1 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2018/10/19(金) 12:02:55.50 ID:TgUNptbd 外国人技能実習生が福島第一原発の事故に伴う除染作業をさせられていた問題で、法務省は19日、福島県内の建設関連会社を実習生受け入れ停止3年の処分にしたと発表した。
鉄筋施工の名目で実習生を受け入れながら、除染地域の表土はぎ取りなどをさせていたという。また、短期的に実習生に除染作業をさせていたなどとして、福島県の
別の会社と千葉県の会社を注意処分とした。
この問題では、盛岡市の会社が実習生に除染作業をさせていたことが発覚し、今年7月に実習生受け入れ停止5年の処分となった。「技能実習にはふさわしくない」
として、法務省が東北や関東地方で実習生を受け入れている建設関連会社1018社を対象に実態調査を行った結果、計4社が実習生に除染作業をさせていたことが明らかになった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181019-00000034-asahi-soci
2 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2018/10/19(金) 12:09:35.40 ID:+7BR1FAP注意処分てめちゃ軽そうだな
3 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2018/10/19(金) 19:57:17.45 ID:1Gmu1DWFなんで盛岡の会社は実習生受け入れ停止「5」年で
福島の会社は「3」年なんだよ
4 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2018/10/19(金) 20:06:56.06 ID:g693aZNf労働者が会社から金を盗んだら豚箱行き。
会社が労働者から金を盗んでも「だめです」で終わり。
これが東大土人国家。
https://twitter.com/himazu/status/770964759617282048
Hideyo Imazu @himazu 2016年8月31日
「給料泥棒」は給料をもらう人のことであるのに対して、それを逐語訳した「wage theft」は給与不払いとか残業代不払いなど雇用している側が給料をちゃんと払わないことを指すというのは、日本語圏と英語圏の意識の違いを物語っているに違いない。権利意識の違いかな?
5 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2019/02/05(火) 07:57:10.00 ID:xtUoVj+l土壌はぎ、側溝を洗う…まさか除染とは 実習生の告白:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASM214FWNM21ULFA00V.html
技能実習生として来日し、何も知らされないまま原発事故の除染作業に従事させられたベトナム人男性を、昨年春から秋にかけて取材した。実習生の満期となって帰国した彼がどうしているか気になり、今年1月、ハノイ郊外にある彼の実家を訪ねた。
気温は13度。小雨模様の肌寒い午後だった。実家にエアコンはなく、グエン・ドク・カインさん(25)と両親の3人は、コートや厚手のセーター姿で私を迎えてくれた。
豚の飼育やキノコ栽培をしている両親との3人暮らし。カインさんは定職には就いていなかった。近いうちにまた日本で働きたいからだという。
昔の上司が再会を待ちわびてくれている。「ひどい目にもあったが優しい人もいた。いい国だと思う」
昨年3月、私が初めてカインさんに会ったとき、彼は日本に来たことを激しく後悔していた。
(続く)
6 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2019/02/05(火) 07:57:48.67 ID:xtUoVj+l>>5 続き
「仕事は簡単。だれでもできる」
カインさんが初めて日本に来たのは、2015年9月。高校を卒業してまもなく、「稼げると思ったし、日本に関心があった」と、技能実習生に手を挙げた。
盛岡市の建設会社で働きながら「建設機械・土木」の技術を学ぶという触れ込みだった。実習生の受け入れ窓口である監理団体の代表からは「仕事は簡単。だれでもできる」と説明されていた。
カインさんがまず連れて行かれたのは、福島県郡山市。そこで5カ月間、住宅地の土壌をはぎ取ったり、側溝を洗ったりした。まさか、福島第一原発事故の後始末である除染作業を自分がやらされているとは夢にも思わずに。
その後、岩手県釜石市で住宅解体の作業をし、16年9月に再び福島県に入った。避難指示区域だった同県川俣町で、国直轄の建物解体工事に従事した。
スコップで落ち葉などを集めながら、心が騒いだ。住民の姿が見えない町。マスクをつけないと近づけない仕事場――。
