暇だし安価でSS書くわ

最新10レス
1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/24(日) 07:01:23.62 ID:SNoMRjcZ

>>3
>>4
>>5

2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/24(日) 07:03:19.66 ID:nF2Eah2G

このすばらしい世界に

3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/24(日) 07:04:43.21 ID:YtqClzgu

純愛

4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/24(日) 07:05:39.03 ID:agd0sSze

と破滅

5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/24(日) 07:08:20.34 ID:nF2Eah2G

(`・ω・´)シャキーンするなら今のうち

6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/24(日) 07:10:37.99 ID:FEut08qs

しえん

7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/24(日) 07:25:50.92 ID:CHoPNr6V

ちょいと長くなるかも



男「……あー、やってらんね。まじやべーよー」ポチポチ

ガヒャーンシャキーン

友「どうしたんだよ太郎。どうせまたレウスで3死してすねてんだろ?」ポチポチ

太郎「違うわ。オンラインで出会った女の子がさ……」

友「ネカマだろーが。どうせきたねーおっさんが操作してんだよ。」

太郎「ちげーって。たぶんうちの高校の子」

友「は?」

太郎「たぶんまじ。ラオシャン部屋入ったら二人しか集まらなくて、なんだかんだ雑談してるうちに意気投合してさ。」

友「『どこ住み?』→『池袋ですっ!』→『え、俺も池袋!』→『まじですか?奇遇ですね』……的な流れか」

太郎「だいたいそう。年齢も同じでさ。じゃあ高校の頭文字だけ……えっうっそー!みたいな」

友「え、まじ?やばくね?」

太郎「そして俺の中に3人候補がいる」

友「だれだれ?」

太郎「……そのうち教えるわ」

友「じれってーなーくそが」

8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/24(日) 07:39:05.20 ID:CHoPNr6V

翌日


太郎「……昨日のさ、モンハンで出会った女の子であろう候補だけどさ」

友「おうおう、誰だよ」

太郎「今から調査する。まずは候補①『花子』だ」

花子「……」ふんふふーん♪

友「……ねーだろ」

太郎「いや、まず理由を聞け。花子は結構一人でいることが多いだろ?」

友「確かに。たまに図書室でこそこそなんかしてるの見るな」

太郎「それと、小学校の自己紹介のとき『趣味はゲーム』って言ってた……気がする」

友「んで、どうやって確かめる?」

太郎「そんなん簡単だろ」スタスタ

友「お、おいっ!」

花子「……」ぼー

太郎「は、花子ちゃんっ……!」

花子「……なに?」

太郎「も、ももももモンハンとかする!?」

花子「モン……?え?なにそれ?」

太郎「だ、だよねー☆ごめん、じゃ、じゃあね!」

ーーーーーーーーーーー

友「……お前さ」

太郎「な、なんだよ」

友「その女子に話しかけるときコミュ障になる現象なんなの?だいぶ引かれてたぞ」

太郎「は、はぁ!?引かれてねーしっ!むしろ話術でセックスまで持ってけてたからなあれ!」

友「……俺とは普通に話せるのになあ」

9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/24(日) 07:44:42.60 ID:nF2Eah2G

+(0゚・∀・) + ワクワクテカテカ +

10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/24(日) 07:45:23.96 ID:CHoPNr6V

太郎「はい次!候補②ギャル子!」

ギャル子「ツーカサーマジアイツウザクテシー」

友「いやー、ないだろ。あれはない」

太郎「いや、ああいうタイプに限って、裏では案外オタクな面があるもんなんだよ」スタスタ

友「あーあ、あいつ心強いよなー」

太郎「ぎゃ、義ゃ義ゃギャル子ちゃん!!?」

ギャル子「ハー?ダレオマェー?」

太郎「ももももモンハンとかやってるの!?」

ギャル子「マジキメーンダケドニホンゴシャベレシー」

ーーーーーーーーーーー

友「だからないって言ったんだよ」

太郎「つーかおかしくね?そもそも日本語通じなかったんだけど、なに人だよアイツ?」

友「お前も大概だよ」

太郎「肌も黒くしちゃってさ。インド人ですか?カレーが好きなのかな?俺のカレーも食わせたろかい」

友「よく喋るやつだなー。それを女子の前でやってみせろって」

太郎「……」

11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/24(日) 07:55:43.58 ID:CHoPNr6V

