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数日遅れですが、民法前半を読み終わった
明日の民法後半開講を日程通り受講できます
短い盆休み、息抜きに数字さんに会いに来ました
世間は大騒ぎだけど、PCあると問題な時期は過ぎたかなと
ネカフェとレンタルの値段を比較して中古PC買っちゃった

伊藤塾のロー一年コースがホンダクラスになったのは、東大や一橋が英語を必須にしたからっぽい
ホンダクラスは塾長クラスと同じ通常テキストクラスで塾長クラスより100時間も授業が短いので、授業負担軽減で浮いた時間使って英語勉強しろじゃないの

ネット見てると、受験的に、ホンダクラスは塾長クラスより有利、みたいな評価も見かける

ネット見てるとこんな感じの評価

・塾長クラス（通常テキストクラス）ホンダクラスよりインプット授業が100時間も長い
賛の評価「とにかくわかりやすい」「テキスト作成が塾長の功績」
否の評価「崇高な理念などについての雑談が長く、また試験に重要でないこだわり分野に時間を注ぎ込む」「刑法で、論マス段階で習った内容と違うことを、基礎マス段階で塾長が言っていて、混乱した」

・ホンダクラス（通常テキストクラス）塾長クラスよりインプット授業が100時間短い
賛の評価「講義内容が緻密」「論マス担当講師でもあり、インプット段階から論文作成を意識した指導」「質問対応なども真摯」
否の評価「講師が頭良すぎるせいか、説明がわかりにくい」
中立的な評価「論文1位だからか、アスリートのよう」「ストイックな講義」

・呉基礎本クラス（独自教材クラス）
賛の評価「わかりやすいに越したことはない」「呉基礎本は薄く、伊藤塾の膨大な基礎マスター通常テキストに挫折した人でもこなせる」
否の評価「教材がとっ散らかりやすい」「呉基礎本が出ていない科目は、指定教科書である基本書・リーガルクエスト民訴が読みにくい」「伊藤塾の通常テキストクラスの教材である、総復習本・論ナビなし」

（塾長クラスは）「崇高な理念などについての雑談が長く、また試験に重要でないこだわり分野に時間を注ぎ込む」

これは、伊藤塾の理念が「合格後を考える」だから、文句言われても変えないでしょうね
伊藤塾は、司法試験の両訴が選択制だった頃から両方を教えていたんだって
また、伊藤塾は、司法書士試験で憲法が課されていないころから憲法を教えていたんだって
無駄ともいわれることをやるスタンスだから、その辺は、気に入らなかったらほかのクラスとれだよね

でも、東大一橋の英語必修への対応で、ロー一年コースはホンダクラスになったっぽいね
ロー一年コースは、授業負担を減らすので、英語勉強しろ
ホンダクラスでも、数時間、塾長の憲法講演が配信されていて、基礎マスター全部視聴すると、申請でクーポンがもらえる
合格後を考える、も最低限

ホンダクラスのほうがまともだよね
塾長クラスよりもホンダクラスのほうが受験に有利ってのはこの辺だよね

52正解

（ホンダクラスは）「講義内容が緻密」だけど「講師が頭良すぎるせいか、説明がわかりにくい」

売買の効力、買主の義務、代金支払い拒絶権（基礎マテキスト）
以下の場合、買主は代金の支払いを拒絶できる。ただし、売主は、代金の供託を請求できる。（578条）
②売買の目的たる不動産に担保物権が存する場合（577条）
（e.g.）BがAから買った土地に、Cのために抵当権が設定されており、Bが抵当権消滅請求（379条以下）をしようとしている場合

ホンダさんの解説をメモしたもの
「抵当不動産を買ったBが抵当権者Cに対し、金を払うことによって、抵当権の消滅を請求することができる
これを考えている場合、BはAからの代金請求を拒否できる
BはAに費用償還請求できるから
Aの債務を代わりに払い、相殺できる」

