男「忘れるんじゃねえのかよ」
幼「今から忘れろいいな」
男「忘れてっから明日も行くわ」
幼「ああ言えばこう言う」
男「お互い様だろ」
幼「つーかお前あんまり私といちゃダメだろ」
男「なんで?」
幼「なんでって…失礼だろ私だったら嫌だ」
男「主語をいえ主語を」
幼「幼友だよ」
男「は?幼友さんがどうしたの?」
幼「お前ラノベの主人公かよ」
男(うわこいつに言われたくないランキング二位の言葉がついに出た
一位はごめんなさい君とは付き合えない)
男「どういうことだよ」
男「忘れるんじゃねえのかよ」
幼「今から忘れろいいな」
男「忘れてっから明日も行くわ」
幼「ああ言えばこう言う」
男「お互い様だろ」
幼「つーかお前あんまり私といちゃダメだろ」
男「なんで?」
幼「なんでって…失礼だろ私だったら嫌だ」
男「主語をいえ主語を」
幼「幼友だよ」
男「は?幼友さんがどうしたの?」
幼「お前ラノベの主人公かよ」
男(うわこいつに言われたくないランキング二位の言葉がついに出た
一位はごめんなさい君とは付き合えない)
男「どういうことだよ」
幼「は?お前付き合ってんじゃねえの?」
男「どうしてそうなるんだよ」
幼「だって告られてたじゃん」
男「いつ?身に覚えがないぞ」
幼「あんな大声で言われたのにか!?」
男「声でけえよ」
幼「うるせえ!好きだとか言われてたじゃねえかよ!じゃああれは何なんだよ!」
男「おい待ていつの話だ?」
幼「今日だよ!バカ!」
男「は?お前…えっ何どこまで聞いたの?」
幼「好きだって言われてたとこだけ聞いた!死ね!」
男(とんでもない誤解されてんじゃねこれ
でもありのままの真実を話すわけにもいかんし…)
男「違うわ怒んなよ…えっとあれは…そうメニューの話!これ嫌いなの?って聞いたら怒られちゃってさあキレ気味に好きだ!だよ」
男(ナイスカバー俺!信用してた)
幼「へえなるほど!メニューの話ね!わかったよ!」
男「おいなんでまだ怒ってんだよ」
幼「知らねえよ!こっちが知りたいくらいだイライラする!」
男「まあいいや今日は帰るわ明日も来るぞー」
幼「二度と来んじゃねえよ!アホ!!」
男「あー怒った絶対行ってやる」
幼「クソ…好きにしろよ」
男「あーハイハイそうさせてもらうよ!」
幼「起こってんじゃねえよカス!!」
男「お前のせいだよ!!」
幼「お前のせいだろ!?付き合ってると思ったら全く関係ない話じゃねえかよ勘違いさせんな!!」
男「俺悪くねえじゃねえか!!」
幼「うるせえ!!黙ってろ!!!」
男「知らねえよ帰る!!!バーカ!!!」
幼「うっせバーカ!!!」
誤字った
脳内変換しといて
男「すげえ変な理由で怒られたからこっちまで怒っちゃったよ…やらかしたなあ」
幼「くそ勘違いかよ…恥ずかし…逆ギレしちゃったし…なんか流石に悪いことしたなあ」
翌日
幼友「昨日どうだった?」
男「風呂ぶっ壊して幼馴染みの家行って一緒に風呂入って喧嘩した」
幼友「見るからに元気ないもんな」
男「なんか付き合ってるって思われてたみたい…逆ギレされて怒っちゃったよ」
幼友「え?マジで?そんなふうに見える?」
男「好きだって言われてた!だってさ」
幼友「え?そんな事言ってな……言ったわ」
男「幼友さんのせいだから!なんとかしてよ!22世紀のロボットでしょ?」
幼友「まだそのネタ引きずるの…ん?ていうか一緒に入ったって言ったよね?」
男「あーうん半ば無理やり入った」
幼友「そっち詳しく聞きたい」