太郎「最後!候補③引き子!」

引き子「……」

友「あー、あいつはありそう。」

太郎「よし早速いってみるぞい!」

引き子「……」

太郎「なあお前さ、モンハンとかやってる?」

引き子「……ヤッテナイ」

太郎「だよな。俺もお前なんか願い下げだよ」

ーーーーーーーーーーー

友「お前最低だよ」

太郎「なにが?」

友「自分より立場弱い人間には男女関係なく普通に接することできるんだな」

太郎「あいつはまあ、人として見てないからな。そこにいる温かい人形って感じだな」

友「正直者なのは良いことだが、今のうちに治しとけよその性格」

太郎「うぜ」

友「はぁ……で?全員違ったわけだけど」

太郎「うーん、勘が外れたみたいだな」

友「だな。つーかまあ、適当に話合わせられただけじゃね?」

太郎「かなぁ。いや、そのわりにはえらく核心的だったというか……。いや絶対にこの学校の女子だな!俺は諦めないっ!」

友「……まあそろそろ帰ろうぜ」

太郎「あ?あぁ、そうだな」

ーーーーーーーーーーー

太郎「じゃー、また明日なー」

友「おう」

友「……言えねぇ」

友「俺がサブアカでネカマやってましたなんて言えねーよおおおおオアああ!!!」

12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/24(日) 08:02:29.84 ID:CHoPNr6V

太郎「おう!おはよ」

友「お、おう」

太郎「どうした?調子悪いのか?」

友「いや別に……」

友(どのタイミングでバラしたもんか……)

靴箱ガチャッ

太郎「おっ?」

友「どうした?」

手紙『hanahana@yasoo.co.jp
よければメールください。花子』

太郎「……?」

友「うそだろ、ラブレター……!?」

太郎「いや、花子ちゃんがメールくれって……」

友「なんでだ?呼び出し?お前なんかやらかしたの?」

太郎「わかんねーよ……。え、なんだっけ、なんかやったっけ俺……。超こえーよおお、なんだよいきなりメールくれってよおお」

友「どういう意図があるんだろうなー。でもいいなー、女子のメアドゲットじゃん」

太郎「……ま、まあな」

花子「……」チラッ

花子「……ちゃ、ちゃんと見てた」ドキドキ

13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/24(日) 08:10:08.00 ID:CHoPNr6V

友「はぁーどうすっかなあー、どのタイミングでネタ晴らしすれば……」

太郎「なあなあ友!!」

友「お、おう!どうした?」

太郎「返事きた!」

友「あ?なんの?」

太郎「花子ちゃんから返事きたんだよ!」

友「え、なんて?」

太郎「まだ見てないんだ、開く勇気がなくてな」

友「はぁ……はやく見ろよめんどくせーなあ」

太郎「うるせーやい!俺の人生初めての女子とのメールなんだよ、黙ってろハゲ!」

友「はーやーくー、はーやーくー」

太郎「よ、よし!開くぞ……!」

ポチッ

太郎「……」

友「……」

太郎「か、空メール?」

友「……みたいだな」

太郎「なんかの暗号か?」

友「いや普通の空メールだろ。ちなみにお前はなんて送ったの?」

太郎「……こんな感じ」



件名:太郎

本文:



友「……」

太郎「なんて書けばいいかわからなかったから、とりあえず件名に名前だけ入れといた!」

友「……」

14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/24(日) 08:24:07.78 ID:CHoPNr6V

