週刊現代の弟さんの手記を読んだ後で
この本を読んだのですが、本当に反省しているのなら
何故面会に来た弟に会ってやらなかったの
だろうと思いました。
(一度でも会って自分の思いを直接伝えていれば
弟さんは自殺をやめたかもしれないのに・・・)
本人としては精いっぱい自己分析して反省してる
つもりでも肝心の行動に移す事ができず、
自分や他人の人生を台無しにしてしまったんだな
という印象を持ちました。
弟に会わなかったのも死刑囚として
一見何も失うものがない身に見えても、
まだ本人にしか分からない拘りが
捨てきれていないんだな、だけどその拘りを
捨てることができないと、
自分を変えることはできないだろうなと思いました。