男「色々楽なんだろうけどなあ」
男「色々楽なんだろうけどなあ」
男「まあそんな上手くいくわけないか」
男「でもせめて1度でいいから瞬間移動とかしてみたいよなぁ」
男「例えば…うーん移動してきたところ見られるのはまずいし学校の近くのコンビニのトイレとかいいかも」
男「おりゃっ移動しろ」
シュン
男「うおっなんだここ?」
男「えっここコンビニのトイレ?マジで?確認するか」ガチャ
男「マジじゃん…」
男「えっじゃあ俺を億万長者にしろ!」
シ-ン
男「おかしいな何も起きないぞ」
男「うーんとりあえず学校でいろいろ考えるか…授業は暇だから考える時間は多いし」
放課後
男「ダメださっぱり分からん」
男「色々試す方が手っ取り早いなこりゃ」
男「神様どうか私の年収を1560万円にしてください」
マジレスタノム
男「ダメだ羨ましいだけだ」
男「態度を変えるか」
男「オルァ大金持ちにしろっつってんだろぶっ殺すぞ!」
シ-ン
男「くっうまく行かないな」
男「ん?あそこで歩いてるのは親同士が仲良いから昔からよく遊んだ俺の唯一の女友達の幼馴染みじゃないかあいつでいいや」
幼「何?どうしたの?」
男「今朝瞬間移動出来るようになったんだけど出来なくなっちまったんだどうすればいい?」
幼「何言ってんだこいつ」
男「とりあえず俺ん家来てよ詳しく話すから」
男の家
男「という訳で学校の近くのコンビニのトイレにいたわけなんだ」
幼「それ信じるヤツこの世にいないぞどうするつもりだ?」
男「じゃあ今度なんか奢るから一時的に信じてくれ」
幼「わかったよ」
男「今のところ何してもダメなんだ」
幼「瞬間移動にとらわれすぎなんじゃないの?もっと視野を広げれば?例えば瞬間移動の前後とか」
男「あっそういえば『なぁ』を語尾につけると実現する能力があったらいい的なこと言ったな確か」
幼「おっ解決したか?帰るね」
男「待てぃせっかくだ本当に信じてもらおうじゃないか」
やっべ今更だけど色々ミスってんじゃねえか
脳内補正よろしく
すまんこ
男「幼馴染みは俺に抱きつきたくなればなあー」
男(我ながら天才だと思う)
幼「ハハハ何言ってんだバカか殺すぞよりによってそんなことする訳ないじゃ……ない………か……」
男「お?どうなんだ?信じるか?」
幼「み……認めんぞ…」
男(うへープルプルしてんの可愛いわあなんでこいつ俺の気持ちに気づかないんだろアホなのかな)
男「うーんじゃあもっとわかりやすいのにしないとダメか…これだと拉致があかないしねーそしたらそうだな」
男「瞬間移動出来るようになればなぁ!」
男「さあ来たぞ行き先は幼馴染みの部屋だ!」
シ-ン
男「あれ?」