メール『それで、いきなりメールしてなんて、どうしたの?』

太郎「……っと」ソーシン

友「送ったか?」

太郎「おう。なんつーか、メールのやり方すらわからなかったとは、俺もまだまだだなと思いました」

友「本当だよ全く……」

太郎「でもお前がメールのやり方知ってるとはな」

友「そりゃ、普通誰でも知ってるだろ……」

太郎「だってお前俺と同じく、『完全にオタクでもない、でもイケテるグループにも属せない中途半端系男子』だろ?よくメールのやり方なんて知ってたな」

友「家族とか、塾のやつとか、まあ色々。メールぐらいはするわ」

ピロリーン♪

太郎「お、返事きた」

友「なんてなんて?」

メール『件名:友君には内緒でお願いします』

太郎「え!?いや、すまん!なんでもないわ!」

友「はあ?花子ちゃんだろ?見せろよ」

太郎「ちげーって、死に別れた妹からのメールだよ。地獄少女!地獄少女だよ!」

友「あー、俺に見られたらまずい系か。わかったよ、先帰ってるな。じゃーな」

太郎「別にそういうわけじゃ……」

花子『本文: 実は私もモンハンやってます』

太郎「……まじで?」

15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/24(日) 08:38:00.99 ID:CHoPNr6V

太郎「……どういうことだ?」

メール『でも、あのときはモンハン知らなかったような素振りだったけど……』

太郎「……」

ピロリーン

花子『人前で言えるような趣味じゃないかなと思って……』

太郎「あー、なるほどな。そりゃ女子が私モンハンやってる!なんておおっぴらに言うことじゃないわな」

ピロリーン

花子『今日の2000時に、金レイア部屋立てて待ってます』

太郎「……え、レイア稀少種……?めっちゃ強いじゃん花子ちゃん……」

太郎「……」

太郎「ってことはあのときラオシャン部屋で一緒になって、意気投合したのは花子ちゃんだったってことか」

太郎「……運命感じるな」

ーーーーーーーーーーー

ーモンハンー

太郎『あ、あれ?』

花子『どうしたの?』

太郎『いや……』

太郎「ラオシャン部屋で出会ったあの人じゃ……ない?」

太郎『花子ちゃん、夜叉装備なんて随分強いねー』

花子『一番使いやすいんだよねー。ここ1ヶ月はずっと夜叉でやってるよー』

太郎「……やっぱり違う」

花子『それじゃ行こうか!』

太郎『……お、おう!』

ーーーーーーーーーーー

太郎「ラオシャン部屋で出会ったあの子……」

ラオ子『えぇー!?そうなんですかー!?すごい偶然ですねっ!』

太郎『そうだね!二人とも同じ高校だなんて!』

太郎「すごい性格良さそうな子だったなあ。誰だろうなあ、きっとかわいいんだろうなあ」

ーーーーーーーーーーー

友「……!?」

友母「どうしたの?」

友「い、いや……なんかゾワッとして……」

友母「なにそれ、変なのー」

友「……」

16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/24(日) 09:12:01.95 ID:kg8mKuo3

数日後


花子「……」

太郎「……おはよう」

花子「……!?」

花子「お、おはよう……!」

友「……?」

太郎「……」

友「珍しいな、お前から挨拶するなんて。花子ちゃんと進展あったわけ?」

太郎「なんだよ進展って!別にねーよ。ちょっと仲良くなったかな?って感じかな」

友「良かったじゃんな。これからもっと親密になる可能性……」

太郎「ねーよ馬鹿!……そんなことより」

友「なんだよ? 」

太郎「俺はラオシャン部屋に居たあの子を探す」

友「!?」

友「ま、まだ続けるのかよー。もういい加減やめようぜー?」

太郎「……あの子がもしかしたら、俺の運命の子かもしれない」

友(まじかよおお!?そこまで惚れてんのかよ?正体俺だぞ!?)

