1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2018/07/23(月) 00:09:26.55 ID:vcfcx9tp
――東西新聞文化部
富井「コラー! 起きろ山岡ッ!」
山岡「ん~……なんですか人が気持ちよく寝てるってのに」
富井「今は勤務時間中だぞッ!」
山岡「あは、あはは……そうでしたっけ? 天気がいいもんでつい」
富井「まったくなっとらーんッ! 困ったもんだ山岡には!」ガミガミ
ゆう子「はぁ、山岡さんったらまた……」
絹江「いったいいつになったらしっかりするのかしら?」
典子「呆れちゃうわよねぇ」
山岡「聞こえてるぞっ! クソぅ……」
富井「おい! 私の話はちゃんと聞いてるのか山岡ぁ!」
山岡「え、ええ。社主が呼んでるんですよね、ちゃんと聞いてますよ~」ヘラヘラ
富井「だったらさっさと行けェー!!」
山岡「わっわっかりましたぁー!」ダダダッ
2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2018/07/23(月) 00:11:04.94 ID:vcfcx9tp
――社主室
大原「ようやく来たか」
山岡「で? 何のようです大原社主」
大原「実は頼みがあってね」
山岡(毎度毎度この爺さんは……)
大原「ん? 何かね山岡君?」
山岡「いや、なんでもないです。それで頼みとは?」
大原「それがな、少し前君に慰めてもらった孫の公一の事なんだが」
山岡「ああ、『カレイとヒラメ』で出てきたあの公一君ですね、元気にキャンパスライフ送ってますか?」
大原「元気には元気なんだが――」
3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2018/07/23(月) 00:11:44.66 ID:vcfcx9tp
――岡星
山岡「ったくなんで俺が見栄っ張りで傲慢な爺さんの為に……」
ゆう子「いくら山岡さんでも社主の業務命令には逆らえませんもんね」フフッ
山岡「公私混同もいいとこだよ全くさぁ」
ゆう子「それにしてもあの公一君が大学でオナニー狂いになったとは驚きね……可哀想に」
山岡「モテなさそうな顔してるもんなぁ、どうしようもないんじゃない?」
ゆう子「公一君は変態オナニーに目覚めて膣内射精障害になりかけてるんですよ? もう少し真剣に考えてください」
山岡「そんなこと言っても俺には関係ないしなぁ」
ゆう子「やっぱりそう言う人だったんですね山岡さん……」
山岡「フン、そんなに気の毒なら君がヤラせてあげればいいじゃないか」
ゆう子「それは流石に無理です……」ウゲェ
山岡「自分で出来ない事を俺に押し付けるなってこと」グイッ
ゆう子「でもどうにかしてあげたいわ……」
山岡「……わかったよ! やりゃあいいんだろやれば!」
ゆう子「山岡さんっ」パァ
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2018/07/23(月) 00:12:31.13 ID:vcfcx9tp
――翌日大原宅
山岡「どうでした公一君?」
大原「それが……」
*****回想*****
大原「公一、床オナや激しい擦りはよくない。これを使いなさい」スッ
公一「えっオナホ!? 使ってみるよ!」ヌチャヌチャ
大原「どうだ、オナホも中々気持ちいだろう?」
公一「……」ヌポッ
大原「どうした公一、出すまでやっていいんだぞ」
公一「こんなもの使えないよッ!」バシッ
大原「なんてことをッ!」
公一「おじいちゃん、僕はオナニーに刺激を求めてるんだッ! オナホなんかじゃ萎えちゃうよ! 見てみなよこの柔らかさを!」ムニチュ
大原「た、たしかに……う~む」
*************
大原「君の言うとおりオナホを与えたのに全然ダメだったんだ!」
ゆう子「そんなっ! オナホは買うのが恥ずかしいせいもあって使う行為自体に興奮するというのに!」
大原「しかし現に公一は受け付けなかった」
山岡(……)
山岡「大原社主、そのオナホについて詳しく聞かせてください」
大原「ああ、あれは有名アダルトショップで買ったものでな。なんでもネットや雑誌で好評なものらしい。材質はシリコンのような……」
山岡「やっぱりな、それはできそこないのオナホですよ」
大原「なんだって!? 人気な品なんだぞ!」
山岡「それは間違いです。日本人は皆ネットや雑誌で取り上げられたものを『良い物』と思いこんでしまう」
大原「うっ……」
ゆう子「たしかに、ディルドでも同じ事が言えるわね」