「特別手当」を渡されたとき、カインさんはさすがに怖くなって現場の監督者に聞いた。
「親方、これは何ですか?」
「危険手当だ」
「どんな危険があるんですか?」
「嫌なら帰れ」
何かおかしいと思いながらも働き続けた。日本に行くため、「送り出し機関」と呼ばれる現地の人材派遣会社に160万円払っていた。100万円超は銀行から借りた。ベトナムでは平均年収の数年分に相当する借金を返さなければならなかった。日本での手取りは月約12万円。ほかの会社に移ろうにも、実習生は自由に勤務先を変えることを禁止されている。
17年に入ると、福島県飯舘村や山形県東根市、仙台市と転々とし、3月にまた川俣町で約2カ月間、建物解体作業をした。
その直後、知りあったジャーナリストから「除染は危ない」と説明され、放射能のリスクに身震いした。11月、会社の寮を飛び出し、技能実習生の支援者が運営する郡山市の保護施設に身を寄せた。
保護施設は2階建ての民家。同じように実習先から逃げてきたベトナム人男女12人と共同生活した。昼間は寝て、夜はテレビでサッカー観戦。そんな日がたつごとに焦りは募った。技能実習生の期間は最長3年(当時)。保護施設に来たとき、残された滞在期間は1年を切っていた。
(続く)
7 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2019/02/05(火) 07:58:47.02 ID:xtUoVj+l>>6 続き
「除染実習は認めない」
「自分の体がどうなるのか、とても心配です」
18年春、カインさんは東京・上野公園で開かれた外国人労働者の支援集会の壇上で「告発文」を読み上げていた。支援者らに背中を押され、リスクを知らされずに除染作業に従事していた経験を告白したのだ。
このスピーチから間もなく、新聞やテレビが「除染実習生」と大々的に報じた。国も重い腰を上げ、「除染作業は技能実習の趣旨にそぐわない。これからは除染作業を含む実習計画は認めない」と宣言した。
法務省は、実習生を受け入れている他の監理団体に対し、カインさんの実習先を探すよう依頼。昨年8月に、大手トンネル施工専門の建設会社に迎え入れられた。
仕事は、三陸海岸の宮古市と盛岡市を結ぶ新道路のトンネル工事。現場から車で5分ほどの宿舎で、他の従業員約20人と寝起きした。うち8人がカインさんらベトナム人実習生だった。「専門の日本語を覚えるのが難しかった」
実習生としての満期である18年9月下旬まで、わずか2カ月だったが、忘れられない思い出もできた。同宿の40歳代、50歳代の日本人とお酒を酌み交わした。彼らにとってカインさんは息子と同世代。カインさんが交際しているベトナム人実習生の女性の話などで盛り上がった。
上司だった男性は「仕事も分からないなりに一生懸命やってくれた。またぜひ、うちで働いてほしい」と懐かしむ。
(続く)
8 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2019/02/05(火) 07:59:27.68 ID:xtUoVj+l>>7 続き
父は知っていた
ベトナムに帰国後、また日本に行きたいというカインさんのことをどう思うのか。ハノイ郊外の実家で私は両親に聞いてみた。すると2人は「一緒にいてほしいが、子どもがやりたいことを応援したい」と口をそろえた。
母親のダン・ティ・ランさん(53)は「日本の街はきれいで企業もしっかりしている。人も良い、と頻繁に海外旅行している親戚から聞いた」と語った。
カインさんは、「心配をかけたくない」と日本で除染作業をさせられていたことを両親に打ち明けていなかった。
カインさんが席を外したとき、父親のグエン・スン・バーさん(56)が私につぶやいた。
「最初の会社は良くなかったようだ。体が悪くならないか気が気でない」
お父さんは知っているようだ、と後で耳打ちすると、カインさんは「なぜ」と首をかしげた。「(交際していた)彼女が話したのかな……」。でも、自分から両親に除染のことを持ち出すつもりはないという。
カインさんが日本で稼いだお金で、実家の2階部分は建て増しされていた。あと数年は日本で働いてから帰国し、結婚して自分たちは2階で暮らす――。カインさんはそんな未来図を描いている。
(続く)
9 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2019/02/05(火) 08:00:10.20 ID:xtUoVj+l>>8 続き
実習制度が抱える「奴隷労働」の構図
日本で働く技能実習生は約30万8千人(18年10月)にのぼる。受け入れ企業の多くが実習生に感謝し、日常生活にも気を配っている半面、実習生に対する賃金の未払いや超過勤務などの不正行為も後を絶たない。
多くの実習生には、渡航のためにつくった借金の返済というプレッシャーがあり、片言の日本語で労働者としての権利を十分訴えられない。こうしたことも、人権軽視の労働の温床になっているとされる。
NPO法人「移住者と連帯する全国ネットワーク」代表理事の鳥井一平さんは指摘する。