太郎「友も手伝ってくれよ!俺の将来の嫁かもしれねー!」

友「……」


ーーーーーーーーーーー

太郎「ラオ子さん、フレンド登録しとけば良かったなあ。お前と同じくらい弓上手かったしさ」

友(まあ、隠しててもしょうがないよなあ)

太郎「同じ高校っつってたしなあ、でも同じ学年とは言ってなかったような……?」

友(……)

太郎「おい友、もしかしたら学年が違うのかも……」

友「なあ」

太郎「お?どうした?」

友「俺、ラオ子さんのこと知ってるぜ」

太郎「……まじ?」

17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/24(日) 09:18:23.77 ID:kg8mKuo3

太郎「おいおい、なんで今まで黙ってたんだよ」

友「悪いな。お前を傷つけまいと黙ってたんだが」

太郎「どういうこだ?」

友「……はぁ」

太郎「なんだよ、言ってくれよ」

友「俺だよ」

太郎「……?」

友「ラオ子さんは、俺だったんだよ」

太郎「いや、だってラオ子さん女だったぞ?」

友「だーから俺がネカマしてたってことだよ!」

太郎「……」

友「悪かったよ。まさかこんなにお前がハマっちまうとは思わなくてな」

太郎「……」

友「……すまん」

太郎「……先生」

先生「お?どうした?」

太郎「体調悪いんで帰ります」

友「おい!そこまでか……」

太郎「うるせーよ嘘つき。喋りかけんな」

先生「おいどうした?親御さん呼ぶか?」

太郎「大丈夫です。一人で帰れます」

友「……」

花子「……」

18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/24(日) 09:32:22.89 ID:kg8mKuo3

ピロリーン♪

花子メール『どうしたの?大丈夫?』

太郎「……」

ピロリーン♪

友メール『悪かった』

太郎「……」

太郎「……もう誰も信じられない」

ーーーーーーーーーーー

友「あー、やっちまったなー。どうせならもっと早く言っとけば……」

花子「ちょいちょい」

友「あ?花子?なんだよ?」

花子「太郎君、どうしちゃったの……?」

友「いやまあかくかくしかじか……」

ーーーーーーーーーーー

花子「……それは友君が悪いなあ」

友「わかってんだよそんなことは。あーあ、どうしたもんかな」

花子「素直に謝るしかないよ……」

友「謝ったよ、直接。メールでも」

花子「……そっか」

友「あーあ、こんなに怒らせたの初めてだわ」

花子「……実は私もモンハンやってるんだけどさ」

友「あー、だろうなーとは思ってたよ。太郎ふたりでしこしこやってたんだろ?」

花子「別にしこしこはやってないよ」

友「……」

花子「さあ、じゃあ今夜!3人でひと狩り行こうぜっ!」

友「……」

ーーーーーーーーーーー

ピロリーン♪

花子メール『体調は大丈夫?今夜1900 一緒にラオシャンロンいかない?お返事待ってます』

太郎「……」


19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/24(日) 09:33:39.00 ID:kg8mKuo3

ちょい休憩

20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/24(日) 09:35:22.14 ID:zdJ1OY1/

パンツ脱いで待ってる

21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/24(日) 09:57:05.55 ID:YtqClzgu

盛り上がってきた

22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/24(日) 11:59:04.08 ID:niJeiX0d

モンハン集会所


花子『あ、太郎君!来てくれたんだね!』

太郎『うん……』

友『……よぉ』

太郎『……友がいるなんて聞いてないんだけど』

花子『はぁ』

友『……』

太郎『ごめん、やっぱりーーー』

花子『太郎君さ、いつまでそうしてるつもり?』

太郎『えっ』

友『……』

花子『友君も反省してるしさ、いい加減仲直りしたら?』

太郎『だってこいつが俺を騙して……』

花子『本っ当、子供だなあ。ちょっとからかっただけじゃない?そこまで気にすること?』

太郎『……!花子さん、よく聞いてよ。俺にとってラオ子さんは初恋だった、、かもしれないんだよ。それがさ、本当は画面の奥には男がいて、心底卑しい笑顔で俺を騙して、ましてやそいつは俺の大親友だったんだよ。裏切られたんだよ俺は!』