山岡「オナニーは人が決めた基準でするものじゃない。オナホを自分で確かめて、選んでこそ本当の『オナホでオナニーを楽しむ』という事なんだ」
大原「で、どうすればいいんだ山岡君!」
山岡「待っていてください。三日後に最高のオナホールをお見せしますよ」
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2018/07/23(月) 00:13:16.77 ID:vcfcx9tp
――アダルトショップ
ゆう子「山岡さんここは?」
山岡「ここは俺の行きつけのアダルトショップだ」
ゆう子「へぇ~、普通のアダルトショップとは随分雰囲気が違いますね」キョロキョロ
山岡「ああ、ここにあるものは全て手作りなんだ」
ゆうこ「ええっ手作りで出来るものなんですか?」
山岡「見てのお楽しみさ。親方ぁ~、来たよ」ガラガラ
親方「おお、これはこれは山岡さん。今日は女性連れで梁型でも買いに?」
山岡「そうじゃないよ。今日はアレを見せてもらおうと思ってね」
ゆう子「あれ……ってなんです?」
山岡「片栗粉X、手作りオナホのスタンダードだ」
親方「ま、色々手作りオナホはあるけど今は最新技術を使った片栗粉Xが主流だね。ほら、出来立てだ」スッ
ゆう子「へぇ、これが片栗粉X」
山岡「そう、これが市販の石油製品や香料を一切使っていない本物のオナホだ。しかも、長い手作りオナホの歴史の中でもコイツは格別さ」
ゆう子「オナホに歴史があるんですか?」
山岡「そりゃあね、エイの性器を切り取ったもの、刀の鞘を太くしたものにベルベットを張った『吾妻型』、こんにゃく、モチと時代によって様々だ」
ゆう子「そんなに奥が深いんですね」
親方「モチベーションって言葉は江戸時代にお殿様のモチを使ったマスターベーションへの意欲を評して家来たちが使い始めた言葉とも言われているね」
山岡「しかしそれらは古い技術で実際の使用感はイマイチなんだ」
ゆう子「それで新しい片栗粉Xがスタンダードなのね」
山岡「そう言う事。それで親方、貸してほしい物があるんだ」
6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2018/07/23(月) 00:14:43.32 ID:vcfcx9tp
――3日後 岡星
山岡「ささっ、座ってください」
大原「公一が満足するオナホはできたんだろうな?」
公一「僕が満足するオナホなんてあるわけがないよ……」
山岡「岡星さん」
岡星「どうぞ、こちらがオナホです。まずはペペで試してみてください」
公一「これがオナホ……?」
山岡「まぁまぁ! つかってみなって!」
公一「はぁ……」ヌチャヌチャ
山岡「……」
公一「……ッ! な、なんだこれはッ!」ヌチャヌチャカポカポ
山岡「どうだい?」
公一「すごいや! 柔らかいのにどこか粘り気があって、しかも匂いも芳醇でまるで汗だくの女の子を犯しているような感覚がある!」
山岡「そいつは良かった」
ゆう子(ホント、女の子を犯す感覚なんて知らない童貞というのは置いておいて……)
ゆう子「公一君が満足してくれて本当によかったわ」
公一「ねぇッこれはどこで売ってるの!?」
山岡「これは手作りだよ」
公一・大原「ええッ!」
山岡「片栗粉Xというオナホでね、その名の通り原料は片栗粉だ」
大原「た、確かに片栗粉にはプルプルする感触があるがこの粘りは?」
山岡「片栗粉も食べ物ですから当然品質に違いあります。今回のは本物の片栗粉を使ってるんですよ。岡星さん、あれを」
岡星「はい、こちらです」
公一「これは……」
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2018/07/23(月) 00:15:28.39 ID:vcfcx9tp山岡「スーパーで買ってきた片栗粉と、私が用意した片栗粉です。片栗粉の原料は知ってますか?」
大原「確か、ジャガイモだったと思うが」
公一「おじいちゃん、ジャガイモジャガイモでも馬鈴薯だよ」
山岡「その通り。で、その馬鈴薯の澱粉が片栗粉になります」
ゆう子「なるほど、馬鈴薯にも良し悪しがあるように片栗粉にも良し悪しがあるのね」
山岡「そう、芋が上等なら澱粉も上等なのさ。すこし試してみましょう」
岡星「コップに水と片栗粉を2対1の割合で入れて混ぜ、しばらく置いておきます」
ゆう子「沈殿の速さが良し悪しに関係あるんですか?」
岡星「いいえ、沈殿した後が大切なんですよ」
山岡「よし、沈殿しきったな。皆これをよく見てくれ」
公一「ああっスーパーで買った方は濁ってるのにッ」
大原「こっちは濁っていない!」
ゆう子「ホント、きれいに沈殿してるわ」
