずは脇腹から~」コチョ
幼「!!!!」ビクン
男「ほれほれ」コチョコチョ
幼「あははははははははははは!!!待って!!!!ちょっ…ほんとに!!ストッ……あははははははははははははははははは!!!!」
男「なんだまだ効くんじゃないか」コチョコチョ
幼「あははははは!!息ッ……出来なッ…あははははははははははは!!!!死ぬ!!死ぬからァ!!!」
男「じゃあ脇腹はやめるか」ピタ
幼「ハァ…んっ……疲れた…」
男「お次は足の裏~」コチョコチョ
幼「ぶはははははははははは!!やめっ!やめてえええ!!!あははははははは!!!」
男「やべえ楽しいわ」コチョコチョ
幼「こっちは…死にそ…ぎゃはははははははははは!!ほんとにッ!ほんとにやばいからァ!!!あはははははははははははは!!!」
男「首筋~」ツ-
幼「フヒッ!?んんんん!なんか…変な感じ…」ピクッ
男「そうかそうか」コショコショ
幼「クフフフフ…ちょっ…顔近い……フフッ」
男「え?」
男(うわっホントだやっべえ夢中になり過ぎたわ幼馴染みかわいっ)
男「おっおうすまん」パッ
幼「はー…はー…なにして…くれてんのさ」
男「いや申し訳ない」
男(エロい)
男(そういや能力の解除ってどうやるんだろ
さすがに止めてあげないとな)
男(ああ1度きりだからこれで終わりなのか?)
男「悪かったわ調子乗りすぎた」チョン
幼「おう…はぁ…疲れたわマジで」
男(なるほどこれで「1回」か)
男(え?じゃあくすぐり続けたら敏感のまんまかよ…ポンコツなんて言ってゴメンよドラえもん)
幼「あークソっやっぱ帰る」
男「えっ何でごめん」
幼「いや普通に疲れたから寝るわ」
男「あっなら俺のベッド使っていいよ」
男(というか使ってくれ)
幼「やだねまたお前の変な力でおかしくされんのはごめんだ
じゃあな」
男(バレてた…)
これは名作化不可避
男「ていうか趣旨ズレズレじゃねえか!!何くすぐって楽しんでんだよ俺!可愛かったけどさぁ!」
男「まあでもカワイイっつってスルーされたりあんなに顔近かったのに即効でご帰宅されたんだからこの作戦もう無理だろキスでもしときゃ良かったわ」
男「どうせ俺は出来の悪い弟くらいにしか思われてないんだろうな」
男「次の作戦どうしよっかなー…」
幼馴染みの家
幼「あー疲れた…あんなに大笑いしたの久々だわ…」
幼「っていうか小さい頃にこんな感じでくすぐりあってキスしちゃったの覚えてねえのかよアイツ」
幼「今回も顔近かったしな…あっ好きでもない女にキスしなくなったっていう成長か?やるじゃん」
幼「ん?じゃあ他に好きな女でもいるのかな」
幼「まあそのへんはどうでもいっか!あいつはただの出来の悪い弟みたいなもんだしね!」
この鈍感さは主人公クラスですわ
翌日
男「どうしよ…全然思い浮かばん」
幼「あっいたおい男」
男「おうどうした学校で話しかけてくるなんて珍しいな」
幼「すっかり忘れてたわ一昨日なんか奢る約束しただろ」
男「え?なんのこと?心当たりないっすよマジでいやほんとに」
幼「ちょっと遠めのデパートに新しいケーキ屋できたらしいからそこ行くぞ」
男「えっおいくら万円?」
幼「えっ…と……行ってからのおたのしみってことで」タタッ
男「は?おいちょっと待てよ!待てったら!!…行っちゃったよ」
男「まあいっかデートみたいなもんだし」
男「何着て行こう」
放課後
男「ふーただいまんこ」
男「半分告白みたいなことしちゃったから次の作戦が出てこねえなあオイ」
スマホ「プルルルル」
男「幼馴染みから電話だ…ケーキ屋のことかな」ピッ
男「あい」
幼「明日土曜だから明日の10時に駅前ね」
男「あい」
幼「頼むからまともな格好で来いよ一緒に歩くのが恥ずかしいと判断したらやり直しだからな」
男「あい」
幼「じゃ」
男「あい」
男(してる)
プツッ ツ-ツ-
男「俺きっっっも!!!何してんだよマジで!自分でやって自分で引いたわ」
男「でもいっしょに歩くっていう自覚はしてもらえてんのか…昨日の成果かな?」
書く
翌日
男「気合入れすぎなのも恥ずかしいしねこれくらいがベストっしょ」
男「あっ幼馴染みだおーい」
幼「おう来たか…」ジロジロ
男「ああ服装ね…ほら隅から隅まで見てどうぞ なんならポーズも付ける?」
幼「いらねえよカス…まあ合格ってとこかな」
男「まじすかあざす」
幼「行くぞ樺地」
男「うす」
男(とりあえず今日は作戦のことは考えるのやめよ
目の前に幼馴染みいるんだからたっぷりと堪能しないと損だわ)
幼「よし着いたな」
男「早速ケーキ食いに行くの?」
幼「ああいやまだ行く場所あるから」
男「あらそう」
男(福屋とかかな?)
幼「ここだここ」
男「俺の前には噴水しかないんだけど
あっ泳ぐの?ちゃんとタオル持ってきた?」
幼「違うわバカ…あっ来たきた」
男「は?何?来た?」
幼「ほらあそこ」
男「えっ誰あの女の子?」
幼「紹介しよう我が友幼馴染み友達だ」
幼友「ご馳走様です」
男「はぁ!?」
幼「そういうことだ…ちゃんと金持ってきてるんだろ?」
男「えっいやまあいちお……」
男(ここで持ってきてるって言えば金がなくなるのは明白
俺はそんな余裕なんてないんだギリキリ足りちゃうなんて嘘だ)
男「いや二人分はきついな」
幼「え?いやいやそんな訳ないだろ
だってお前私が二人分食べるの想定してるだろ?」
男(バレてんじゃん…でもマジで今月やばいから!エロ本代に吹っ飛んでるから引き下がれねえ)
男「二人いるなんて聞いてねえよ俺は無理にでも一人分で納得してもらおうとしてたんだよ」
男(まあ嘘はついてないし無問題)
幼友「えっ…ダメなの?」
男「うっ…」
男(なんだその目卑怯だぞ!俺には心に決めた相手がいるだろ!あっでも弟にしか見られてないし第一飯奢るだけだしいいのか?いい気がしてきたぞ)
男「わかりましたよ…二人分払えばいいんでしょ…」
幼「最初からそうしとけ」
男「でも」
幼「でももだってもクソもない」
男「はい」
幼「とてもおいしい」
男「そりゃ良かったな」
幼友「いやまさかこういう事だとは」
男「え?」
幼友「いや昨日『タダでケーキ食べられるぞ!来るか?』とか言われたんで…まさか初対面の男の人に奢ってもらうなんて」
男「いや別に気にしてないっすよマジでほんとにいやほんと信じてください」
幼友「え…うん……」
男(じゃないと俺のエロ本がまた消える
あっエロ本の行く末が気になって腹が痛い)
男「トイレ」
幼「はいよ」
幼「行ったな…」
幼友「どうしたの?」
幼「あいつ男としてどうよ?」
幼友「はい?」
幼「いやお前がよければ彼女にでもなってやれよ
あいつこの前私に『お前はかわいい』とか言い出したから多分女に飢えてる」
支援age
幼友「マジかお前」
幼「な?別に悪くないだろ?むしろいいほうだと思うんだよ私は」
幼友(実際彼氏は欲しいけど明らかに男君コイツのこと好きじゃん
うわぁ男君かわいそうだわ…あっそうだ)
幼友「あんたほんとにそれでいいの?」
幼「なんで?俗に言うウィンウィンってやつだろ?私関係ないじゃん」
幼友(重症…これは確実に出来の悪い弟を見る目だわ)
幼友「ほんとにいいの?後悔しない?」
幼「いや後悔する要素ないだろ別に…あいつはまあ普通にいい男だけどなんかこう…ねえ?」
男「ただいま…」
幼「おかえり…ん?どした?テンション下がってね?」
男「お前のせいだよ」
幼「ああ金失うしな!まあこれは仕方ないってことで!先出てるよん」
男「はいはい…はぁ」
幼友「えっと……ドンマイ?」
男「それ以上言うな…泣きそう」
幼友「今度また相談にでも乗るよ」
男「ありがたき幸せ…敵の城壁はデカ過ぎてほんと困ってる…せめて城ン中まで入れてくれ」
幼友「それも男君限定だからね」
男「助けてドラえもん」
幼友「何?取り寄せバッグで唇だけ取り寄せてファーストキスだけでも奪っときたい?しょうがないなあ……」
男「それ危ないヤツがすることだから」
幼(あいつら早速仲良くやってんじゃん
ていうかさっさと来いよ)
幼(遅いわマジで何してんだよもー)
幼(ほら!Hurry up!)