男「思い出すだけで恥ずかしいわ…言わない」
幼友「ケチ」
幼友「まあ…確かに誤解させちゃったし罪は償うよ
能力貸して?」
男「は?」
幼友「男君が『幼友さんにこの能力が渡ればいいなあ』って言えばいいんだよ」
男「おお流石ロボット発想豊か」
幼友(ついでに能力使って彼氏も作るか)
幼友「じゃあ早速貸して」
男「幼友さんに俺の能力が渡ればなあ」
幼友「やったねサンキュー」
男「ああ使えるの1回限りだから考えて使ってね」
幼友「え?」
男「言ったでしょドラえもんって
慌てるとヤカンとか出しちゃうみたいなもんだよ
同じ願いは使えないし1回だけだから」
幼友「」
幼(あークソなんか最近変だ)
幼(イライラするしモヤモヤする)
幼(それになんか…不安?なのかこれは
そんな感じもする)
幼(でもモヤモヤはなんか減ったななんでだろ)
幼(とりあえず不安定だ)
幼(男とも…あんな事あったし…流石にあれ忘れるのは時間いるわ)
幼(最近このことばっかり考えて他のものに手がつかん)
幼(チャチャッと解決したいな誰かに相談でもしようかな)
幼(誰にしよ…ああそうだ変な勘違いした謝罪も兼ねて幼友にしよう)
プルル
幼「あもしもし幼友?」
喫茶店
幼「というわけでごめんなさい」
幼友「いやいいって」
幼「ほんとに?なんか奢るよ?」
幼友「じゃあアイスティーで」
幼「あーそうだ相談しようとしてたことあったんだ」
幼友「なに?」
幼「最近イライラするんだけど」
幼友「へえーなんで?」
幼「私が知りたい」
幼友「きっかけは?」
幼「私が知りたい」
幼友「いつから?」
幼「最近」
幼友「曖昧すぎて答えるに答えられないよそれじゃ」
幼「なんかこう…不安?とモヤモヤもあってー…えと…誰にも言うなよ?」
幼友「どうした?」
幼「昨日男と風呂入ったんだよ…そん時転んで押し倒されたみたいになってさ」
幼友「マジで!?」
幼友(そりゃ流石に恥ずかしくて言えないわ…ケチとかいってごめん)
幼「なんかもうそっから特に変になった
前からモヤモヤイライラはしてたけど」
幼友「へえーなるほどねえ」
幼「しかも足つったとか言って割と長い時間至近距離だったし…ほんとに誰にも言うなよマジで」
幼友「言わない言わない」
幼「そう…イライラしてたからなんか逆ギレしちゃって喧嘩もしたなあ申し訳ないよ」
幼友「ふーん…」
幼「なあこれ何なの?教えてよ」
幼友「いやこれは悪いけど教えられないわ
男君にでも聞けば?」
幼「聞けるわけないだろ恥ずかしい」
幼友「マジでわかんない?」
幼「わからん」
幼友(男君はそういう対象から除外されきってるから余計戸惑ってんだな
でもまあこれは自覚してないにしても前進ってことかな?)
幼友(なるほどドラミちゃんか…幼馴染みの気持ちを間接的に気づかせるか…これなら男君も納得するっしょ)
幼友「あーそうだ幼馴染みに言おうと思ってたんだ
男君のこと好きだわ」
幼「!?」
寝る
設定ミスはほんとすまん
書いてく
幼「は!?え?あんたら付き合ってないんでしょ?どういうこと?え?」
幼友「うん付き合ってないよ」
幼「えっと…あぁまだ告ってないだけ…だよね?えっと…あー……が…がんばれ?」
幼友「ハハハ慌てすぎ
男君のことは友達として好きなだけだよ見事に騙されたね」
幼「なにそれ…焦って損した」
幼友「じゃあここでクイズ」
幼「なにさ」
幼友「なんでそんなに慌てたの?」
幼「そりゃあんたに好きな人ができたって言われたからだろ?
