【秋葉原事件】の本のアマゾンのレビューを読むスレッド
『掲示板を荒らされた時の怒りならばよく解ります。』
『掲示板を荒らされた時の怒りならばよく解ります。』
【秋葉原事件】の本のアマゾンのレビューを読むスレッド
『掲示板を荒らされた時の怒りならばよく解ります。』
『掲示板を荒らされた時の怒りならばよく解ります。』
いやー、くだらなかったです。
彼がどれだけ掲示板に対して熱かったか、そして彼の説く掲示板でのお約束事情、
そしてその憩い場を荒らされるというのがどういう事か、
そういう掲示板についての説明がかなり長々と理屈ぽく書かれてます。
そして憩い場だった掲示板を荒らした、
何処の誰かもわからない顔も見えない人に復讐する為に事件を起こした。
それをメディアが大きく取り上げてくれて、
その荒らした人もテレビを見てきっと改心してくれてるだろう。
これによって自分のトラブルは「解決」したとまで言い切っています。
勿論、彼は反省もしていますし謝罪もしていますし後悔もしています。
でも彼自身で分析した事件への衝動と流れは、やはり共感には遠かったです。
掲示板を荒らされた時の怒りならばよく解ります。
アイデンティティが崩壊していく様を自らで見ながら何も
できないもどかしさ、激烈なイラつき、解ります。
自分も以前、固定ハンドルを名乗るくらい掲示板のヘビーユーザーだったので、
成りすまされた時とかは、もし目の前にその本人がいたら
頭を金属バットでぶん殴って殺したいくらい、
そのくらいの瞬間的な怒りが沸き上がったものです。
でもそれも結局、パソコンの画面を切ればすぐに収まります。
どうでもよくなります。
それを彼の弁で言うと、対策として「社会と接点をたくさん持って欲しい」
との事らしいです。
接点が沢山あれば、パソコンの画面を切って他の事に意識を向けられる、と。
でも私もヘビーユーザーだった時は社会と
接点なんか薄かったし(友達も恋人いない)、
そもそも薄かったからこそ掲示板なんかに張り付いて
ヘビーユーザーになったのでしょうから。
でも成りすまされたからって、大きい事して気づいて
もらって復讐なんて普通は考えません。
結局、加藤くん本人の人格異常という、
簡単な結論に逃げたくなるくらい、不明瞭な言い分の羅列でした。
彼はこうも言っています。自分の犯した事件は通り魔ではなく、
社会に絶望したわけでもなく、死刑になりたかったわけでもなく、
いわゆる「誰でもよかった」系の無差別殺人でもない。
顔の見えない相手に復讐する為に大きい事件を「矢」に替え、
その矢をメディアが運ぶ事で、的(復讐相手)に当てる、そのような事件だと。
こういう自分のような事件が、二度と起こらないように防いで欲しいって…
そんな異常な動機では二度と起こらねーよ!って言いたいです。お前だけだわ!、と。
とにかく、彼独自の路線で突っ走った理屈っぽい文章、
それも掲示板の文字の読み取り方の説明とか、つまんない内容の
羅列ですので、きっと多くの人には合わないと思います。
そのくせ、事件そのものの描写はあまり多くないんですよね…
「ほとんど記憶が無い」らしいので仕方ないですけど。
自分は新品の定価で買いましたが、はっきり言えます、損しました。
『成りすまされた時とかは、もし目の前にその本人がいたら
頭を金属バットでぶん殴って殺したいくらい、
そのくらいの瞬間的な怒りが沸き上がったものです。
でもそれも結局、パソコンの画面を切ればすぐに収まります。
どうでもよくなります。』
ワロタwwwwwwwwwwwwwwwwww
おひとりさまの老後 (文春文庫)
41 reviews
https://www.amazon.co.jp/hz/reviews-render/lighthouse/4167801620?filterByKeyword=%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%82%8A%E3%81%95%E3%81%BE&pageNumber=1
★★★★☆ 気軽にさっと読めました
おひとりさまの老後、一人の環境(お金や友達があり、健康)を老後までにつくれた人は問題ないのでしょうが、その環境にないお一人様に社会はどう対応するのでしょうか。
★☆☆☆☆ 何も目新しいメッセージがない