山岡「よく沈殿するのは粘り気があるいい片栗粉の証拠なんだ。逆に小さな物が浮遊しているのは質の悪い片栗粉」
ゆう子「という事はこの片栗粉は凄くいいものなのね」
山岡「北海道産の無農薬馬鈴薯の澱粉を低温乾燥させて作った極上の片栗粉を使っているからね。粘り気が凄いんだ」
公一「あの粘り気はこれのおかげだったのか……」
大原「それで臭いはどうしたんだ」
山岡「知り合いの女子中学生から譲ってもらった新鮮なヒザ裏の汗です」
大原「フム、思春期の女子とはいえそれだけだと匂いが弱すぎやしないか?」
山岡「片栗粉Xの材料は基本的に水と片栗粉だけ、だから無味無臭なんです。市販のオナホは石油臭さを消す為に強い香料を使用しなければなりませんが、片栗粉Xなら思春期女子の汗で十分なんですよ。まぁ、今回は公一君の趣味に合わせて選んだだけですけど、他にもおしっこなんかいいんじゃないかな」
公一「好みに合わせた匂いで作れるのも魅力だね」
山岡「匂いだけじゃないぞ~、当然作る型を変えれば自分の好みの大きさにも出来るんだ。」
ゆう子「手作りならではですね」
公一「すごいッ」
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2018/07/23(月) 00:16:34.21 ID:vcfcx9tp山岡「そしてこれが……君が出会い系サイトのプロフィールに乗せていたデータにピッタリ合う型を知り合いの店で借りて作ったホールだ!」ババーン
ゆう子(あの時借りてたのはこれだったのね! 凄い山岡さん!)
公一「へ、へぇ…………」カポカポ
大原「どうした?」
公一「べ、べつに!?」カポカポ
山岡「あれ? ジャストだからそんな音しないはずなんだけど」
公一「ッッ!!?」ドキッ
ゆう子「あっ! ちんぽが小さくて空気が出入りする音がしてるわ!」
山岡「はっはっは、孫ともども見栄っ張りとはね」
岡星「はっはっは!」
大原「はっはっは!」
公一「うぅ……」
ゆう子(あれから公一君は、片栗粉Xを使った健康的なオナニーをするようになったらしく)
ゆう子(あの租チンで楽しくオナニーをしているそうだ)
ゆう子「あぁ~……吐きそう」
おわり
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2018/07/23(月) 00:16:44.70 ID:TgmH7FuVhttp://morikinoko.com/archives/52000358.html
随分カビ臭い転載乙
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2018/07/23(月) 00:17:11.81 ID:vcfcx9tpオマケ
京極「山岡はんが究極の馬鈴薯から究極のオナホを作ったらしいですわ。一度試してみたいなぁ」
雄山「フンッ。は馬鈴薯を使った片栗粉Xなぞを喜んで使っているとは。快楽も分からぬ馬鹿の考えそうなことだ」
京極「ほぉ。ほな海原はんはどないな材料で作りはるんです?」
雄山「これです」ドンッ
京極「ふぅん? ただの片栗粉に見えまんなぁ」
雄山「これは日本で殆ど作られることがない片栗と、最高級の本葛を混ぜ合わせたものです」
京極「なんやって!? まだ日本に片栗を使った片栗粉が残っとったんか!?」
雄山「はっはっはっ。どうぞご使用ください。あのクズが作ったものの数十倍は気持ちいいでしょう。
***************5分後******************
京極「なんちゅうもんでシコらせてくれたんや…なんちゅうもんを…」
ラーメン流星組組長「全員気持ち悪いわ!死んでしまえーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2018/07/23(月) 00:19:02.02 ID:vcfcx9tp>>9
おおっまだあったのか!
検索しても出てこないからどこにも転載されずログの海に消えたと思って再度あげてみたけど!
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2018/07/23(月) 00:26:50.60 ID:kUIpo2ZAゴミスレ
13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2018/07/23(月) 20:35:20.44 ID:8p2pD7Y/語り継がれる名文
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