芋をグレードアップさせていくスレ

最新10レス
1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/10/16(日) 22:49:40.57 ID:4rGhu7iU

今はまだ無味無臭無個性の種芋
改造して焼き芋レベルに育ててやってくれ

2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/10/16(日) 22:54:39.48 ID:RWAAor72

焼かれている

3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/10/16(日) 22:55:28.94 ID:6PDpSK8w

来たら完成してた

4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/10/16(日) 23:02:43.41 ID:CU0RLtdj

種芋焼くな

5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/10/16(日) 23:07:35.03 ID:rAqCvj2K

明日買ってくるから待って

6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/10/16(日) 23:13:53.32 ID:nM4zji56

芽が出てる

7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/10/16(日) 23:14:46.90 ID:AciuKCEl

芽がとても美味しそうな匂い

8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/10/16(日) 23:26:27.82 ID:qKUkLqQB

粉状に加工した物を炙って煙を吸うと幸せな気持ちになれる

9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/10/16(日) 23:27:30.91 ID:VAPZvGE6

中身緑色

10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/10/16(日) 23:30:23.01 ID:dppHkuou

悪芋、良芋
~に強芋、弱芋
臭芋
甘芋

11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/10/17(月) 06:27:40.16 ID:KrkZTBje

ネバネバしてる

12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/10/17(月) 06:29:48.91 ID:fcJhqTEF

どことなく人面

13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/10/17(月) 10:38:52.44 ID:qGTlV/DR

ここはとある農村。秋の収穫作業を終えた農夫達が、今年の豊作に沸いていました。

「いんやー、今年は芋っこがいっぺぇ取れたなや!」

「んだんだ」

「いっぺぇあるからみんなに配るとしてよ、こんだけは種芋にとっとくべか?」

「んだんだ」

「んだばこれは来年の作付けまでしまっとくとすべえ」

「んだんだ」

農民達は種芋を倉庫へ大事にしまうと、残りの芋を持ってそれぞれの家へと帰って行きました。
その晩のこと。一人の男がこっそり倉庫に忍びこんでいます。

「へっへっへっ、なあーにがみんなに配るだべ。どうせオラにはほとんどくれねえ癖によー!
オラ腹が減って仕方ねえ!種芋なんか知ったことか、みんな食ってやるべ!」

男は村の嫌われ者、寝譜雄でした。寝譜男は自分では農作業をほとんど手伝わないのに、
人の作業に口出しばかりするので、みんなに嫌われて、分け前もあまり貰えなかったのです。

14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/10/17(月) 10:39:44.35 ID:qGTlV/DR

「持って帰るとおっとおやおっかあにバレちまうから、ここで食っていっちまうべえ」

そうひとりごちると、寝譜男は手際よく焚き火の準備をして、芋を全部放りこみました。

「火燃してるの誰だべ!」

「ひぃっ!」

突然浴びせられた鋭い声に首をすくめた寝譜男が、恐る恐るそちらを見ると、
見回りにきた関 李仁(かん りにん)さんが立っていました。

「寝譜男か!まぁーたおめはわりぃ事して…ああ!種芋焼くなおめ!」

関李仁さんはカンカンです。

普段村のみんなには馬鹿にした態度をとる寝譜男ですが、関李仁さんにだけは頭が上がらないので、

「あ、明日買ってくるから待っててけろ…堪忍してつかぁさい…」

と、心にもない謝罪をしました。

15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/10/17(月) 10:40:32.34 ID:E5uJQhpH

「買ってくるったっておめ、金持ってねえべしょ!まったく今日という今日は堪忍ならねえ!悪禁だべ!」

関李仁さんはますますヒートアップして村に伝わる恐ろしい刑罰を口にします。

「ひぃぃ!悪禁だけはやめてけろ!」

震えあがった寝譜男は、もう芋を持って逃げようと、ちらりと芋の方を見ました。

「あ、あれ……?なんだべ…?芋から芽が……」

「おめはまぁたそったら言い逃れを……本当だべ!」

不思議な事に、焚き火も消えてすっかり焼きあがったはずの芋から、芽がにょきにょきと生えてきていました。

「ど、どういう事だべ……オラ怖い……」

関李仁さんは怯えました。

「だ、大丈夫だべ!オラがついてるべさ!」

寝譜夫は虚勢をはりますが、まったく頼りになりません。

「で、でもなんだかいいにおいがしないだか?」

「あんれ!ほんとだべ!美味しそうなにおいがするだ!」

「食ってみるだか?」

「だどもおっかねえだよ……」

寝譜夫は無謀な事を言いますが、関李仁さんは尻込みです。

16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/10/17(月) 10:41:25.86 ID:E5uJQhpH

「大丈夫だべすた!そったらオラちっと味見してみるべ!」

そう言うと、寝譜夫は芽をちぎってすりつぶし、粉状にした物をぺろりと舐めました。

「しっぶ!にっが!かっら!ひぃい!」

すると寝譜夫の口内に複雑な刺激が広がり、残りの粉を落としてしまいました。

「ほれ見ろ!まったくおめはいつもいつも……あれ、なんだべ……」

見ると、寝譜夫の落とした粉が、燻っていた火で炙られ、煙をあげていました。

「あやや、消さねえと……でもなんだべ……オラなんだか幸せな気持ちになってきただ…」

「ほひひ、関李仁さんもだか、オラもだべ……そうだ、芋食わねえだか?」

寝譜夫は涎を垂らしながら、焦点の合わない目をしてヘラヘラしています。
関李仁さんは色々どうでもよくなってきて、芋を食べる事にしました。

17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/10/17(月) 10:42:13.12 ID:E5uJQhpH

「あんれ!この芋中身緑色だぞ!腐ってるだか!?まあいっか、はむっ、おいしー!」

どうやら関李仁さんには幻覚が見え初めているようです。

「こら!おまえは悪い芋だべ!良い芋になるだ!お、やるってか!?おまえみたいな弱い芋に負けねえだぞ!
あてっ!意外に強い芋だな…だけどオラ負けねえ!どうだまいったか!臭っ!負け惜しみに臭い芋になっただな!
食ってやる!うん!こいつは甘い芋だ!」

寝譜夫は混乱している。

「オラなんだかおまたがネバネバしてきただ……」

「あっはっはっ!関李仁さんの股からどことなく人面の芋が生えてるだ!」

農村は今日も平和です。

18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/10/17(月) 11:48:41.78 ID:xESgKVMF

幻覚BLヒーローか

19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/10/17(月) 18:11:48.47 ID:fRdcdZjp

神スレ

20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/10/17(月) 20:50:47.44 ID:xLKMKeJc

nep文才多すぎぃ

21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/10/17(月) 21:05:54.60 ID:R/C8W8LN

ほどんど同じ人だぞ

22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/10/18(火) 05:07:39.44 ID:1uulhOKI

文章で一目でホモだとわかった


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