一聴して頭に入ってこない
配信講義を巻き戻しながらメモして、復習の時に読んで、ようやく理解する
読んでみるとまともなこと言ってる
説明というより、端的な内容のテキスト補足メモを読み上げてる感
でも、この箇所は、単なる事例についての説明だから、あまり重要ではない
重要な部分はパワポ

例えば民法のパワポ190「譲渡人に対して生じた事由」（468Ⅰ）（補足）
「『事由』とは、債権の不存在・消滅、同時履行の抗弁権等、債権譲渡に密接に付着しその効力を制限する事由を意味し、抗弁権発生の基礎となる事由はこれにこれに含まれない。
もっとも、通知の時点で当該『事由』そのものが発生していなくとも、『事由』の基礎となる事由が存在していれば、その事由を基礎に将来発生する『事由』を譲受人に対抗することができる。
→『事由』の意義について拡張解釈しているわけではない」

確かに緻密
パワポレジュメは配信サイトから印刷できるので楽ちん
重要な部分は、講師がメモするよう指示して、メモする時間もとってくれる
じゃあ、パワポレジュメと、講師指示のメモだけで、授業聞かなくても大丈夫かというと、そうでもない

完成した製作物の所有権の帰属は、特約があればそれによる。では、特約がない場合は誰に帰属するか。（基礎マテキスト）
A説（判例）
結論：材料の供給態様を基準として、製作物の所有権の帰属を決める。
②請負人が材料の全部又は主要部分を供給した場合には、特約がない限り、請負人に所有権が帰属し、引き渡しによって注文者に移転する。
理由：請負人に報酬請求権の担保を確保させる。

これ、ボーっとして授業を聞いておらず、復習の際のテキスト読み込み時、理由の意味が分からなかった
それでその箇所だけ聞き直した

ホンダさんの解説をメモしたもの
「②の場合、製作物についての所有権を請負人に帰属させることによって請負人は所有権という担保を有するのと同じ
注文主が完成物の所有権を移転してほしければ、報酬を支払えと請負人は迫れる」

該当箇所の授業を聞き直すと、講師がまともな説明をしており、それをメモして理解
特に、基礎マテキスト内の図表を説明する際に、口頭説明のみになりやすいので、メモが必要になる
ホンダクラスの講義は端的、淡泊
でもまともなこと言ってるので、配信巻き戻しや再視聴なども使って、試験に必要な情報だけ得たい人には向いている
かみ砕いて授業中に理解させてほしい人には向いてない
塾長や主席講師は、教室内でその瞬間に理解させる能力に長けているのでしょうね
でも、かみ砕いて説明してほしい人は、塾長クラスや呉クラスを選ぶものね
ホンダクラスは、論文1位だ

ホンダクラスは、論文1位だから選んだという人が多そうでもあり、その辺、やる気のある人のクラスっぽい雰囲気も感じる

ロー一年コースの消化のほうは、民法63講が終わっていて、明日開講の後半部分は残り51講で終わりなので、刑法38講を先聴きした貯金があれば、少々遅れてもこなしきれるでしょう
民法前半が数日しか遅れなかったので、後半はほぼ日程通りに聞けるのではないか
憲法22講が未視聴ですが、秋には聞き終えられそうだな、と皮算用している
刑法の開講日程終了から2週間の休みがあるので、上三法は日程通り消化できるでしょう
そうすると、あとは下四法の雑魚狩りなので、挫折せずにインプットを終わらせられそうですね

民法遅れたのは、賃貸借の借地借家法の条文を一々引くのが大変だったから
盆休みだからという心のゆるみもあり、動画など見ながら、だらだらこなしました
でも後半開講前に終わらせたから問題はない

1966カルテット
https://www.youtube.com/user/1966quartet

ストリングスとピアノで、洋楽などを演奏している女性グループ
事務所の社長さんが90歳で、ビートルズを日本に呼んできた人なんですって
これ見てた

1966カルテットは、アマプラで最新盤以外が聞けるようになっていたので、最新盤のMP3だけ買って、過去作も含めて全部スマホにダウンロードした
基礎マ段階の息抜きはこれをお供にしますね