多分女に飢えてるワロタ
読んでるぞ
はよバンバン
あげ
割と反応もらえててワロタ
書く
わぁい
幼友「じゃあここ連絡してね
幼馴染み待たせるのも悪いし行こっか」
男「はいよ」
男(成り行きで連絡先交換しちゃったよ…なにこの罪悪感)
幼「遅い」
幼友「そう?そんな時間経ってないけど」
幼「遅いったら遅い」
男「ていうかこれからどうするの?」
幼「私達はそこら辺ぶらつくから帰っていいよ」
男「えっそれ男としてどうなの?」
幼「これから服とか買いに行くんだよ女二人と女物の服しかない店に入るの嫌だろ?待たせるのも悪いし」
男「まあそういうなら帰るけどさ」
幼「わかればよろしいほらさっさと行く」
男「へいへい」
男(なんか納得いかない…まあいっか)
幼「行ったか…先程はなにやら楽しそうでしたね」
幼友「さっきも言ったけどそんな長い時間じゃなかったって」
幼「いや長かった」
幼友「そうかなあ」
幼「ていうか何話してたの?教えなさいようりうり」
幼友「それ聞きたいがために男君帰らせたの?」
幼「いやまあ半分くらいだから大丈夫でしょ
100%本心じゃないし実際これから服買いに行くし」
幼友「何話したっていうか…えーとあんたの話して連絡先交換しただけだけど」
幼「連絡先交換しただけ!!熱いねヒューヒュー」
幼友「別にそんなんじゃないから」
幼「ハハハ今に見とけ男はそのうち自然とお前を目で追うようになるぞ
そんでお前も目で追っちゃってるから目が合って『えっ…?カアア』とかなっちゃうぞ」
幼友(目で追われてるのはお前だよ気付け)
幼友「あーはいはいそうですね」
幼「流すな」
その夜
男「いい男とは思われてるんだ…弟から1人の男になるだけじゃないか……はぁ」
スマホ「プルルルル」
男「幼友さんから電話だもしもし?」
幼友「やあ君の好きな人はめんどくさいな」
男「適当に聞いてる振りしとけばすぐ終わるよ
というかどうしたの?」
幼友「いやちょっと幼馴染みが男君にとって強敵すぎるから今度そこら辺の喫茶店で話し合わない?」
男「えっそんなにしてもらえるんすかあざす行く行く」
幼友「じゃあ明日ね」
男「うっす」
男(あっ能力の話もしないと…これどうやって説明しよ)
翌日
男「俺はどうすればいいんだ教えてください」
幼友「男君のことを意識させればいいんじゃない?あれ?こいつ俺のこと好きなんじゃね?みたいな」
男「やりましたよそれ…しかもテンパってお前はカワイイ!超好み!とか言っちゃったし」
幼友(本当だったんだアレ)
幼友「で?反応は?」
男「『そっかどうも』くらいでかるーく対処された」
幼友「いやほら実は極度のツンデレで言葉ではそう言っても…みたいな………無いな」
男「無いな」
男「その後も…あっそうだこれどうやって説明しよ」
幼友「なに?どうしたの?」
男「いや後で信じてもらうんだけど俺実は『なあ』を語尾につけて言うと実現する能力持ってるんだ」
幼友「なにそれ」
男「そうだな…ここ喫茶店だしこの中で絶対に頼まない嫌いなものある?」メニュ-ペラ-
幼友「コーヒー!匂いで既にダメ!嫌い!死ね!」
男「ふむなるほど
幼友さんがコーヒーを注文すればなあ」
幼友「本気で言ってんの?ってアレ?勝手に手がピンポンするアレに向かってる…?」ピンポ-ン
店員「お伺いします」
幼友「ホット……コーヒー…ひ…ひとつ……」グギギ
店員「かしこまり」
幼友「何ぃ!よりに寄って臭いがよくするホットを頼んでしまった!」
男「ね?ああコーヒーは俺がササッと飲んじゃうから」
幼友「ありがと…じゃあその能力で幼馴染みを惚れさせないのはなんで?」
男「さすがに意思は捻じ曲げたくない」
幼友「すごいなあ…それ沢山ある武器の中でフカフカのバット選んでるようなもんだよ」
男「でも流石にこれ使わないと無理な気がしてさ
だからドラえもんポジションで使うってことで今は落ち着いてる」
幼友「あれ?この前誰かさんにドラえもんって言われたような気がするんだけど」
男「ああそれは間違いだよ
どっちかって言うと幼友さんはドラミちゃんだわ」
幼友「割とどうでもいい~」
男「そうそれでその能力つかって幼馴染みに敏感になれって願ったら体が敏感になっちゃってさあ参ったよHAHAHA」
幼友「えっ!?何したの!?やる事やっちゃったの!?」
男「そんな訳ないだろくすぐり倒しただけだよ」
幼友「えっそれどうなの?あんたら的にはOKなの?」
男「いや飯食ってくところだったのに帰っちゃった
超可愛かったけど申し訳ないことしたよ」
幼友「へえ」
幼(フラっと寄った喫茶店に男と幼友いて超ビックリ
何話してるか分かんないけど楽しそうじゃん何がそんなんじゃないからだよまったく)
幼(昨日といい短時間で距離縮まってんなあオイ
マジで付き合うんじゃねえのかあいつら)
幼(あいつら付き合ったらしばらく男とは話さないのか…なんかそれはそれで寂しいな)
幼(まあ相談くらいなら乗ってやるか
……彼氏ねえ…どうなんだろ…私は彼氏欲しいのか?自分でもわからん)
幼(彼氏にするんだったらイイ男がいいなあーどんな奴がいいかな)
幼(…うーん具体的に出てこないな…なんか妙にムズムズするなあさっさと出てこい理想の彼氏像)
幼(モヤモヤムズムズでイライラするわちっとも出てきやしねえ…食べるもん食べたし帰ろ)
支援あげ
しえ
少し書く
幼友「もう告っちゃえば?」
男「さらっというねえ」
幼友「なんかやることやった感じするし」
男「弟に告られたらきまずいだけだって…まず俺を男して意識させないと」
幼友「こう…好きだ!!俺を男としてみてくれ!みたいな」
男「声デカッ…俺だってやろうと思ったことはあるよそれ
でもその後だよ…そもそもあいつにそれが出来るとは思えんし最悪話しかけられなくなるかも」
幼友「あーそっか…じゃあ密着しまくって男として意識させよう」
男「あ…こいつもなんやかんやちゃんと男なんだ…みたいな?」
幼友「みたいな 手ゴツゴツしてて大きい……的な」
男「それ肉体的な意味であって身内からは離れないっしょ」
幼友「厳しいなオイ」
男「こちとら数年悩んでんだ」
幼友「うーん…難しいね」
幼(帰ろ…よいせ)
幼友「すきだ!!」
幼(!?)