友『……悪かったって』

太郎『俺は、ラオ子さんと話して、画面越しだけど初めて女子とちゃんと会話したんだ!……いや女子じゃなかったけどさ』

太郎『初めてだったんだよ……。それを裏切られたんだよ。親友にさ。こんな悲しいことってないだろ……?』

花子『……まあ気持ちはわかるよ。私は騙したことも騙されたこともないけど』

太郎『俺の気持ちなんてわからないよ、誰も』

花子『じゃあさ、いつまでもそうして拗ねてればいいじゃない。なんで今日この場に来たの?』

太郎『それは……花子さんが誘ってくれたから』

花子『それだけじゃないよね?もしかしたら、花子さんが俺の話を聞いて励ましてくれるかもしれない、もしかしたら友が居て仲直り出来るかもしれない、もしかしたら俺が変われるかもしれない。そんな淡い希望はなかった?』

太郎『……』

花子『あーだから、私が伝えたいことは、早く仲直りしなさいよってこと』

花子『それと、ラオ子の代わりになれるかはわからないけど……』


『私で良ければいつでも話し相手になるよ……ってこと』


太郎『……え?』

花子『はい終わり』

友『……』

太郎『……』

友『なんか言えよ』

太郎『……別に』

友『……』

太郎『……俺も悪かったよ』

友『……え?なに?聞こえない』

太郎『こんのッ!』

友『……これで仲直りってことで良いか?』

太郎『しょうがないから、そういうことにしといてやる』

友『お前は本当に品曲がってるわ』

花子『本当にね』

23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/24(日) 12:11:05.66 ID:niJeiX0d



ーーーーーーーーーーー

数年後


太郎「花ちゃん、これで荷物全部開けたかな?」

花子「んー、まだ私の大事なものが届いて……」

ピンポーン

花子「おっキタキタァ!!」


ーーーーーーーーーーー


ジャジャーン

花子「みてみて!PSP!」

太郎「うわ懐かしっ。まさかソフトは……」

花子「もちろん、モンハン2ndG!」

太郎「うわあ……懐かしいなあ。これのおかげで俺と花ちゃん仲良くなったんだよなあ」

花子「まさか同棲までする仲になるなんてねぇ」

太郎「……ん?奥の大きい段ボールなに?」

花子「あ?あぁ、今届いたもうひとつの大事なもの」ガサゴソ

太郎「な、なに?」

ジャジャーン

花子「鉄刀のレプリカー!」シャキーン

太郎「うわ渋い。趣味が渋いってかオタク!」

花子「……はぁ」

太郎「どうした?」

花子「私の愛用してたクック装備のレプリカ、欲しかった……」

太郎「お、おう。てかそんなもの売ってるのか……」

花子「それさえあればコスプレプレイも出来るのにねぇ」

太郎「さすがに防具は邪魔じゃないかな……」

ピンポーン

太郎「お?また佐川急便かな?」

ガチャッ

友「よお、久しぶり」

24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/24(日) 12:31:00.88 ID:niJeiX0d