因果応報ってあるんだな、と自分が初めて感じたのは、中学校に入ってしばらくして同級生を殴ったら、その後、関係のないところで全然違う人に殴られたときで、痛いの嫌だからそういうことはしないようにしようと思った

57お気持ち

音楽の授業だか行事だかで、自分は委員をしていて、その進行の障害を除去するため、殴ったという経緯
その音楽の授業だか行事だかを監督していた音楽教諭が、自分が高校を卒業した後、厳しく指導するあまり、生徒に暴力的な行為をしたというので問題になって、依願退職になった

高校所属で、中高の音楽を担当していた教諭です
その教師は、たしかに厳しく指導する人で、その中で、生徒の体に物理的接触を加える、ということもしていた
「おら、もっと声出せよ」で、腹にグーがくる
彼と話すときには、常にキレ気味で受け答えされる
じゃあ、その音楽教諭が生徒から嫌われたいたのかというと、そういう印象はなくて、授業のクオリティはしっかりしていたので、「あれはああいうものだよね」という自然現象みたいな扱いだった
実際、彼が依願退職になった際の、2chだったかの掲示板には、「附天の音楽科のレベルが下がる」というようなレスもついていた記憶がある

でも、そういうのを、受け付けない生徒もいるものね
特に、それが何年も続くと、教師の側にも「これで大丈夫」で油断が生じて、問題が生じやすい状態というのは想定し得る
一度問題になると、親からすると、「あの教師の言っていることは、学校の外にいる私には理解できない」「うちの子供は暴力教師の被害者」「うちの子供が真似したらどうするんだ」みたいなことになったんでしょうかね
その教師は、「うちは実験校だから」というので、教授法を研究する過程で、そっちの方向に行ったようだった
彼が教師人生をかけて研究した教授法は、依願退職の結末により、文科省から「実験失敗」の烙印を押されてお蔵入りになったのでしょうね

そっち系の教師は、附天でほかにもいて、中学に入って最初の担任だったと思うが、「場合によっては体で覚えてもらう」と、公然と体罰をほのめかしていた
これも今だったら問題になりそう
上の音楽担当の男性教諭も、彼の中の昭和が、時代について行っておらず、現代にNGを出された感がある
その担任であるところの男性教師は、冗談ではないという証拠に、合宿の際に、就寝時間後、部屋に踏み込んできて、テレビを見ていた同級生を怒鳴りながら外に引っ立てていった
同級生がどういう指導を受けたのか、別に仲良くもない人で、聞いてないので知らない
その教師に、此方が実際に殴られたのであれば、附天は悪い学校だったと言うかもしれないが、特にそういうことはなかった

一方で、威迫的な行動を取ることで、生徒を統制しようとした教師がいた、というのも事実でもある
その手の教師は、附天の中学に入って、ほかにもいた
担任団の人で、剣道の指導中に生徒を吹っ飛ばして足蹴にし、鬼と呼ばれた
あの人にはこういうエピソードがあるんだよ、ってほかの教師が言っていた

附天の中学に入る以前の学校はどうだったのかというと、此方は中学受験組なので、小学校は附天ではなく、大阪市立西九条小学校です
西九条小学校では、上記の附天中のような教師は、自分がかかわった限りではいなかった
普通のおにーちゃんおねーちゃんおじちゃんおばちゃんが、普通にガキどもの相手をしていた
白飯とか、水とか、パンみたいな学校
ただただ普通、普通が一番

附天の中学校の教師も、上記のような威迫的な言動をとる教師ばかりだと、附天は悪い学校だったと自分は言うでしょうが、そういうわけでもなかった
普通のおじちゃんおばちゃんが、普通にガキどもの相手をしていた
その中で、上記のような威迫的な言動をとる教師が一定数いた

