男「俺に>>3の能力があればなあ」 ID:DooJWVpN

50以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/02/23(火) 19:52:43.64 ID:DooJWVpN

割と反応もらえててワロタ
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52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/02/23(火) 19:58:28.10 ID:DooJWVpN

幼友「じゃあここ連絡してね
幼馴染み待たせるのも悪いし行こっか」

男「はいよ」

男(成り行きで連絡先交換しちゃったよ…なにこの罪悪感)

幼「遅い」

幼友「そう?そんな時間経ってないけど」

幼「遅いったら遅い」

男「ていうかこれからどうするの?」

幼「私達はそこら辺ぶらつくから帰っていいよ」

男「えっそれ男としてどうなの?」

幼「これから服とか買いに行くんだよ女二人と女物の服しかない店に入るの嫌だろ?待たせるのも悪いし」

男「まあそういうなら帰るけどさ」

幼「わかればよろしいほらさっさと行く」

男「へいへい」

男(なんか納得いかない…まあいっか)

53以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/02/23(火) 20:08:38.52 ID:DooJWVpN

幼「行ったか…先程はなにやら楽しそうでしたね」

幼友「さっきも言ったけどそんな長い時間じゃなかったって」

幼「いや長かった」

幼友「そうかなあ」

幼「ていうか何話してたの?教えなさいようりうり」

幼友「それ聞きたいがために男君帰らせたの?」

幼「いやまあ半分くらいだから大丈夫でしょ
100%本心じゃないし実際これから服買いに行くし」

幼友「何話したっていうか…えーとあんたの話して連絡先交換しただけだけど」

幼「連絡先交換しただけ!!熱いねヒューヒュー」

幼友「別にそんなんじゃないから」

幼「ハハハ今に見とけ男はそのうち自然とお前を目で追うようになるぞ
そんでお前も目で追っちゃってるから目が合って『えっ…?カアア』とかなっちゃうぞ」

幼友(目で追われてるのはお前だよ気付け)

幼友「あーはいはいそうですね」

幼「流すな」

54以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/02/23(火) 20:15:38.52 ID:DooJWVpN

その夜

男「いい男とは思われてるんだ…弟から1人の男になるだけじゃないか……はぁ」

スマホ「プルルルル」

男「幼友さんから電話だもしもし?」

幼友「やあ君の好きな人はめんどくさいな」

男「適当に聞いてる振りしとけばすぐ終わるよ
というかどうしたの?」

幼友「いやちょっと幼馴染みが男君にとって強敵すぎるから今度そこら辺の喫茶店で話し合わない?」

男「えっそんなにしてもらえるんすかあざす行く行く」

幼友「じゃあ明日ね」

男「うっす」

男(あっ能力の話もしないと…これどうやって説明しよ)

55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/02/23(火) 20:27:14.78 ID:DooJWVpN

翌日

男「俺はどうすればいいんだ教えてください」

幼友「男君のことを意識させればいいんじゃない?あれ?こいつ俺のこと好きなんじゃね?みたいな」

男「やりましたよそれ…しかもテンパってお前はカワイイ!超好み!とか言っちゃったし」

幼友(本当だったんだアレ)

幼友「で?反応は?」

男「『そっかどうも』くらいでかるーく対処された」

幼友「いやほら実は極度のツンデレで言葉ではそう言っても…みたいな………無いな」

男「無いな」

男「その後も…あっそうだこれどうやって説明しよ」

幼友「なに?どうしたの?」

男「いや後で信じてもらうんだけど俺実は『なあ』を語尾につけて言うと実現する能力持ってるんだ」

幼友「なにそれ」

男「そうだな…ここ喫茶店だしこの中で絶対に頼まない嫌いなものある?」メニュ-ペラ-

幼友「コーヒー!匂いで既にダメ!嫌い!死ね!」

男「ふむなるほど
幼友さんがコーヒーを注文すればなあ」

幼友「本気で言ってんの?ってアレ?勝手に手がピンポンするアレに向かってる…?」ピンポ-ン

店員「お伺いします」

幼友「ホット……コーヒー…ひ…ひとつ……」グギギ

店員「かしこまり」

幼友「何ぃ!よりに寄って臭いがよくするホットを頼んでしまった!」

56以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/02/23(火) 21:05:58.92 ID:DooJWVpN

男「ね?ああコーヒーは俺がササッと飲んじゃうから」

幼友「ありがと…じゃあその能力で幼馴染みを惚れさせないのはなんで?」

男「さすがに意思は捻じ曲げたくない」

幼友「すごいなあ…それ沢山ある武器の中でフカフカのバット選んでるようなもんだよ」

男「でも流石にこれ使わないと無理な気がしてさ
だからドラえもんポジションで使うってことで今は落ち着いてる」

幼友「あれ?この前誰かさんにドラえもんって言われたような気がするんだけど」

男「ああそれは間違いだよ
どっちかって言うと幼友さんはドラミちゃんだわ」

幼友「割とどうでもいい~」

男「そうそれでその能力つかって幼馴染みに敏感になれって願ったら体が敏感になっちゃってさあ参ったよHAHAHA」

幼友「えっ!?何したの!?やる事やっちゃったの!?」

男「そんな訳ないだろくすぐり倒しただけだよ」

幼友「えっそれどうなの?あんたら的にはOKなの?」

男「いや飯食ってくところだったのに帰っちゃった
超可愛かったけど申し訳ないことしたよ」

幼友「へえ」

57以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/02/23(火) 21:13:02.55 ID:DooJWVpN

幼(フラっと寄った喫茶店に男と幼友いて超ビックリ
何話してるか分かんないけど楽しそうじゃん何がそんなんじゃないからだよまったく)

幼(昨日といい短時間で距離縮まってんなあオイ
マジで付き合うんじゃねえのかあいつら)

幼(あいつら付き合ったらしばらく男とは話さないのか…なんかそれはそれで寂しいな)

幼(まあ相談くらいなら乗ってやるか
……彼氏ねえ…どうなんだろ…私は彼氏欲しいのか?自分でもわからん)

幼(彼氏にするんだったらイイ男がいいなあーどんな奴がいいかな)

幼(…うーん具体的に出てこないな…なんか妙にムズムズするなあさっさと出てこい理想の彼氏像)

幼(モヤモヤムズムズでイライラするわちっとも出てきやしねえ…食べるもん食べたし帰ろ)


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