上野千鶴子さんの本だからと期待して買ったが、全然どってことなし。 何も残らない。とくに目新しいメッセージもない。 お金の具体的な話になると「 と期待したい」と急に薄ぼんやりした話になってしまう。 「負け犬の遠吠え」の方がよほど「おひとりさまの老後」の心構えを作るのに参考になった。 介護を受ける立場でどうしてこう高ビーでいられるんだろう。うらやましい。 それから、誰かが書いていたけれども(老いた女の)過去の恋愛の自慢話は美しくない。 うらやましいとも思わないし、それで見る目が変わることもない。
★☆☆☆☆ 騙された信者、ご愁傷様(笑
著者が”おひとりさま”じゃなかった衝撃の結末(笑
★★☆☆☆ 上野千鶴子は役目を終えてしまった
上野千鶴子の言う「おひとりさま」とは、あくまで彼女自身のことであって、要はこの本は、成功し地位をつかんだ彼女が、これなら私は一人で生きていけますわと暗に自慢する、そんな本であって、経済格差の広がりによって貧しい老人が否応無く孤独な老後を迎えるというケースが一般化した社会において何の力も持たないと思います。...Read more https://www.amazon.co.jp/gp/aw/review/4167801620/R2P88883ZHU6W1/ref=cm_cr_lh_d_rvw_1?ie=UTF8
加藤智大『解』を読んで
吉元信行
この度、あの秋葉原通り魔事件の加藤智大が、『解』と
いう手記を出版した。ひととおり通読したが、
題名の「解」というより、まさに「不可解」であり、
「未解決」の手記である。
本書では、事件前から事件後の裁判までの本人の考えを
客観的に綴っている。事件前までは、インターネットの
掲示板に、成りすましに踊らされた経緯を自己弁護して
いる。「成りすまし」とは一体どういう者なのかについ
ては何も書いていない。
事件については、成りすましらへの心理的攻撃であった
と位置づけている。事件を起こすことによって死刑にな
りたかったわけではない。社会的な死、孤立の恐怖は耐
えがたく、それより肉体的な死の方がまだ救いがあると
思えたという。掲示板での孤立は、死刑以上に辛かった
のである。
逮捕後取り調べや裁判の過程で、本人なりに様々な分析
をしている。要するに、この大事件を利用して、成りす
ましらを心理的に攻撃したと断言している。そして、社
会への不満などもっておらず、秋葉原の通行人に対して
も何の思いもなかった。自分の目的のため、まさに道具
として人命を利用した最悪の動機であった振り返る。も
ちろん、被害者の人たちに対しては本当に申し訳ないこ
とをしたと、お詫びの言葉を述べているが、本書は、自
分が成りすましらを精神的に傷つけた犯人としての立場
で書いたと言い訳をしている。
全体を読んでみて、やはりおかしい。人命を道具として
しか見ておらず、この事件で、その「成りすまし」という
人物がどう考えたのかもわからない。
まったく不可解で、後味の悪い書物であった。
しかし、本人は本文中で、「それを書き残しておくことで、
似たような事件を未然に防ぐ事になるものと信じています」
と言い、また、「私がこうして書いたものが誰かの命を救う
ことになったら、わずかでも償いができるのではないか」と
も書いている。
本事件の裁判では死刑を言い渡され、再審請求に対しても
死刑の判決であった。最後に引用した本人の願いがあれば、
更生の機会もあるかもしれないと思うと、死刑の判決は残
念であり、何とかならないかと私は思う。
この吉元って人もなりすまし?
成りすましらへの心理的攻撃
心理的に攻撃
なりすましのやつは攻撃され続けてるな
みんな知らないふりしてるだけで
みんなに見られてるかもしれないって
思ってるかもな
良い人を演じ続けないといけないカルマ背負ってるのか
ばれてそうだよな
犯罪の心理を勉強したくて、発売間もなく購入。
もう何年も経つのか、と読み直し。
これと『解+』を読めば賛否は別に事件と裁判中の
気持ちを知ることはできる。
なるほど評論家や心理学者の意見が、
本人曰く間違えているとの主張も筋は通っている。
あれから10年弱、そろそろ執行間近かと思う…。
今、佐藤死刑囚の気持ちはどんなものなのだろか?
拘置所内で同階に収容されている被告の手記から、
佐藤死刑囚が目撃され、悔恨していると噂が流れている。
果たして死刑囚の心は、
事件前-事件中-逮捕勾留中-裁判中-確定死刑囚中で
どうかわるのだろうか?