音楽の行事だか授業だかの進行が、生徒たちの行動によって、進行が遅滞しているようだ
ここは委員として何とかせねばなるまい
ということで目に付いた手近な同級生を殴り、彼が倒れる
しーんとなって、なんとなく、自分が権力者になったような気分
その後は、物事がスムーズに進む、附天の教師たちが言っていたことはこれなんだ、彼らもこういう経験をしてああいう言動をとっているんだ、これで正解
そのままだと、自分は何か問題があると、他者に対し、物理的な暴力かは別としても、年を取って立場ができればそれを用いて威迫するなどの手段を用いて、物事を解決する大人になっていた可能性も考えられる
それで、場合によっては、附天の音楽教諭のように勤め先を依願退職するとか、あるいは結婚していれば離婚だとか、そういう話になったかもしらん

それからしばらくして、ゲーセンに行った
大学生以降は紙芝居ゲームをしていましたが、それ以前はゲームをする習慣がないので、付き合いで行ったということです
そこで一人になったときに絡まれて殴られた
殴り返すという道も理屈上はあり得るが、人のいる場所から離れていなかったので、コストとリスクを低減させることを考えて、逃げるほうを選びました
金はとられなかったけど、二回、殴られた
その時に、これが因果応報というものかと思った
二回、殴られたというのは、因果応報なら覚えてないところでもう一回、誰かを殴ってる、忘れてる人ごめんね
殴られるのが嫌だからできるだけ殴るのをやめることにした
それで苑のほうの問題処理で34の頭を殴るまでぶん殴ったりはしてないです

これは、自分が刑事責任年齢に達する前の話です
だから、その件については、暴行罪とかそういうことにはならないですが
自分の経験を思い起こしても、刑事責任年齢という制度に、一定の意義があるとみなされてここまで続いてきたのだろうなと思った
伊藤塾で法律を勉強していて連想した
音楽教諭は、責任阻却という話にはならないので、依願退職
もちろん刑法以外のペナルティというのも世の中にあり、自分はそういったものの一つを食らった、というような形になった、と考えて、因果応報というワードをそこで思い出した

25年前のことですが
附天で癖のある教諭というのはほかにもいて、学校内で実習生とセックスして結婚した、という話のある男性教師がいた
自分はその事実関係を彼に確認したことはないです
此方が高齢童貞なので、附天のような中高一貫校に入ると、セックスしなくなる、とレスを見ている人は思うかもしれないが、そういうわけでもなかった
親の立場からすると中高生は性欲のピークでもセックスより勉強の人が多いでしょうが
同級生のお兄ちゃんが、自室に女を連れ込んで、あんあん喘ぎ声が聞こえてくるんですって
お兄ちゃんも附天だったと思う
でも、学校内で教師が実習生とセックスするのに比べたら、生徒が自室に女連れ込んでセックスするほうが普通だよね
附天の教師どもがみんながみんな学校でセックスしているようなら問題のある学校だったと自分も言うでしょうが、そういう話があるのはその人だけなので、生徒は話題にするだけでスルーしていた
附天の生徒間でセックスが流行しているというような話も特になく、セックスしていない人が多数だったと思います

あと、授業中に教室に入ってきた蝶々を追いかけて、出て行ったまま戻らなかった、という話のある男性教師がいた
自分はその様子を目撃したわけではないです
でも、この人の授業はクオリティ低かった
教科書の解答を板書して音声流して終わり、の授業
それで公務員で定年まで安定して給料ずっともらうんだからいい御身分ですよね
もちろん、そんな教師ばかりだと、附天は悪い学校だったと自分は言うでしょうが、そういうわけでもなかった
例えば、上記の依願退職になった音楽教諭は、授業はしっかりしていた

附天の中学のモットーは質実剛健
これは、教師と中学生の生徒に体格差があるので、生徒に対し威迫的な言動を用いることで物事を進めようとする教師が一定数いますよ、という意味だと自分は思った

附天の高校のモットーは自主自立
これは、教師と高校生の生徒に体格差がなくなるので、教師の優位性が教師という立場のみになり、生徒に干渉しようという教師が減りますよ
国立の高校なので、指導要領の手前もあり、学校が受験対策をするのには限界がありますよ、また受験を指導するだけの能力のない教師が一定数いるのも事実ですよ、だから自分で勉強してね
という意味だと自分は思った