幼(うお…いったな直球……)
幼友「~~~!」
幼(ん?なんか言ってるぞ…よく聞こえん…ていうか男はどう答えるんだ?)
幼(すっげえ自然体…まるで告られてないみたいだな)
幼(アレ?なんかそのまま話してるぞ…てことはOKなのか?決めつけは良くないけどこれはOKだろ)
幼(おお…おめでとさん…帰ろ)
幼(ちょっと男とは距離でも取るか)
幼(なんか男は既に知ってる感じだったな…アレか?付き合いたてで嬉しくて言っちゃう的な?)
幼(ラブラブしてんじゃん……ふーん)
幼友「つまり弟がしない行動をすればいいんだね」
男「そう」
幼友「ハグは?」
男「最近した」
幼友「もう知らん一緒に風呂でも入ってな」
男「それだ」
幼友「え?」
男「そうだ盲点だった!俺まだアイツと風呂入ってねえ!」
幼友「えっと…」
男「ドキッポロリもあるよ的なアレだよ」
幼友「えーと…がんばれ?」
男「おうありがとな」
その夜
男母「男!風呂ぶっ壊れたから幼馴染みちゃんのとこ行って入れてもらいな」
男「マジ?わかった」
男(なんちゃって…2日間だけ風呂おかしくしたのは俺だよん
3日は流石に長すぎると思ってチキった)
男「幼馴染みに電話しよ」プルル
男「という訳でお願いします」
幼「まあ確かにこのへんに銭湯はないし…仕方ないか」
男「おうすまんねじゃ」プツ
男「幼友さんに感謝」
男「いざ!エデンの園へ」
男「おじゃましますー早速ですがお風呂の方を…」
幼母「ついでに晩御飯なんてどう?」
男「いいんすか?じゃあお願いします」
幼母「お風呂の場所わかるよね?」
男「大丈夫でーすいってきまーす」
幼母「あっ幼馴染み入ってるの忘れてた……
まあいいやどうせお互いの裸見ることになるんだしね」ニヤニヤ
男(俺は今ここに幼馴染みがいるなんて知らない!知らないったら知らない!)
男「風呂だ!」バ-ン
幼「は!?何してんの!?」
男「アッイタノ?デモモウヌイジャッタシハイルワ」
幼「いやいやいやいや」
幼「えっいや出ていくなりなんなりしてよ」
男「すまん冷えるのは嫌いなんだ」
幼「いや私今シャンプーしてるから目開けられないけど今どこいんの?」
男「湯船」
幼「はええよ」
男「大丈夫大丈夫!交代交代で湯船とシャワーして見ないようにすればいけるっしょ」
幼「はぁ…マジで言ってんのか?」
男「おう」
幼「さっさと洗って出るぞ」
男(やべえ…ここまで自然を装ってきたが正直胸がはちきれそう
問答無用で追い出されたりまあいいやくらいのノーリアクションも想像してたけどそんなことはなかった!まだ希望あるぞ!)
幼「おし終わった…交代だどうする?」
男「お互い目をつぶってせーので俺はあがるから幼馴染みは入れ」
幼「わかった…目つぶれよ?」
男「いくぞ…せーの!」
幼「あっやべ」ズルリ
男「おい掴むな!」ズル
ドサ
男「俺がお前を押し倒してるのはお前のせいだかんな」
幼「とりあえずおっぱいから手ぇどけろ…恥ずかしいだろ
顔も近いし…なんだよ…マジで…」
男「おう…あっ」ビキ
幼「え?どした?」
男「……足つった…動けん」
幼「はぁ!?おいどうすんだよ!とりあえず手ぇどけろ!」
男「いやマジで動けないから…助けていだだだだだ」
幼「バカ…何やってんだよ…近えよ」
男「いででで死ぬ死ぬ死ぬ」
幼「モゾモゾすんじゃねえよ…オイ横とか行けねえのか?」
男「そんな広くないだろココ…クッソ手だけでもどけるわ痛い痛い痛い痛い!」
幼「バッ…はやくしろよ…まだなのか?」
男「オルァ!やっべ腕もつった!!絶対無理やり動かしたせいだ!死ぬ!!!」
幼「は!!?この体制のまんまかよ!!近いっての!なんとかしろ!」
男「力抜くとキスだぞ!いいのか!?」
幼「…………良くねえよバカが!」
男「おっ…治ってきた」
幼「ったく…何やってんだよ…バカかよ……」
男「ふーようやく動かせる」
男(このまま至近距離を保ちたいけど流石にそれはドキドキしすぎてやばい)
幼「おう…さっさとどけ」
男「よいしょ…いてて」
幼「はぁークソ疲れた…」
男「すまんかった」
幼「まあ仕方ないから許す」
男「ざっす」
幼「あ!!お前の変な力使えば簡単に解決したんじゃね!?」
男「うお!マジだ!」
幼「あーなんで気づかなかったんだ…」
男「あー…さっさと洗って出るわ…恥ずかしいし…」
幼「おっ…おう…思い出させんじゃねえよ…」
男(やべえ!恥ずかしい!照れる!幼馴染み可愛すぎた!あいつも顔真っ赤だったし!
なんか思ってたよりも過激だった!ぶっちゃけ作戦どころじゃなかった)
幼(あーくそ…調子狂うわ…あんな長い時間至近距離でいたら誰でもビビるって)
男「はい終わり!出るぞ!」
幼「お…おう!そうだな!」
幼「えっと…さっきの事はお互い忘れような?恥ずかしすぎんぞマジで」
男「えっ?あー…おう」
男(忘れらるわけねえだろ!バカかテメエは!!)