花子「うぇ?友くん?あらまぁ、すっかり大人になっちゃって」

友「おー花ちゃん久しぶり。引っ越し手伝いにきたぜ」

太郎「友、久しぶりだな。2年ぶりか?」

友「そんぐらいだろうなあ……。あとな、お前にお土産があるんだけど」

太郎「……?」

友「ほれ、PSPと、モンハン」

花子「うおおおおお!」

友「荷物ちゃちゃっと片付けて、また皆でひと狩り行こうぜ!」

太郎「……色々ありがとうな、友」

友「おう。気にすんな」

ーーーーーーーーーーー

花子「ふえぇ、やっと終わったよぅ……」

太郎「長かったぁ。荷物あんまりなくても、1日かかるもんだなあ」

友「あー腹減った。どっか飯食いに行こうぜー」

太郎「そうだなー。ちょっと歩けば繁華街だから、行ってみるか」

花子「あ、ちょっとまってまって。PSP持った?」

ーーーーーーーーーーー

太郎「あ、あれ?レウスってこんな強かったっけ……?」

花子「あのさぁ、たろ君さぁ。一人で3死はないよ」

友「お前下手くそなくせに昔から双剣とか太刀とか前衛武器しか使わないもんなあ。黙ってペイントボールだけ投げとけよー」

花子「もしくはブーメランでも可」

太郎「くっそー。つまんねーじゃん遠距離からちまちまやるのなんて。それにしても二人とも全然腕なまってないなあ。まるで最近までやってたみたいに」

友「まあ俺はしっかりクロスまで買ってるからな。PSP自体は久しぶりに触ったが」

花子「私もフロンティアずっとやってるしね」

太郎「ちぇー、俺だけ仲間はずれかい」

花子「あ、また拗ねるの?また拗ねるの?かわいいー」ツンツン

太郎「やめい。」

友「死ねよバカップル」

花子「友君は彼女いないのー?」

友「まあいないことはない、、かな」

花子「今度紹介してよー」

太郎「俺にも紹介しろよ。彼女はモンハンやんないの?」

友「それが、かなりのモンハン中毒者でさあ。滅茶苦茶うまい」

太郎「へぇー、そうなんだ。どんな子なの?」

友「どんな……?そうだなあ」

友「短い黒髪で、ちょっとおっぱい大きめで、コスプレ大好きッ子って感じかな」

太郎「へ、へぇ……そっち方面の話じゃなかったんだけど」

太郎「でもそれって、ちょっと花ちゃんに似てるね」

花「え!?ええ、うん。私の分身かもねー」

太郎「今度うちで、皆で鍋パーティーでもやろう」

友「そうだなあ、俺も彼女連れて行くわ」

花「……」

25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/24(日) 12:46:53.95 ID:niJeiX0d

『バレるところだったじゃない』

『大丈夫だよ、アイツ鈍感だから』

『ずっと居たたまれない気分だったんだけど』

『ギリギリのスリルを味わえたろ?』

『本当に嫌な奴だよねー』

『人のこと言えんの?』

『まぁ、お互い様だよね』

『そう。お互い様だ』

ーーーーーーーーーーー


花子「じゃあ、私先にお風呂入るねー」

太郎「どうぞどうぞー」

花子「……『一緒に入る?』くらい言ってくれてもいいのになー」

太郎「ん?なんか言った?」

花子「んーん、なんでもないよう」

太郎「……」

ピロリーン♪

太郎「?」

太郎「花ちゃんのスマホか」

友君『それじゃ明日の21時、いつものところで』

太郎「……」

ーーーーーーーーーーー

太郎「……」

花子「お風呂あがったよー」

太郎「花ちゃん、友からラインきてたよ」

花子「え!?」

太郎「ほら、友からライン」

花子「……見た?」

太郎「ん?明日の21時にいつもーーーまでは見えたけど……」

花子「そ、そっかあ」

太郎「明日友とどっか行くの?」

花子「ええと……>>27

①「そ、それはモンハンの集会所のことで……」

②「……ちょっとさ、たろ君に大事な話があるの。」

③「は、はああああ!?てめぇに関係ねーだろおおお!?」

④「くらえ、おちんぽブーメランっ!」

26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/24(日) 12:58:51.56 ID:Fd5uMiaQ

なんだと…

27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/24(日) 13:40:00.09 ID:VqtfaXOY

28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/24(日) 13:44:32.15 ID:gb9mHCOu

これどうなるんだ‥‥

29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/24(日) 14:03:20.98 ID:LvZLofPA

花子「(`・ω・´)シャキーンおちんぽブーメランするなら今のうちっ!」

太郎「なッ……!?」

花子「くらえっ!友のおちんぽブーメランッ!」

ビシュンッ

ブルルルルルルルんっ!


ーーーそのとき、迫り来るおちんぽブーメランと共に俺は見た

ーーー光がおちんぽを包み、世界の断りをねじ曲げる場面を


シュイイイイイインッグサッ

太郎「ぐああああああああっ!!」

花子「ふはーっははは!油断したわね!必殺技っていうのは、最後に出すものなのよ?」

太郎「くそっ、俺もここまでか……!」


ア キ ラ メ ル ノ カ ?


太郎『なっなんだっ!?』


オマエノチカラハ、ソンナモノカ?