44だまされるほうが悪い
×自主自立
○自主自律

76お気持ち

じゃあ、学校は何を提供してるんだって話にもなりますが、それが課外活動です
行事が多く、それを生徒が自主的に運営する、というのが附天の売りです
此方が中学校に入った頃には、全校クラブ制度があり、のちに廃止されたが、課外活動全般が盛ん
だから、大学受験うまくいったOBなんかは、高校は楽しくていい学校だったよ、と割と言ってたりする
iPS山中が、大学でラグビーばかりしていたらしい、というのは、中高の影響感もある
ただし、みんながみんなそうではない
うちの学校の生徒には三つの別社会が混在している、と教師が言っていた、これは34から聞いた話だったかな
附天内の上位社会に所属して、大学受験がうまくいくと、いい学校だった、という感想になりやすいように思った
一方で、学校の行事にはできるだけ関わらない、という同級生もいた
また、上西小百合のように「附天なんて親が喜ぶだけの学校」と言うような卒業生もいる
それについては「あんないい学校だったのになぜ」という感想を持つ卒業生もいるでしょうね
附天内に存在すると分類される三つの社会のうちの、ある一つの社会に属する人間は、ほかの二つの社会に属する人間のことを理解しがたい、と考えれば納得がいく
自分が附天に在籍していた当時、学校内に別社会が混在しているなどとは意識していませんでしたが、データ上、附天の卒業生の進学先は上から下まで差が激しいので、その点から、その教師の発言は裏付けられる

では、附天で課外活動が盛んである、という学校方針でうまくいっているのか
そのような方針を前提に大学受験がうまくいく生徒が多ければ、そのような方針であることによりいい学校だったという感想を持つOBが多い、ということであるならば、附天の生徒の進学はその学校方針でうまくいっているのか
結論としては、昔はサマになっていたが、今はそうでもない

昔は国立大の後期に一定の枠があり、附天の課外活動を経歴を付けたのを武器に、中学受験などを経て一定の素養のある生徒がそこそこの勉強でそこそこの大学に後期で行く、という現象で進学実績を底上げさせていた
端的に言うと、学校には勉強させる力はないが好きに遊ばせてやるのでそれで経歴つけて後期で進学実績に下駄をはかせてやる、が附天が学校として生徒に提供するもの
高校で遊んでいい大学に行ったら「それをさせてくれた附天はいい学校だった」という話になるよね、という話

ところが、小泉政権時代に国立大法人化があり、多くの国立大は自校を第一志望とする生徒を集めるため、後期の枠を絞って前期の学力入試を拡充した（一部、隙間産業で後期偏重の大学もあるが）
これで附天が不利になって進学実績が落ちた
進学実績が落ちると、優秀な生徒を集められなくなり、学校には勉強させる力がない、生徒にも勉強する力がない、進学実績も微妙、高校では遊んでますよ、というだけの完全にその辺の公立同様の状態になった
でもそれは化けの皮が剥がれただけで、もともとの学校の中身がその辺の公立と同じだった

附天の中身がその辺の公立と同じなら、その辺の公立に比べて、今の附天に優位性はあるのかというと、二つある

一つは、受験を経ていることから一定の治安がある
此方みたいな貧乏人も生徒に交じっているので、すごく校内治安がいいというわけでもない
定期的に盗難事件が起こっていた
でも、あえて小学校中学校を受験させるというような家庭の人間が集まっているので、荒れている公立というような環境でもない、というのが利点

もう一つは、鉄緑会に入れる
私学一貫校だと、中学２年の秋までに1年半で中学3年分の内容をすべて終わらせ、3年半かけて高校の課程を消化し、最後の1年が受験対策だと、和田秀樹などが言っている
附天は国立なので、中学3年かけて中学の内容を終え、高校3年かけて高校の内容を終える
そもそも土俵が違うので勝負になるわけない
ところが国立でも進学実績の高い学校があり、筑駒などそういった学校では鉄緑会の会員が多い
鉄緑会が指定制をとっていることから、鉄緑会に入るために中学受験する
附天より池附のほうが鉄緑会の会員が多く、池附のほうが進学実績が高い
それは、池附のほうが鉄緑会に入るような優秀な生徒から選ばれる学校で、附天は「池附に比べて環境が悪い」「池附に比べて校風が魅力的でない」として現在では上位層から避けられているということ
司法試験の合格実績は伊藤塾が圧倒的で、学校は司法試験対策に関係ないが、上位のローは伊藤塾の膨大な分量をこなすような優秀な受験生から選ばれるような魅力があり、下位のローはそうではない、というのと同じ