男「あっやべ晩飯食ってくことになってんの忘れてた」
幼「別に気まずくなんてないからな
私は何も覚えてないからな」
男「はいはい」
幼「ほら行くぞ」
おやすみ
おつ
書く
wktk
あげ
幼母「ほら座って!さっさと食べるよ!」
男「あハイどうも」
幼「ほら私の隣空いてるからここね
いただきます」
男「いただきます」
幼母「なんかお風呂騒がしかったけど何かあった?」ニヤニヤ
男「あっ…えーと…痛っ!なんでもないです!普通でした!」
幼「そうそう何も無かったよ」
男(こいつ太ももつねりやがった)
幼母「あらそう」
男「ふーごちそうさまでした」
幼「ほら帰った帰った」
男「そんな急かすなよ」
幼(よく考えたらこいつ彼女いんじゃん
家にいれる時点で間違ってた)
幼「おう明日は来んなよ」
男「なんで」
幼「今日みたいなことがあったらたまったもんじゃない」
男「忘れるんじゃねえのかよ」
幼「今から忘れろいいな」
男「忘れてっから明日も行くわ」
幼「ああ言えばこう言う」
男「お互い様だろ」
幼「つーかお前あんまり私といちゃダメだろ」
男「なんで?」
幼「なんでって…失礼だろ私だったら嫌だ」
男「主語をいえ主語を」
幼「幼友だよ」
男「は?幼友さんがどうしたの?」
幼「お前ラノベの主人公かよ」
男(うわこいつに言われたくないランキング二位の言葉がついに出た
一位はごめんなさい君とは付き合えない)
男「どういうことだよ」
幼「は?お前付き合ってんじゃねえの?」
男「どうしてそうなるんだよ」
幼「だって告られてたじゃん」
男「いつ?身に覚えがないぞ」
幼「あんな大声で言われたのにか!?」
男「声でけえよ」
幼「うるせえ!好きだとか言われてたじゃねえかよ!じゃああれは何なんだよ!」
男「おい待ていつの話だ?」
幼「今日だよ!バカ!」
男「は?お前…えっ何どこまで聞いたの?」
幼「好きだって言われてたとこだけ聞いた!死ね!」
男(とんでもない誤解されてんじゃねこれ
でもありのままの真実を話すわけにもいかんし…)
男「違うわ怒んなよ…えっとあれは…そうメニューの話!これ嫌いなの?って聞いたら怒られちゃってさあキレ気味に好きだ!だよ」
男(ナイスカバー俺!信用してた)
幼「へえなるほど!メニューの話ね!わかったよ!」
男「おいなんでまだ怒ってんだよ」
幼「知らねえよ!こっちが知りたいくらいだイライラする!」
男「まあいいや今日は帰るわ明日も来るぞー」
幼「二度と来んじゃねえよ!アホ!!」
男「あー怒った絶対行ってやる」
幼「クソ…好きにしろよ」
男「あーハイハイそうさせてもらうよ!」
幼「起こってんじゃねえよカス!!」
男「お前のせいだよ!!」
幼「お前のせいだろ!?付き合ってると思ったら全く関係ない話じゃねえかよ勘違いさせんな!!」
男「俺悪くねえじゃねえか!!」
幼「うるせえ!!黙ってろ!!!」
男「知らねえよ帰る!!!バーカ!!!」
幼「うっせバーカ!!!」
誤字った
脳内変換しといて
男「すげえ変な理由で怒られたからこっちまで怒っちゃったよ…やらかしたなあ」
幼「くそ勘違いかよ…恥ずかし…逆ギレしちゃったし…なんか流石に悪いことしたなあ」
翌日
幼友「昨日どうだった?」
男「風呂ぶっ壊して幼馴染みの家行って一緒に風呂入って喧嘩した」
幼友「見るからに元気ないもんな」
男「なんか付き合ってるって思われてたみたい…逆ギレされて怒っちゃったよ」
幼友「え?マジで?そんなふうに見える?」
男「好きだって言われてた!だってさ」
幼友「え?そんな事言ってな……言ったわ」
男「幼友さんのせいだから!なんとかしてよ!22世紀のロボットでしょ?」
幼友「まだそのネタ引きずるの…ん?ていうか一緒に入ったって言ったよね?」
男「あーうん半ば無理やり入った」
幼友「そっち詳しく聞きたい」
男「思い出すだけで恥ずかしいわ…言わない」
幼友「ケチ」
幼友「まあ…確かに誤解させちゃったし罪は償うよ
能力貸して?」
男「は?」
幼友「男君が『幼友さんにこの能力が渡ればいいなあ』って言えばいいんだよ」
男「おお流石ロボット発想豊か」
幼友(ついでに能力使って彼氏も作るか)
幼友「じゃあ早速貸して」
男「幼友さんに俺の能力が渡ればなあ」
幼友「やったねサンキュー」
男「ああ使えるの1回限りだから考えて使ってね」
幼友「え?」
男「言ったでしょドラえもんって
慌てるとヤカンとか出しちゃうみたいなもんだよ
同じ願いは使えないし1回だけだから」
幼友「」
幼(あークソなんか最近変だ)
幼(イライラするしモヤモヤする)
幼(それになんか…不安?なのかこれは
そんな感じもする)
幼(でもモヤモヤはなんか減ったななんでだろ)
幼(とりあえず不安定だ)
幼(男とも…あんな事あったし…流石にあれ忘れるのは時間いるわ)
幼(最近このことばっかり考えて他のものに手がつかん)
幼(チャチャッと解決したいな誰かに相談でもしようかな)
幼(誰にしよ…ああそうだ変な勘違いした謝罪も兼ねて幼友にしよう)
プルル
幼「あもしもし幼友?」
喫茶店
幼「というわけでごめんなさい」
幼友「いやいいって」
幼「ほんとに?なんか奢るよ?」
幼友「じゃあアイスティーで」
幼「あーそうだ相談しようとしてたことあったんだ」
幼友「なに?」
幼「最近イライラするんだけど」
幼友「へえーなんで?」
幼「私が知りたい」
幼友「きっかけは?」
幼「私が知りたい」
幼友「いつから?」
幼「最近」
幼友「曖昧すぎて答えるに答えられないよそれじゃ」
幼「なんかこう…不安?とモヤモヤもあってー…えと…誰にも言うなよ?」
幼友「どうした?」
幼「昨日男と風呂入ったんだよ…そん時転んで押し倒されたみたいになってさ」
幼友「マジで!?」
幼友(そりゃ流石に恥ずかしくて言えないわ…ケチとかいってごめん)
幼「なんかもうそっから特に変になった
前からモヤモヤイライラはしてたけど」
幼友「へえーなるほどねえ」
幼「しかも足つったとか言って割と長い時間至近距離だったし…ほんとに誰にも言うなよマジで」
幼友「言わない言わない」
幼「そう…イライラしてたからなんか逆ギレしちゃって喧嘩もしたなあ申し訳ないよ」
幼友「ふーん…」
幼「なあこれ何なの?教えてよ」
幼友「いやこれは悪いけど教えられないわ
男君にでも聞けば?」
幼「聞けるわけないだろ恥ずかしい」
幼友「マジでわかんない?」
幼「わからん」
幼友(男君はそういう対象から除外されきってるから余計戸惑ってんだな
でもまあこれは自覚してないにしても前進ってことかな?)
幼友(なるほどドラミちゃんか…幼馴染みの気持ちを間接的に気づかせるか…これなら男君も納得するっしょ)
幼友「あーそうだ幼馴染みに言おうと思ってたんだ
男君のこと好きだわ」
幼「!?」
寝る
乙
気になる
今来たけど初っ端から>>3を守ってない件
おつ
そろそろ起きましょうか
設定ミスはほんとすまん
書いてく
幼「は!?え?あんたら付き合ってないんでしょ?どういうこと?え?」
幼友「うん付き合ってないよ」
幼「えっと…あぁまだ告ってないだけ…だよね?えっと…あー……が…がんばれ?」
幼友「ハハハ慌てすぎ
男君のことは友達として好きなだけだよ見事に騙されたね」
幼「なにそれ…焦って損した」
幼友「じゃあここでクイズ」
幼「なにさ」
幼友「なんでそんなに慌てたの?」
幼「そりゃあんたに好きな人ができたって言われたからだろ?