太郎『ち、違うっ!俺だって、これまで犠牲にしてきた仲間の命を……無駄にはしたくないッ!』

太郎『でも、戦力に差がありすぎる……』

太郎『あいつのおちんぽブーメランは……太すぎる……ッ!』

オモイダセ、オマエノホントウノスガタヲ

太郎『本当の……姿……?』

オモイダセ、オマエノハツコイヲ……

太郎『俺の……初恋……?』



ラオ子『ねーね、太郎さん!次はシェンガオレン行きましょうよ!』

ラオ子『や、やばい!残り時間がもう……』

ラオ子『やったー!やっと倒せたよ!シェンガオレン!』

ラオ子『これも全部……太郎さんのおかげだね』

ラオ子『私、太郎さんのためなら何をしても良いと思えるの』

ラオ子『太郎さん……太郎さんのためなら、えっちなことでも私大丈夫だよ?』

ラオ子『太郎さん……』




『好き』





30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/24(日) 14:16:34.76 ID:LvZLofPA

太郎「ウオオアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」

花子「なっ!?」

太郎「ウウウゥ……お前はァ、俺の記憶を掘り返してくれたァ……」

花子「ちょっ、どうなってるの!?」

太郎「花子ォ、ありがとうよォ」

花子「なにを……!?」

太郎「ラオ子さん……」

花子「……」

太郎「あんたとの合体……」


━━━花子の100倍興奮したぜ


太郎「オラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」


グングングングン!


花子「太郎の股間が……反り返る……!」

太郎「止まらねェ!止まらねェぜえええ!!」

グングングングングングングングン!

花子「そんな……!あんた私とヤったときの何倍大きくなんのよ!!?」

太郎「うるっせぇゲロコスプレモンハン醜女がッ!」

花子「く……!それならばもう一度……!」

花子「おちんぽブーメランッ!」


シュイイイイイインッパリンッ!


太郎「効かねぇなあァアア!!」

花子「くっそがあああああ!!!」

太郎「これが本当の……おちんぽブーメランだッ!」

太郎「くらえっ!老神龍おちんぽブーメランンンンンンッ!!!!」

ギュッギュッギュイイイイイイイイン!!

ズドドドドドドドドド

花子「ウアアアアアアアアアアアッ!」

太郎「許せ花子……お前とのセックス……」

太郎「悪くなかったぜ……」


ーーーーーーーーーーー


こうして俺は旅に出た

これまで失った多くの仲間、多くの命

そいつらの記憶を繋ぎ止めるため、思い出の彼の場所へ━━━


『太郎さん太郎さんっ!』

『もー起きてくださいっ!』

『あーもう、やっと起きたぁ』

『ほらほら急いで!皆待ってますから!』

『さ、今日もひと狩り行きますよ!』


おわり

31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/24(日) 14:17:10.95 ID:LvZLofPA

全部>>27が悪いと思うの

32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/24(日) 14:18:03.69 ID:PK6oODSx

それで本当にいいのか?

33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/24(日) 14:21:57.93 ID:gb9mHCOu

最高だったぜ

34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/24(日) 14:22:36.83 ID:YtqClzgu

ワロタ

35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/24(日) 14:23:04.91 ID:agd0sSze

よくやった

36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/24(日) 15:17:12.64 ID:e4J4TwA3

最後の勢いワロタ
予想外の展開だった

37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/24(日) 16:25:50.61 ID:GEovTvGg

やったぜ

38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/24(日) 16:39:47.31 ID:zdJ1OY1/

パンツがブーメランになった乙

39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/24(日) 18:05:15.72 ID:g9nnc0O+

久しぶりの安価SS楽しかったぜ

40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/24(日) 21:54:32.09 ID:B/1ez3iG

nextで完結するとは珍しい
一つ聞きたいんだけど最後どうなってるの?

41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/24(日) 21:55:22.70 ID:B/1ez3iG

ゲームの中にはいっちゃったわけですか

42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/05/01(日) 19:26:30.62 ID:l2ZxqkGK

結局どういうことなんだ?


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