半分嘘だったけど」
幼友「ブー不正解」
幼「え?他に理由なんてないじゃん」
幼友「ハァ…マジか…まあ正解は自分で考えてね
もっと根元から違うってことだけおしえとくよそれじゃ」スタスタ
幼「は?あっおい待てよ!……根元?」
その夜
幼「根元ってなんだよ…風呂はいろ」
ザパ-ン
幼「根本から間違ってるってこと?私が焦ったのは幼友のことじゃないってこと?」
幼「わかるかよ!偏差値70でも解けねえぞ」
男「何がわかんないの?」ガララ-
幼「うわああああああ!!!!」
男「ぐおお大声出すな」
幼「何入ってきてんだよ!」
男「昨日言っただろ明日も行くって」
幼「ムキになってんじゃねえよ出てけ!」
男「もう抜いじゃったもんねー体洗うわ」ザ-
幼「ちょっと!」
男「もう濡れちゃったもんねー」
幼「こいつ…!」
男「で?何がわかんないの?」
幼「あ!?てめえにだけは絶対言わん!死んでも言わん!」
男「おいそりゃないだろ
せめて何系かだけでも教えろよ」
幼「言わないっつってんだろ!」
男「えー気になる」
男(幼友さんに喧嘩のことは気にしないで!構わず風呂凸していいよ!とか言われたから行ったけどなんだこれ)
幼「一生気になっとけアホ」
男「幼馴染みって怒ると語彙力激減するよな
バカだのアホだの小学生かよ」
幼「うるせえよ」
男「ああそれもよく出るな忘れてた」
幼「うるせえ!」
男「ほら出た」
幼「あーもういいよ教えてやるよ!」
男「おっマジで?待ってました」
幼「えっと……幼友がお前のこと好きだってさ」
男「へ?」
男「あらそうなの」
幼「リアクション薄くない?」
男「えっそう?超びっくりだよ俺」
幼「まあ友達としてらしいけど」
男「ああなるほどね納得した
それならなんか言ってそうだわ」
男(そんな事だろうとは思ってたよ)
幼「もっとこう…びっくりしたりとか……慌てたりとかしないわけ?」
男「いやビックリはしたけど慌てるか?なんかおかしくね?」
幼「いやおかしくない」
男「おかしいっしょ…慌てるのはもっと重要な時じゃね?」
幼「重要?」
男「そうそう…湯船入りたいんだけど」
幼「頭おかしいの?」
男「寒い早く」
幼「おい無理やり入るな!入らないって!」
ザプン
男「ほら入った」
幼「入ったけどさあ…」
幼「向かい合わせって恥ずかしくね?」
男「どうすんの」
幼「背中合わせとか」
男「わかった動くぞ」
幼「昨日みたいにならないようにな」
男「忘れるんじゃねえのかよ」
幼「今だけ思い出せ」
男「今日は何事もなく移動できたな」
幼「じゃあ昨日のことは忘れろ」
男「へいへい」
男(背中合わせやべえ!密着してんじゃん肌)
幼(なんか暑い…長く入りすぎたか?のぼせた?)
幼「……なんか話せよ」
男「えっ?あーお前が何に悩んでるかはさっぱりだけど手伝って欲しいならちゃんと言えよ?できる限りのことはしてやるからさ」
男(急にあんなこと言い出すんだから何かあったんだろうな
俺にプラスなことだといいけど情報が足りなさすぎる)
幼「うんじゃあ…誰にも相談できなくなったらするわ」
男「俺もお前の嫌がることはしたくないけどそんな深刻そうな顔してると心配になるぞ」
幼「マジ?そんな顔してた?」
男「してるしてる今も鏡越しで見えるもん」
男「あっ」
幼「よし出ようか!お前にしなきゃいけないことが出来た」
男「嘘!嘘です許して!別に見ようと思って見たわけじゃないし!鏡あったからいけるんじゃね?って思ったらほんとに出来ただけだから!」
幼「ほら右か左か選べ」
男「両方ですか?」
幼「Yes!」
男「助けて!」
幼「逃がさんぞ」