鉄緑会って、指定校制だけど、塾の試験に通ったら入れるという制度もあるんだよね
東京と関西で運営方針が違うようですが、鉄緑知ってて入ろうという人は普通は中学受験組だよね

自分は生徒サイドで附天を卒業した経験でものを言っていますが、教師サイドの観点もある
同窓会に来る卒業生は社会的に成功した奴らばかりだから、嫌な奴も多い、と教師が言ってたんだって
これは同窓会委員から聞いたんだったと思う

でも、自分の周囲にいた陸上部の人ら、同期で知っている人が、京大・神戸文系、阪大理系、市大医・理系と、割と進学実績がまともな部活だったけど、彼らが嫌な大人になったのかというと、高校時代の感じだと、それも想像しがたい
もし、成功した卒業生が嫌な奴であっても、その教師が業務上、本当に尊敬されるような態度をとっていたのであれば、卒業生の言動にもそれがにじみ出るはず
単に、その教師が、今の此方の話のような感覚で、その卒業生に生暖かい目で見られていただけではないのか、と自分は思った
こういうことを言う自分は別に社会的に成功していないが、その教師の言う、嫌な卒業生かもしらんね

在学中から、生徒数人で特定の教師批判でぼろくそ言って盛り上がってたり、ということもあったし、卒業したからといって、それが変わるというものでもないものね
その様子をじーっと見ていた教師は、此方の再受験にあたって附天のサイトを確認すると、じきに学校からいなくなっていたようだが、定年だったんですかね
もちろん特定の生徒のことをぼろくそ言う生徒もいた

なんで当時の附天陸上部の進学実績がまともだったのかというと、練習は毎日2時間きっかり定時に始まり定時に終わる
だから勉強時間を確保しやすい、というのもあるし、仮入部の段階でその辺を把握したうえで、勉強時間を確保できる想定で入ってくる、受験に対する意識のある生徒も一定数いたのだろうと思われる

ほかの部活はそうじゃないのか、というと、そうじゃないんですよ
テニス部や野球部は、陸上部が引き揚げてから、1時間も2時間も暗くなっても練習を続けていた
お兄さんは附天だけど、授業が終わったら放課後はひたすら運動して帰ってきたら勉強せず寝ている、「あの学校はおかしい」というので弟さんは附天を選ばなかったそうだが、それは野球部だったと思う

課外活動が盛んとはいっても、どの課外活動を選ぶかでかなり差がある
自分自身が受験に意識があると、ホワイトな課外活動を選びやすいし、受験に意識がある友人を有しているとホワイトな課外活動に誘われやすい、というのも学内に3つの別社会があるという教師の言葉に関係してそう

研新館という塾に行っていたが、テニス部の人は塾に来るのが遅かったような記憶がある
自分自身は、最初の陸上はホワイトだけど、次の自治会がブラックだった
当時、学校行事のノウハウは文芸部に蓄積されていて、文芸部の人が準備を仕切っていた
文芸部としても自治会に人を出す、けど人が足りないので、助っ人を呼んでくる、で頼まれて半期だけやった

自治会の会長や副会長は単に時々、顔を出して感想を述べるだけのお飾り
政治の世界の派閥のボスみたいに、公職に就かずに裏にいる文芸部の実力者が一番偉い
文芸部は会計を出して金の計算をしている
自分は書記でただの単純作業員