半分嘘だったけど」
幼友「ブー不正解」
幼「え?他に理由なんてないじゃん」
幼友「ハァ…マジか…まあ正解は自分で考えてね
もっと根元から違うってことだけおしえとくよそれじゃ」スタスタ
幼「は?あっおい待てよ!……根元?」
その夜
幼「根元ってなんだよ…風呂はいろ」
ザパ-ン
幼「根本から間違ってるってこと?私が焦ったのは幼友のことじゃないってこと?」
幼「わかるかよ!偏差値70でも解けねえぞ」
男「何がわかんないの?」ガララ-
幼「うわああああああ!!!!」
男「ぐおお大声出すな」
幼「何入ってきてんだよ!」
男「昨日言っただろ明日も行くって」
幼「ムキになってんじゃねえよ出てけ!」
男「もう抜いじゃったもんねー体洗うわ」ザ-
幼「ちょっと!」
男「もう濡れちゃったもんねー」
幼「こいつ…!」
男「で?何がわかんないの?」
幼「あ!?てめえにだけは絶対言わん!死んでも言わん!」
男「おいそりゃないだろ
せめて何系かだけでも教えろよ」
幼「言わないっつってんだろ!」
男「えー気になる」
男(幼友さんに喧嘩のことは気にしないで!構わず風呂凸していいよ!とか言われたから行ったけどなんだこれ)
幼「一生気になっとけアホ」
男「幼馴染みって怒ると語彙力激減するよな
バカだのアホだの小学生かよ」
幼「うるせえよ」
男「ああそれもよく出るな忘れてた」
幼「うるせえ!」
男「ほら出た」
幼「あーもういいよ教えてやるよ!」
男「おっマジで?待ってました」
幼「えっと……幼友がお前のこと好きだってさ」
男「へ?」
男「あらそうなの」
幼「リアクション薄くない?」
男「えっそう?超びっくりだよ俺」
幼「まあ友達としてらしいけど」
男「ああなるほどね納得した
それならなんか言ってそうだわ」
男(そんな事だろうとは思ってたよ)
幼「もっとこう…びっくりしたりとか……慌てたりとかしないわけ?」
男「いやビックリはしたけど慌てるか?なんかおかしくね?」
幼「いやおかしくない」
男「おかしいっしょ…慌てるのはもっと重要な時じゃね?」
幼「重要?」
男「そうそう…湯船入りたいんだけど」
幼「頭おかしいの?」
男「寒い早く」
幼「おい無理やり入るな!入らないって!」
ザプン
男「ほら入った」
幼「入ったけどさあ…」
幼「向かい合わせって恥ずかしくね?」
男「どうすんの」
幼「背中合わせとか」
男「わかった動くぞ」
幼「昨日みたいにならないようにな」
男「忘れるんじゃねえのかよ」
幼「今だけ思い出せ」
男「今日は何事もなく移動できたな」
幼「じゃあ昨日のことは忘れろ」
男「へいへい」
男(背中合わせやべえ!密着してんじゃん肌)
幼(なんか暑い…長く入りすぎたか?のぼせた?)
幼「……なんか話せよ」
男「えっ?あーお前が何に悩んでるかはさっぱりだけど手伝って欲しいならちゃんと言えよ?できる限りのことはしてやるからさ」
男(急にあんなこと言い出すんだから何かあったんだろうな
俺にプラスなことだといいけど情報が足りなさすぎる)
幼「うんじゃあ…誰にも相談できなくなったらするわ」
男「俺もお前の嫌がることはしたくないけどそんな深刻そうな顔してると心配になるぞ」
幼「マジ?そんな顔してた?」
男「してるしてる今も鏡越しで見えるもん」
男「あっ」
幼「よし出ようか!お前にしなきゃいけないことが出来た」
男「嘘!嘘です許して!別に見ようと思って見たわけじゃないし!鏡あったからいけるんじゃね?って思ったらほんとに出来ただけだから!」
幼「ほら右か左か選べ」
男「両方ですか?」
幼「Yes!」
男「助けて!」
幼「逃がさんぞ」
乙カレー
これで本出版しても面白そうなんだけどなぁ
書く
頼むぞ
男「痛え」
幼「一発にしてやったんだ褒めろ」
男「両手で両頬ビンタは痛いって」
幼「褒めろっつってんだろ」
男「嫌だ」
幼「おうわかったから帰れ」
男「あーわかりましたよ!帰る!」
幼「怒ってんじゃねえよ」
男「うるせえ!見えちゃうもんは仕方ないだろ!」
幼「だから一発で終わりにしてやったんじゃねえか」
男「クソムカつく」
幼「勝手に言ってろ」
男「まあその悩みってやつも俺に相談する前に解決してくれよ」
幼「善処する」
男「じゃあまた明日な」
幼「行ったか」
幼(普通あいつお前のこと好きだってよとか言ったら驚くだろ何あのリアクション)
幼(もしかしてあれが普通なのか?おかしいのはこっちなのか?)
幼(いやいや違うだろ明らかにおかしいのはあっちだ)
幼(根本から違う…か)
幼(ん?)
幼(ちょっと待てよおかしくね?)
幼(それじゃまるで私が男のこと好きみたいになっちゃってるじゃん)
幼(なわけないだろあいつは弟みたいなもんなんだから)
幼「電話するか」プルル
幼友「どした」ガチャ
幼「弟と風呂入るってどうよ普通?」
幼友「え?どういうこと?」
幼「いやそのまんまだけど…弟いたっしょ」
幼友「全然普通じゃないよ急にどうしたの?」
幼「…」
幼友「おーい?」
幼「えっやべえ…ちょっ……切るわ」
幼友「理解できないから説明してから切って」ブツ
幼友「切れた…あ!!弟って男君のことか!!気づくの遅かったー」
<弟「うるせえぞブス」
幼友「黙ってろチビ!!」
幼(嘘…私は男のことが好きだった?)
幼(誰かに取られるのが寂しいのは好きだからなのか!?)
幼(でも男のことが好きだと仮定すると割と色んなことが納得できちゃうんだよなあ)
幼(嘘だろバカみてえじゃねえかよこんな歳になってようやく男のことが好きだってことがわかるって)
幼(自分に言い聞かせてたってことかよ恥ずかし)
幼(ていうかまだ好きで確定したわけじゃないし!もしかしたらなだけだし!)
幼(好きってことは意識してるってことだろ?つまり明日すんなりデート的なことに誘えることが出来れば問題ないってことだな)
幼(なんだ…全然余裕そうじゃん
ふー焦って損した)
幼(寂しいなーとか思ったのいつからだっけえっと…)
幼(うげえだいぶ前だ!仮に!もし仮に好きだとしたらそっからってことか)
幼(って何考えてんだよ)
幼(全部男のせいだムカつく明日すっぱりデートに誘って好きじゃないこと証明してやるよゴルァ)
男(幼馴染みの身体クソ綺麗だった…最高)
いいぞ
翌日
男「ふーやっと授業終わったやることないし帰ろっかな」
幼「おうコラ面貸せや」
男「何?なんでそんな鬼みたいな顔してんの?」
幼「知らん」
男「まあいいやどうしたの」
幼「今から……一緒に…これから…えーと……一緒に…」
男「何?殴りに行くの?」
幼「違うわ本だよ本!本買いに行くぞオルァ!」
男「本買いに行くのはいいけどなんで怒ってんの?」
幼「うるせえ!!!」
男「また出た」
幼「ほらさっさと用意する!!行くぞ!!」
男「あっわかった例の悩みか?俺を頼る気になったか?」
男(クソ気になるんだよ『好きな人…出来ちゃった』とか最悪だからな俺以外に惚れるなんて許さんぞ)
幼「えっ!?……あー…まあ大体終わった…かな?」
男「あらそう…終わったら話してね」
幼「嫌」
男「何でだよ…」
幼「お前にだけは相談もしない!!」
男「なんだよそれ!酷いじゃないか俺だけハブなんて!」
幼「うるせえバカ!!てめえは一生知らなくていいんだよ!!!」
男「ほら準備終わったから行くぞ!」
幼「クソムカつく」
男「こっちのセリフだ」
男「で?何買いに行くの?」
幼「あー料理本と漫画」
男「ふーん」
幼友「何?喧嘩でもした?」
幼「した」
男「俺は悪くないかんな」
幼「全部お前のせいだよ」
男「俺が何したんだよ」
幼「黙ってろアホ」
幼友(おっこれは言ってみたかった台詞言えるんじゃない?)