確定死刑囚の外部とのやり取りが困難であり、
また、ニュースの風化が著しい昨今、
執行の時ぐらいにしか話題に上がらないだろう。
今、佐藤死刑囚の気持ちは
佐藤死刑囚が目撃され
これもわざと名前間違えて
なりすましが書いたと言われだしている
買ってよかった、買おうか、
買うまいか迷っておられるみなさんに、
お勧めの製品でした。
近所で起きた通り魔事件をマネただけ
模倣犯の特徴を警察は研究・公表すべき
犠牲者は相当減る
最初にこの本を読んだときは、延々と成りすましが
どうのと書いてあって、何だこの幼稚な文はと
思ってしまいました。
全て読み終わってみても、何となく理屈っぽくて
幼稚な感は拭えません。文中の、たてまえと
いう章は、特に幼稚な感じがして、思わず笑いが
漏れてしまいました。
市橋達也の文章も幼稚な感じがしましたが、
二十代後半から三十代前半くらいの男の文章は
これくらいのものかなと思ってしまいます。
掲示板の成りすましらへの、心理的なダメージを
与えるためというのが動機なようですが、
それも最初はにわかに信じがたい動機でした。
しかし彼は友人が非常に多く、会社でも
上手くやっていたというから、反社会的な動機では
ないという事が本を読めば分かります。
被告の動機が非常に良くわかる本です。
解+も読みましたがそちらは本音が書かれていないような
感じがして、いまいちでした。被告の動機を知るなら
この本で十分なような気がします。
自分と同じ年なのになぜとしか言いようがありません。
多分友達になってたら一発で仲間はずれに
していたと思います。
しっかりと反省して自分の犯した罪を
しっかり償ってもらいたい。
週刊現代の弟さんの手記を読んだ後で
この本を読んだのですが、本当に反省しているのなら
何故面会に来た弟に会ってやらなかったの
だろうと思いました。
(一度でも会って自分の思いを直接伝えていれば
弟さんは自殺をやめたかもしれないのに・・・)
本人としては精いっぱい自己分析して反省してる
つもりでも肝心の行動に移す事ができず、
自分や他人の人生を台無しにしてしまったんだな
という印象を持ちました。
弟に会わなかったのも死刑囚として
一見何も失うものがない身に見えても、
まだ本人にしか分からない拘りが
捨てきれていないんだな、だけどその拘りを
捨てることができないと、
自分を変えることはできないだろうなと思いました。
これは、2008年の秋葉原事件の加害者の書いた手記である。
事件に至る経過や加害者の心理・人格の自己分析がなされている。
内容は自己中心的であるが、この種の事件に関する
加害者の手記としては珍しい。
加害者は、精神医学的には人格障害者に分類されるだろう。
しかし、そのような分類をしたところで、
何かがわかるわかるわけではなく、
「普通の人間とは違うところがある」というだけのことである。
この本の中で印象的なことは、加害者に「他人はどうでもよい」と
いう感覚が強い点である。自分とは関わりのない人間に
対する感情がほとんどないか、あっても機械的である。
人を殺すことも万引きをすることも、
加害者は「してはないけないこと」と考えるが、
それは、そのように決められているからしてはいけないのであって、
それ以上の価値観は加害者にはない。
他人に対する情愛や感情が欠落しているのは、人格の欠陥であるが、
それは社会との関係にも表れる。
加害者の社会との関係は極めて稀薄、貧弱である。
他人に対する感情がなければ、他人をモノのように扱い、
自ら人間であることをやめてしまうことになる。
しかし、事件の状況を語る場面では、ほんの僅かだが人間と
しての気持ちもあったようである。
人を殺してはいけないのは、社会がそのように決めている
からであり、戦争や死刑の執行時には殺人が許容されたことは、
歴史的事実である。
しかし、被害を受ける者の痛みや気持ち、
苦痛を感じる感受性のあることが、他人への危害を
防止することも事実である。ほとんどの者は
そのような気持ちを感じることができるからこそ、
犯罪を行わないのであり、それが人間の人間たる所以である。
他人の痛みや気持ちを理解し、それを配慮する感情がなければ、
健全な社会は成り立たない。
加害者に人間的な情愛が欠けているのは、
成育過程、気質、社会環境等が関係しているのだろう。
加害者は、母親の行った躾について再三触れているが、
その影響は無視できないにしても、それが事件の「原因」ではない。
誰もが、最初は、親子関係を通して人間性を学ぶ。
親子関係がゆがんでいれば、他人に対する情愛が生まれにくい。
この種の厳格な親や変わった親はけっして珍しいものではないが、
ダメな親のもとでもりっぱに育つ人間はいくらでもいる。
加害者には被害者に対する真剣な反省の気持ちや罪悪感がない。
加害者は、言葉のうえでは、「申し訳ないことをした」と述べるが、
その気持ちが伝わってことない。
加害者の自己分析は、まるで他人事のような印象を受ける。
「人間の欠陥」と言ってしまえばそれまでだが、
このような人間を生み出さないためには、
どうすればよいのかを考えさせられる。
まず,まるで哲学書のような装丁とタイトルに驚きました。
秋葉原無差別殺傷事件の犯人の手記です。
本人は「人を殺すつもりはなかった」そうです。
「事件報道はほとんど嘘」だそうです。
犯人自身から見た秋葉原無差別殺傷事件が
書かれています。
犬を連れた老婆のエピソードなど,
マイナスな事実に関する感受性が強いと思いました。
「矢」や「弓」の喩え話など,
事件や他人をおもちゃのように考えています。
肝心の動機は理解不明な「成りすまし」が元になっています。
本人曰く
「掲示板上のトラブルは現実の人間同士のトラブル」だそうです。
私は被害者でも被害者の遺族でもありませんが,
読んでいてかなり怒り覚えました。
自分の過去をじっくり振り返り,
まるで被害者のように書いています。
理不尽な理由でいきなり命を
絶たれた方々のことを思うとつらいです。
理不尽ともいえない,びっくりするほど
くだらない理由です。
ただ通りいっぺんの「むしゃくしゃしたから刺した」
「社会に不満があったから刺した」と
いうような理由ではないことが分かりました。
話の内容が二転三転し,結局何を言いたいのか
よく分からないところがありますが,
おそらく本人もよく分からないのではないでしょうか?
犯人の話をジャーナリストが
わかりやすく(勝手な解釈で)まとめたものではなく,
生の声が聞け,すごい本だと思いました。