でも書記って、ちゃんとやろうとすると、1時間なり2時間なりの委員会の文字の打ち込みなので結構大変
後任の人はだからさぼってたようです
自分はちゃんとやってたので、放課後の委員会が終わったら文芸部たちと話し合いでまた1時間とかの中で、家に帰ってひたすらPC打ち込み、朝早く来て印刷して、配布場所にセットする
議事録が配布されるが、みんな取らずに教室の後ろまで回されて、誰も読んでないって同級生に言われた

なんでみんな議事録を読んでないのかというと、委員会でどうでもいい話をしているからです
行事の議定書の前文についてねちねち延々何回もかけて審議する
実際の行事の話は、基本的に例年通り
毎年作り直す、前文の話が長い
この行事の意義はどうのこうのと、それを頻繁に開催される委員会で憲法の前文改正案でも議題にしているようにねちねち審議し、それが終わったら、次の委員会に持ち込む文面を国語の勉強みたいにねちねち文芸部と検討する

これをホワイト化しようと思ったら、委員会の開催を一定頻度に制限すればいいよね
陸上部みたいに、一定時間しか使わない方式だと、余計な話はカットして、行事の実態についての必要な話しかしない
同様に、練習時間が長い部活も、陸上同様に時間制限を設けると、ホワイト化するよね

その辺、下校時刻はあった気がする
あったけど、守ってないのが問題になっている、という話だったと思う
その辺は下校時刻を早めに設定して時間厳守でホワイト化だよね
それなのに、上記のような実態がまかり通っていたのは、うちは受験校じゃないから、という意識が教師にも生徒にもあるからだと思われ、「うちは受験校じゃないから」これは生徒が言っていたのを聞いた
教師の側にも、「校風からして、勉強せずに部活ばかりして大会目指すのもいいんじゃないの」みたいな感覚があったのではないかと思われる

附天は、天王寺という立地から、大阪府南部の人が多いので、岸和田だんじり祭りみたいな体育会系寄りの文化
天王寺、池田、平野で、ほかの大教大附校との交流会もあったが、池附は、北摂の土地柄から、阪神間モダニズムとかそっち系の文化的なノリが、附天より濃い雰囲気はあった
附天はいかにも大阪という、アメリカみたいなノリの学校で、東京から来た人が大阪臭を嫌って大阪市内に住むのも嫌がって、大阪府内だと北摂とかに行く傾向があるらしいというのはこれかと思った
今は大阪民が池附＞附天という評価を下していて、東京人と意見が一致しているのは若干不思議
大阪の北のほうでも京阪沿線だと門真の事件なんかもあったり下町寄りだよね
関西だとトップブランドは阪急なので、金がある東京民は、政権交代災害でこっち来ることになったら、阪急沿線に住んだらいいね
今東光のファンで河内文化などに興味があるとか、そういう場合もあり得るでしょうが

公立みたいな中高一貫校なのであれば、そういうところを受験するより、公立に行ったらいいんじゃないの、という見方もあり得るよね
ところが、妹の話によると、「西九条小学校は普通だったが、その学区の中学校である、春日出中学校は普通ではなかった」ということです
此花区の地理は、内陸側の端にあるのが西九条、ここは福島と地続きなので文化的共通性もある
西九条から少し海側に行くと急な坂があり、朝日橋を渡ってまた急な坂を下りた川向うが千鳥橋で、そこから先が、此花の大部分を占める
海側は工業地帯で、田舎です
此花は、都会の福島から物理的には近いんだけど、福島が梅田の隣で若干お高いことから、そこに住めない低所得者が住む下町なので、環境としてもそれなり
西九条小学校出身者は普通だけど、ほかの小学校出身者がヤンキー的なノリで、そっちにのまれていく感じらしい
春日出中学校を嫌がって、親戚の伝手で子供の住所を移して、下福島中学校に通わせた親もいたんだって

自分は春日出中学校がよかった
知り合いも多いし、西九条神社で夏祭りに子供たちが太鼓をたたく地域行事があって、そっちに参加していたので、中学受験して陸上やるより太鼓を続けたかった
でも一般論として、春日出中学校がいいとも言えない