幼友「まあまあお二人共夫婦喧嘩はそのへんにしときなよ」ニヤニヤ
幼友(やべえ楽しい)
男「俗に言う夫婦喧嘩はもっと甘甘だろ?これだとなんかすげえガチっぽいぞ」
男(自分でもすごい事言ったってわかるわ恥ずかしくなってきた)
幼友「ていうかどこ行くの?」
男「本屋だって」
幼友「2人で?マジかよヒューヒュー!」
男「ちょ!やーめーろーよー」
男「ていうかお前もなんか言えよ」
幼「お前と夫婦なんて……クソッ死ね」
男「ひどい」
幼友(ほほう)
幼友「まあせっかくのデートなんだし楽しんでね」
男(ハッ!口喧嘩に夢中でデートってこと忘れてた!幼友さんファインプレーじゃん)
幼「デート!!そんなんじゃねえよ!!」
幼友「男女仲良く2人でお買い物
これをデートと言わずして何と言う?」
幼「あーハイハイデートね行くぞ男」
男「ごめんね幼友さんデート楽しませてくれ
あと能力返して」ボソ
幼友「行ってらっしゃい能力はもう少し待って」ボソ
幼友(ここで余計なことしちゃダメな気がするしね)
幼「早く来いさっさと済ませるぞ」
男「今行くよ」
幼(まあこれはすんなり誘えたうちに入るよな?入る…よな?)
しえ
はよ
面白い
男「てかなんで俺誘ったのさ嬉しかったけど」
幼「いやだって今日お前の好きな漫画の最新巻の発売日だしついでに」
男「あっ今日なの?助かったわ忘れてた
言っとくけど先に読むのは俺だからな」
幼「チッ...はいはい」
男(あっ嬉しいとか普通に言っちゃったよ...まあ本音だしいっか)
幼(嬉しいっつったよな今...なんだ緊張する必要なかったじゃん...いや緊張なんてしてねえし)
男「何て言ってる間についたな」
幼「まず料理のとこ行くからお前先漫画買っちゃえよ」
男「おうサンキュ」
男「おーい幼馴染み終わったぞー」
幼「やべえよ漫画ねえ!!」
男「まじかよ」
幼「うわクソ楽しみにしてたのに」
男「再入荷はいつ?」
幼「だいぶあと」
男「マジか...じゃあでかい本屋行くか」
幼「えっいいのか?」
男「当たり前だろ何言ってんだよ」
幼「おう...ありがと...」
男「まあ電車は使うけどなほらいくぞ」グシャ
幼「てめえ髪いじんじゃねえ」
男「お?これがいいのか?」ワシャワシャ
幼「なっおい...ちょっ...やめ...うあ......」
男(えっなんかしおらしくなったんだけど可愛い)
幼「頭...手ぇどけろ...バカ」
男「おうすまんな」
眠いから寝る
お疲れ
おつ
あげ
から
書く
電車
幼「一駅だしドアの前にでも立つか」
男「そうだな」
幼「その本屋になかったらどうしよ」
男「そうだな...」
幼「あーでも今はamazonとかあるのか」
男「そうだな」
幼「お礼にアイスおごってやるよ何欲しい?」
男「ハーゲンダッツ」
幼「殺す」
男「は!?」
電車「揺れるよ」グラリ
男「危なっ」ムニュ
男(うお壁ドンならぬパイドンだこう言うラッキースケベ夢だったんだよな
だが落ち着け逆に考えるんだ俺ここは本当の紳士になれ)
男「すまんすぐどくわ」
幼「か...顔近いわ......死ね」
男「えっ」
男(もしかしてバレてない?このままもう少しだけ堪能させてもらっても大丈夫な感じ?)
男「スマンデンシャガウルサクテキコエナイミミモトデイッテ」ズイ
幼「顔近いっつってんだよアホ!」
男「うるっさ!!」
幼「あとおっぱい触ってんじゃねえよカス!!」
男「気づいてんのかよ先言え!!」
幼「どっち先でもいいだろ!」
男「良くないだろ揉みしだかれるかもしれないんだぞ!!」
幼「お前が揉みしだいてもなんとも思わないし別にいいよ死ね!!」
男「えっ......いいの?」
幼「何反応してんだよ」
男「揉みまくるんだぞ?ほんとにいいのか?後悔しないか?」
幼「誰が揉んでいいなんて言ったんだよ」
男「なんだよ1度言ったことは必ず成し遂げるの幼馴染みじゃなかったのかよ」
幼「いつの話してんだよ」
男「ああそれともビビってる?」
幼「あ”?」
男(マジかよまだこれで釣れるのかよ)
幼「いいぞ揉ませてやるよ明日家来い返り討ちにしてやる」
○○デゴザイマス
男「ほら着いたから降りるぞ」
幼「お前こそ忘れんじゃねえぞ肋骨粉砕野郎」
男「あ”?」
幼(まだ馬鹿みたいな理由で肋骨バキバキにしたの気にしてんのかよ)
男「上等だよヒイヒイ言わせてやんよ」
幼「覚悟しとけカス」
男「こっちのセリフだ」
その夜
男「ついカッとなって頭のおかしい約束をしてしまった」
男「あれから家帰るまで昔のこと引っ張り出して煽り煽られで疲れた」
男「せっかく二人きりだったのにいつもりひどいってやばいだろ」
男「申し訳ないことしたな」
男「何より明日は俺にメリットしかないから余計に罪悪感」
男「明日はテンパらないようにしよ
...できるかな」
幼馴染みの家
幼「なんつう約束したんだ私は!!!」
幼「ついカッとなって売り言葉に買い言葉で...アホかよアイツは!ていうかもっとアホなのこっちだ!!」
幼「......いや別に触らてたってなんともねえし!!今日だってすんなり誘えただろ!」
幼「ムカつく!!イライラする!!なんで家にいるのに男のこと考えなきゃいけないんだよ!!!」
幼「明日は無反応でいこう」
幼「そんでもってギャフンと言わせる」
寝る
乙
乙おつーはよ
おつー
wktk
書く
翌日
男「どうしようほんとに揉んじゃっていいのかな
俺としては揉みたいけど何とかしてうやむやにできないだろうか」
男「ていうかあいつと顔近くなって怒られること多くなったな」
男「前まで無反応だったしこれは...?」
男「いやいや何回ヌカ喜びしたと思ってんだよ俺反省しろ」
男「まあでも進展はしてる...よな?」
男「あっそうだこんな時のドラミちゃんじゃないか」
男「学校行って聞くか」
幼「くっそ...何とかしてうやむやにできないだろうか」
幼「最近あいつと顔近くなること多いな...前は全然そんなことなかったのに」
幼「ああ幼友に相談しよそれがベストだわ」
幼「学校行って聞こ」
学校
男「と言うことで助けてドラミちゃん」
幼友「何やってんのさ君達は」
男「ぶっちゃけ揉みたいけど人間としてやばい気がする」
幼友「まあいいや考えとくね」
男「マジかクソ助かるありがとう」
幼友「はいよじゃあ授業だし行くね」
男「ありがとう心の友よ」
幼友(うーんどうしようかな)
幼「あっいた幼友ヘルプ」
幼友「何さ」
幼「と言うことで助けて」
幼友「バカだね」
幼「いやまああいつのことはどうでもいいんだけど流石に行き過ぎと言うか」
幼友(こいつまだこんなこと言ってんのか)
幼友「でも幼馴染みも男君も昔のことたくさん覚えてたんだからどうでもいい枠には入らなくない?」
幼「.........今はそんな事いいから考えてよ」
幼友「はいはい」ニヤニヤ
幼「何ニヤニヤしてんの」
幼友「いやその割には嬉しそうだなーって思って」
幼「からかわないでよね全くもう......何言ってんのさ」
幼友「考えとくよ」
幼「真面目に頼むよ」
幼友(うーんどうしよう...あっそうだ)
放課後
男「どう?」
幼友「男君の能力使わせてもらったよ」
男「おおその手があったか」
幼友「と言うかここまでしたんだから彼氏作り手伝ってよね」
男「ウス!!ザっす !!」
幼「幼友どう?」
幼友「うん大丈夫だよ」
幼「で?私はなんて言えばいいの?」
幼友「ああ流れに身を任せてればいいから」
幼「えっほんとにそれでいいの?」
幼友「信じてよ悪い方向には向かわないって誓うよ」
幼友(だって能力使ったもんね)
幼「いやー助かったありがと」
幼友「じゃあ彼氏作り手伝って」
幼「おう」
男(ああでも一応幼馴染みとは言い合ったまんまだな昨日の感じで来るのか?)