「(実習生を雇う)企業の社長はもともと気が良い人が多い。でも時間がたつと『帰国させられるのが怖い彼らには何をやってもいいんだ』と増長し、パワハラやセクハラに走る。人をゆがませる奴隷労働の構造問題がある」
「闇」を抱えた技能実習制度を手放さないまま、外国人の人権を尊重した共生社会を築けるのか。カインさんの物語は問うている。
10 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2019/02/05(火) 10:07:48.06 ID:JxOZ3q38> 「親方、これは何ですか?」
>
> 「危険手当だ」
>
> 「どんな危険があるんですか?」
>
> 「嫌なら帰れ」
ワロタ
これが東大イスラム国だ
11 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2019/02/05(火) 21:05:20.45 ID:kTNPNgOTどうせ似たような会社立ち上げて同じ事繰り返す
12 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2019/02/06(水) 08:35:19.34 ID:3D71FcIX日本になんて来ないほうがいい
13 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2019/02/19(火) 08:28:07.19 ID:uJHJh/Q3VOICES:「知らされずに除染従事」 ベトナム人技能実習生、失意の帰国 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20190218/k00/00m/040/118000c
鉄筋施工・組み立ての技術を学ぶ外国人技能実習生として3年半前に来日したベトナム人のホンさん(仮名・35)は、約1年半にわたって福島第1原発の事故に伴う除染作業に従事させられていた。その後、技能実習生向けシェルターに避難していたが、先月になって「これ以上日本にいても技術は学べない」と失意の中で帰国した。「技能実習の名の下に安価な労働力として搾取された」と憤るホンさんの思いを聞いた。
「科学、経済、交通機関も企業サービスも良い、きれいな国」――。日本に憧れを抱いていたホンさんはベトナムの派遣会社で約3カ月、日本語を学んだ後の2015年7月に来日した。この派遣会社と日本側の管理団体に計約110万円を支払ったという。「ベトナムの平均年収は40万~60万円なのでとても高額。ほとんど銀行から借金して払った」。また、ホンさんにはベトナムで暮らす前妻の元に2人の子どもがおり、その生活費も工面したいと思っていた。「とにかく専門技術を身に着けて帰ろう」。そんな強い思いも、来日して半年もたたないうちに打ち砕かれた。
ホンさんが福島県郡山市の建設関連会社に行って最初にさせられたのは、古い家の解体や砕石の運搬作業。契約書面に「業務内容は鉄筋施工」と書いてあったにもかかわらず、明らかに違う単純労働ばかりだった。「重い、汚い、危ない仕事。解体に使うドリルの使い方も教えてもらえなかった」とホンさんは振り返る。
その後、同市内と同県本宮市内で除染作業に従事。しかし、土を取り除いて袋に入れ、新しい土を敷き直す作業が「除染」であることは会社側から一切、知らされていなかった。「意味も分からず仕事をしていた。放射能を帯びた土であることは18年春、インターネット上で『技能実習生が除染をさせられている』という記事を見て初めて知った」というホンさん。健康被害への不安が募り、支援者の助けを得て郡山市内の技能実習生向けシェルターに駆け込んだ。
シェルターには他にも実習先の企業から不当な扱いを受けた外国人たちが避難してきていた。朝昼晩の食事は用意されるが、職はなく健康保険も切れたままの状態でシェルターの掃除や日本語の勉強、ランニングなどをして過ごす不安定な日々。支援者の力を借りて未払い賃金の要求や新たな受け入れ先探しなどを続けた。勉強のかいもあり最大2年間実習を延長できる、第3号技能実習の試験に合格したが「これ以上日本にいても技術は学べない」とついに帰国を決めた。
シェルターの責任者、平文敏さん(63)は「多くの技能実習生たちが安価な労働力として酷使されている。借金は多額で生活は苦しい。なんとか彼らを支えていきたい」と話す。今月下旬には新たに特定非営利活動法人を申請し、技能実習生たちを支える活動を続けていく予定だ。
ホンさんは帰国前、絞り出すようにこう語った。「この技能実習制度は本当のものではない。私の友達も日本では単純労働をしただけで、専門技術を学んだ人はほとんどいない。制度を見直してほしい」
◇ ◇ ◇
ホンさんが働いていた郡山市内の建設関連会社に対しては、法務省が昨年10月、「事前の説明や同意がないまま除染作業をさせていた」などとして実習生の受け入れ停止3年の処分を下している。
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