此花区は団地が多く、西九条にも木場団地という大きな団地があり、そこから学校に来ている子ももちろんいたが、小学校の同級生で、その木場団地が中流に見える、隙間風ビュービューのぼろ家に住んでいる子なんかもいた
そういう子は、同級生が家に来るのを嫌がる
金銭問題で常に両親がもめている我が家でも貧乏ではない、と思わされるレベル
そういうご家庭からすると、小金持ちの親が子供を受験させる、というご家庭の多い附天はやっぱり別世界
ぼろ屋に住んでいた小学校の同級生は、本人の資質に関係なく、環境のために、「普通にやってりゃ神戸大くらいは誰でも行ける」ということにはなるのは難しかったでしょう

附天に入ったからと言って、上位1/3の社会に属することになるとは限らない、もともとが一か八かみたいな学校なのに、レベル低下で校内の上位社会は縮小している
それでも、附天の上位社会には属していなかったであろう上西小百合の「附天なんて親が喜ぶだけの学校」という発言に「あなたは学歴で恩恵を被っている」というレスがついていたのは、それも一面の真実だろうと思われる
特にそういう下町からだと、附天に行けたら、子供の将来が開ける可能性はある、という見方は成立し得る

自分は、高校では、最初の一年が陸上でホワイト
その後の半年が自治会でブラック
それで、苑の相談接心で、課外活動はやめて勉強するよう言われ、陸上サヨナラで、勉強専念になったので、そこから先は、附天の課外活動には参加しない、という同級生と同じ状態になった
自分は春日出中学校がよかったんだけど、親の苑の所属さんの子供が中学受験して附天に入った話などを持ち出して、此方が中学受験したことを全否定もしないのは、小学校の環境も見ているからです

57お気持ち

長々レスして、何が言いたいのかというと、自分は附天に繰り上げ合格だったんですよ
これは自分だけじゃなくて、中学に入って、男の子でそういう人はほかにも見た
関西は、灘、甲陽、星光、東大寺、洛南など、男の受験校の選択肢が多い
附天は例えば大阪星光のすべり止めになっていて、そっちに通った男の受験生から蹴られる
ので、穴埋めがある

関西は、女の進学校は、洛南や四天王寺があるが、選択肢が少ないので、女の親が本命で附天を受験させる、ので附天は女のほうが偏差値が高いと言われていた
男の子だと、附天の中学校の同級生で、高校は灘に行って附天とさよならしたという人がいた
そういう子は、中学受験段階で灘を受けていて、落ちて仕方なく滑り止めの附天に来て、中学三年塾通いして、高校で本命の灘に行ったんでしょうね

此方にとっては、苑の鑑定の学費面から国立縛りもあり、浜学園みたいなまともな塾に通わず安い地元塾出身で、補欠合格した附天が最上位の学校なので、それ以上の世界があるとは想像もできなかった
貧乏家庭出身だとそういう考えになりやすい
附天は行事も多く共学で楽しそうなのに、なんでわざわざ男子校に行くの、というのも謎だった
でも附天は上記のような学校なので、金のある家からは蹴られたりもするよね

自分の時は、繰り上げ合格は、指定日に電話連絡で、電話に出ないご家庭があると、次の家に電話する、という方式だった
34はその辺チェックしてなかったけどその日にたまたま家にいたので、34が電話を受けて自分は附天に入った
34も貧乏だから、附天を蹴る人がいるとは考えていなかったっぽい
25年前の話なので、今でもそういう方式かは知らんけど、附天に繰り上げ合格制度が今でもあるなら、受験する場合は、特に男の子であれば、その辺もチェックしておくといいかもしれない、という話のオチです

33そうですね

附天の高校の陸上は、引退も3年春だったので、活動期間は2年だった
練習時間の長さと相似形で、引退が遅い部活もほかにはあったんでしょうね
附天もレベルが落ちていて、自分が居た頃から20年もの月日が過ぎていて、此方は中途退部の上にこういう人生で学校関係者から切れているので、今の附天陸上部がどうなっているのか知りませんが

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