男(いやそんなことないだろ)
幼「ああいた男だ」
男「おう」
男(良かった普通だ)
幼「帰るぞ」
男「OK」
帰り道
幼「そろそろテストじゃん」
男「あー勉強しないと」
男(なるほど記憶消したのかな?流石幼友さん)
幼「うお犬だ」
男「お前の犬嫌いはいつになったら治るんだ?」
幼「うるせえな怖いもんは怖いだろ
お前だってピエロ怖いだろ」
男「いつの話してんだよ」
幼「今も怖いの知ってんだからなバーカ」
男「は?別に怖くねえし」
幼「見栄張るねえピエロ見せてやるからうち来いよ」
男「見栄張ってねえし...バカはお前だろ」
幼「うるせえ!黙ってピエロ見てろ!」
男「は?いいぜ何分だって見てやるよ来いや」
幼馴染みの家
男「すいませんでした」ブルブル
幼「あははは!肩しがみついて震えてやんのだっせ!!」
男「なんとでも言え...あと俺から離れないでずっとそばにいて」ギュウウ
幼「お......おう...」
男「意味わかんねえよこええ」ギュウウ
幼「おい抱きつくな...言っても無駄かこうなったら落ち着くのに時間かかるし」
男「おい動くな!」ガクガク
幼「めんどくせえ!どこにも行かねえよ!...ずっとお前のそばだよ!!」
男「うう助かる」ガクブル
幼「落ち着いたか?」
男「お陰様で」
幼(どうせ今回も必死で何言ったか覚えてないんだろな
なんか告白みたいなこと言ってたし)
男「なんでそんなニヤけてんの?」
幼「えっ今ニヤけてる?」
男「うんすごく」
幼「......てめえのせいだハゲ!!!」
男「は!?どう言うことだよ!!!」
寝る
おつ
いい感じ
もっと見たい
書く
男「俺のせいってどういうことだよ!!」
幼「うるせえムカつくんだよ!!」
男「にやけ顔なおしてから言え!」
幼「何なんだよ最近のお前は!困らせんじゃねえよアホ!!」
男「うるせえこっちはてめえに何年困らせられてると思ってんだ!」
幼「昨日だっておっぱい触るしよ!意味わかんねえよ!」
男(あれ?記憶あんじゃんどういうことだ)
幼「ていうか触るんじゃねえのかよ覚えてねえとは言わせねえぞ肋骨!!」
男「ざけんな!!忘れるわけないだろバカ!!」
幼「おうじゃあ揉んでみろ馬鹿野郎!」
男「あーいいぞ揉むからな?いくぞ?」
幼「さっさとしろポンコツ!!」
男「黙って揉まれてろ!」
幼「おら......早くしろよ」
男「おう...今やるよ」
ムニュ
男「.......................................ッ」
幼「.......................................ッッ」
男「.........」
モミ
幼「...............」
モミモミ
男「...........................」
幼「.......................................」
シーン
幼「.........」
男「.........」
幼「......揉みすぎだよアホォ...」
男「...すまん」
男(あまりに恥ずかしすぎて黙っちゃったよ今俺顔赤い自信ある)
幼(声全然出なかった...体は熱いし男も黙っちゃうしなんか雰囲気おかしい)
幼「か...顔真っ赤だぞ」
男「お前こそゆでダコみたいだぞ」
シーン
男(会話続かねえ)
幼(なにこれ)
男「顔洗いに行くわ」
幼「待って私も行く」
幼「あっしまった」ズルリ
男「うおこっち倒れ込んで来んな」
ドサ
男(またこれか...おいしいけど痛いんだよなあ)
男(ん?唇に柔らかいものが...)
男(ハッ!キス!接吻してんじゃん!)
男(うおお柔けえし顔ちっか!!)
男(やばい!さっきまであんなことしてたから余計に恥ずかしい!!あとこいつと結婚したい!)
バッ
男「キスしちゃったよ!ごめん!」
幼「......バカァ...もう帰れぇ.........」
男「おうすまんな!じゃあな!」
幼「うう...ごめん...」
男「謝んなくていいから!ね?お邪魔しました!」
幼「...行ったな」
幼「うわあああああキスしちゃったよ!!マジか!!!」ジタバタ
ドラミくそナイス
幼「おっぱい触られてキスされてってもうなんだよアホかよ!!」
幼「ぎゃああクソ恥ずかしい!!もう煽り耐性つけようマジで!!ろくなことにならん!!」ゴロンゴロン
幼「うわ明日どんな顔して会おう」
幼「......男とキスかぁ」
幼「だからなんであいつのこと好きみたいになってんだよ!」
幼「あいつは出来の悪い弟」
幼「...弟とは一緒に風呂入ったり顔が近いのが気になったり胸揉んだりキスしちゃったあと恥ずかしくなったりしないよ...」
幼「てことは好きな人と不可抗力とはいえキスしたことになるのか」
幼「そう思うと余計に恥ずかしい死ぬ!」
幼「うわあ自分でもにやけてんのわかる...キモイ」
幼「あーでもなんかすごいスッキリしたわ」
幼「キルアもこんな気分だったのかな」
男の家
男「うわあああああキスしちまったああああ!!煽り耐性つけようマジで!!!」
寝る
おつおつ
おやすー
かけてないな
すまん明日はかけると思う
まだかー
まってるぜ
書く
よっしゃ
翌朝
男「あいつが昔のこと覚えてるんだったら今日の学校は問題ないな
気まずくなったら『頭を冷やそう』っつって交互に学校を休むはずだ」
男「学校行くか」
幼「気まずいし今日は学校休むか
明日は男が休むだろう」
幼「寝るか...」
学校
幼友「よう男君」
男「どうしたの」
幼友「昨日のキスはどうだった?」
男「今は気まずいけど最高だった……なんで知ってんのさ」
幼友「そりゃ能力使ったもん」
男「おかしいと思ったんだよ
からかわれるのが嫌で中二あたりから学校で話さなくなったのに昨日はお互い疑問も持たず一緒に帰ったんだから」
幼友「幼馴染みは?」
男「あいつは学校来ないよ 明日は俺が休む」
幼友「えーつまんな」
男「悪かったなこっちはそれどころじゃないんだ」
続木くんお願いします
幼友「でもさっき窓から幼馴染み見えたよ?」
男「そんなわけないだろあいつがこのことを覚えてないはずない」
幼友「なんつー自信」
男「俺でも忘れてること覚えてるんだから自信も出るわ」
幼「……」ガラガラー
男「は?」
幼友「自信がなんだって?」
男「……」
幼友「あっ黙っちゃったよ」
幼「……」
幼友「おいおい二人とも空気悪いぞ」
男(てめえのせいだろ殺すぞ)
幼「ごめん男むりやり母さんに学校行かされた」
男「そんな事言うなんて珍しいな」
幼「でしょ?なんか変だったんだよね」
男「……」
幼「ていうか昨日の事誰にも言うなよ」ヒソヒソ
男「おう」ヒソヒソ
男(近い…昨日を思い出してしまう)カアア
幼(うわ…男顔真っ赤じゃん…昨日の事思い出しちゃったよクソ)カアア
男「……あれ?幼友は?」
幼「…いないね」
男「嫌な予感がする」
幼「そんな気はするけど大丈夫でしょ
き…昨日のアレは2人だけの秘密なんだし」
男「そうだな…あとそれなんか付き合ってることがバレたくない恋人みたいだな」
男(何言ってんだ俺
俺も幼馴染みも気が動転して頭のおかしい発言が多発してるな)
幼「おう…そうだな」
男「あっ大丈夫じゃねえ」
幼「は?どういうこと?」
男「俺の変な力あったじゃん!」
幼「あったね」
男「あれ昨日まで幼友に貸してたからき…昨日のアレあいつ知ってるぞ」
幼「マジかよなんで貸したのさ」
男「まさかキスしろなんて願われるとは思ってなかったからだよ」
幼「……今キスとか言うなアホ
何がどうあれ私達がキ…キスしたのは事実なんだし」
男「お前もキスっつってんじゃねえか」
幼「うるせえ意識させんなアホ幼友探すぞ」
男「捕まえる前にばらまかれてたら終わりだな」
幼「そしたら堂々と正面からキスしてやるよ」
男「清々しくていいな俺もお前にお熱いキスしてやるよ」
幼「じゃあ私西口の方行く」
男「俺は東口だな」
幼友「音殺して歩くこと癖にしといてよかったうまく逃げられた」
幼友「この情報どうしよ…正直今のあのふたり見てるだけで面白いんだよなあ」
幼友「お互い意識しあっちゃって顔真っ赤にしてんの見てて飽きないわマジで」
幼友「ていうか今男君に会ったら怒られていろいろ聞かれて口止めされるんだろうな」
幼友「……それやだな」
幼友「口止めされる前にキス情報ばらまいちゃうか」
幼友「そもそも男君と幼馴染みが腐れ縁なこと知らない人多いしどうやって説明しようかなーうーん」
幼友「めんどうだしTwitterで呟いてやれ」ポチポチ-
幼友「…けっこう大変なことやらかしたな……まあいいやおどおどしてる2人はかわいいし見応えあるっしょ」
支援あげ
支援
男(なんか頭のおかしい約束をした気がする
そんな事気にしてる場合じゃない急がないと)
幼(キチガイみたいな提案持ち出したような気がする
ていうか急がないと幼友逃げる)
男の友達「おうお前幼馴染みさんとキスしたんだってな!しかも家近くて昔からの仲なのかよ知らなかったわ」
男「は?」
幼馴染みのクラスメイト「男君とキスしたってほんと?しかも腐れ縁なんだって?」
幼「え?」
ktkr
あげ
男「なんで知ってんのさ」
男の友達「Twitter」
男「終わった」
男の友達「え?何?マジなの?」
男「隠しても無駄だしな…マジだよキスっつっても事故だけど」
男の友達「マジかよすげえなキスどうだった?」
男「最高だった」
男の友達「何?幼馴染みさんのこと好きなの?」
男「好きに決まってんだろバカかあんなに優しくて話しやすくて居心地がよくてスタイルが良くて美人なやつが昔からそばにいるんだぞ好きにならない方がおかしい」
男の友達「大好きすぎだろ」
男のクラスメイト達「キスおめでとうお前幼馴染みさんのこと好きなのかよマジか」ワイワイ
男「好きになるに決まってんだろ取るんじゃねえぞてめえら!!!」
男(あー隠してたのにバレちゃったよ…ていうか幼友さんどうしよ)
幼「なんで知ってんのさ」
幼馴染みのクラスメイト「Twitter」
幼(後で幼友ぶっ殺そう)
幼馴染みのクラスメイト「何?マジなの?」
幼(ここで隠し通せばバレないんじゃね?)
幼「ガ…ガセだよ」
<オトコガオサナナジミサントキスシタラシイゼ
<マジカヨソレホントナノ?
<マジマジホンニンニカクニンズミダモン
幼馴染みのクラスメイト「嘘じゃないじゃん」
幼「キスっていっても事故だからね!あいつとは付き合ってないからね!」
幼馴染みのクラスメイト「ちなみに男君のことは好きなの?」
幼(ここで好きなんて言ったら噂が広まるスピード早くなりそうだし尾ひれつきそうだな)
幼「いやまあ…特には…」
幼(余計嘘臭くなったやべえ)
幼馴染みのクラスメイト「でも顔赤いよ?」
幼「これがデフォだから」
幼馴染みのクラスメイト「……
まあいいやそういうことにしとくね」
幼(今までうまく隠してたのになー…ていうか幼友どこだろさっさと見つけてこれ以上の情報の拡散を止めないと)
放課後
幼「なんであんなことしたのさ」
男「ほんとだよ今までうまーく隠してたのに」
幼友「今までうまくかくしてた割には余計な情報まで出回ってるらしいんだけど」
幼「どんな?」
男「ていうか今はそんなことどうでもいいだろ?」
男(情報源俺だしね…バレたこと考えると怖い)
幼「確かにね…で?なんでこんなことしたの」
幼友(おどおどしてる2人を見たいとは言えないしなんかあんまりおどおどしてないなあつまらん)
幼友(あっそうだ)
幼友「実は能力の副作用で…」
男「俺のやつ?」
幼友「そうそれ…もう縄ほどいてくれない?」
幼「仕方ない」シュルシュル
幼友「能力の持ち主でない人が使ったからだと思うんだけどいろいろな制御ができなくなるみたい」
男「つまりツイートしたいと思っちゃったからしちゃったと」
幼友「多分そう」
幼友「そして今は君達ふたりがキスするところが見たいと思ってる!!やべえ!制御ができねえ!また良からぬことツイートしちゃうかも!」
幼「はぁ!?マジで言ってんの!?」
男「やべえよどうする!」
幼友「キスするしかないんだよ!さっさとキスしな!!」
幼友(そろそろ幼馴染みも自分の気持ちに気づいてるはずだしこれは見物だわ)
幼「とりあえずこいつまた縛ろう!」
男「おうそうだな」
幼「とりあえずこんなもんか」
幼友「早くキスしてるとこ見せて」
男「どうする?…キスする?」
幼「おう……他に方法なさそうだしな…」
男「よし…行くぞ」ガシ
幼「うわああ肩掴むな!びっくりするだろ!」
男「うおっごめん」パッ
幼「さっさと済ませるぞ…」
男「お前顔真っ赤だぞ」
幼「うるせえ!なんで今そういうこと言うんだよ!!あとお前も真っ赤だからな!」
男「当たり前だろ!!ふざけてんのか!!」
幼「待て!昨日と同じ流れだぞ反省しろ」
男「そうだな落ち着くか」
幼「…」
男「…」
幼「そういや今朝キスする約束したな」
男「だからなんでそういうこと言うんだよ!!!」
幼「お熱いキスしてくれるんじゃなかったのかよさっさとしろ!!」
男「待て!落ち着こう!」
幼「そうだな…悪い」
男「…」
幼「…」
幼友「さっさとキスしろよ!!!!」
あげ
どうなる