ヒエ
冷ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
ヒエ
冷ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
今後このスレは怖い話を貼るスレになりますた
つい先日体験した話
ちょいと早い夏休みに入って、地元に帰った俺は昔のように馴染みと会って毎日遊んでいた
男女合わせて四人、学生時代のいつもの顔ぶれだ
適当な飲み屋で飲んでいるとき、夏だし怖い話をしようという流れに
面白半分、それぞれ怖い話を出しあった
飲み屋という場所柄、話のオチで何故か笑うようなそんな話ばかりが出揃って、二週目のA子の番
場は凍りついた
「そういえばさ、小学校の頃死んじゃった子いたじゃない?」
それは俺たち、いや同じ小学校出身者の間では禁忌の話だった
忘れかけていたが、頭の隅にはヘドロのようにべっとり残っていた
それまで馬鹿話で笑っていたのが嘘のように、俺たちの顔は一辺した
B太郎「嫌な話持ち出すなよー」
俺「突然なんでその話を」
こう言っちゃなんだが、思い出したくはなかった
あまりにも惨たらしい事件だった
これは去年田舎に帰った時の話しなんだけど俺の田舎には代々変な決まり事とよく分からない祭りと謎めいた行事と古くから伝わる怪しい神様を祭る神社がありまくるんだけど去年帰った時に爺ちゃん家の裏の山で幼なじみの美少女と遊んでたら祠を見つけたんだけど見たときに本能的にヤバいと感じて気絶して気付いたら爺ちゃん家で寝ていて爺ちゃんが鬼の形相で「お前アレを見たのか!何を見た!?」とか言ってきてどこかに電話しはじめてすぐに偉そうな神主みたいな人とか神社とか村長達がゾロゾロ来て「魅入られていますね」とか言ってたんだけど俺は大して気にしてなかったんだけどお祓いされたら急に涙が止まらなくなって気絶して気付いたら病院のベッドで寝ていたんだけど見舞いに来てくれた友達見たときになんか違和感感じて、俺は霊感とか全然無いんだけどなんか直感的にここが似てるけど違う世界に来たんじゃないかって確信して試しに幼なじみの事話したらそんな奴居たっけ?ってなって医者も起きたばかりで混乱しているんでしょうとか言うし訳分からなくて気絶したんだけど起きたら夜で遠くの方から何か聞こえて来てそれがどんどん近付いてきてお経だって気付いた時には全身金縛りになって足首を真っ赤なワンピース?みたいな服着た女に掴まれて兵隊が鎧武者と一緒に赤ん坊抱きながら俺の事見下ろしていてお経が更に大きくなってもうだめだって思った時頭を叩かれてふと金縛りが解けていつの間にか姉がいてどうやら姉が祓ってくれたらしいと後日霊感があって父親が代々お祓いやってる凄い家系の巫女やってる友達に言われたんだけどどうやら俺には凄い守護霊が付いてるらしくだから今回は助かったらしいんだけど俺にはさっぱり自覚なくてやれやれだぜと思って気絶したんだけどその時爺ちゃんから電話がきて「今後は帰ってきちゃいけん」とか言われてどうやら今もあの神様?は俺を狙っているらしく次は助からないとの事で神様の名前は爺ちゃんに聞いても「知らんでいい」と教えてくれなかったんだけど電話の向こうで小さくお経が聞こえていてその時俺は大して気にしなかったんだけどやっぱり気になるから今日の夜にでも神社で守護霊祓ってもらって爺ちゃん家に行ってみようと思う。
何か新しい情報掴んだらまた書き込むぜ!
改行!!
A子「最近、噂になってるんだけど、その子によく似た女の子がよく目撃されてるらしいの」
俺「んー、似てるってだけじゃないの?」
A子「それがそうじゃないのよ……」
事件の概要はこうだ
俺たちが小四の頃、同じクラスの女の子が亡くなった(E子)
E子はクラスの中でも目立たない、どちらかと言えば地味な子だったが、家がお金持ちということで有名だった
B太郎「どういうことだ?」
ある日、裏山の小さな小屋で火事があった
火は燃え広がり小規模な山火事にまで発展した
火事と同時に、行方不明になった女の子がいた
それがE子だった
丸2日消火活動をして、やっと鎮火したと思った矢先、焼け朽ちた小屋の中から黒焦げたE子の遺体が発見された
A子「友達から聞いた話では、その日の夜中、裏山周辺で焦げた匂いがしたんだって。それこそ火事と思えるくらいの」
A子「夜中だし火が立ってたら絶対に見えるものだけど、それらしい明かりはない。でもあまりにも焦げ臭い。だから、友達は確認しようとちょっとだけ裏山に入ったらしいの」
A子「進めば進むほど焦げた匂いが強くなっていく。不審に思いながらも友達は歩き続けた。そしたら突然」
『ねぇ』
A子「背後から声をかけられたらしいの。びっくりして振り返っても誰もいないんだって」
A子「怖くなった友達は、一目散に来た道を走った。走ってる途中、何かに足を引っ掛けた。立ち上がろうとしても、足にひっかかったそれは中々取れなくて立てない」
A子「よく見ると、何かに足を捕まれてる」
『黒焦げた何かに』
A子「足を捕まれてる」
A子「そいつを何度も何度も蹴って、ようやく抜け出した友達は帰ることができたんだけど、今にして思うとE子だったのかもしれないって」
続きまだ?
B太郎「洒落になんねーよマジで」
一気に雰囲気が重くなり、その日はすぐに解散した
次の日、B太郎から飯でもどうだと連絡があった
待ち合わせ場所に行ってB太郎と合流し、近くの定食屋へ向かった
どこかB太郎の様子がおかしい気がする
そわそわというか、周りを気にしているというか
B太郎「……あの事件のさ」
俺「E子の?」
B太郎「うん。犯人捕まっただろ?」
俺「あぁ、誰だっけな、小屋の持ち主の息子とかだったっけ」
B太郎「そうそう。でもな、俺本当の犯人知ってる」
俺「本当の犯人?いやいや、捕まっただろ?」
B太郎「違うんだよ。きっとあれは冤罪だ」
俺「マジで」
B太郎「たぶん、てかほぼ確実に。お前には話しておくべきだろうと思ってな」
俺「……」
その日、B太郎から聞いた話
俺は耳を疑った。そんなわけないだろうと
B太郎「……そんで、E子の遺体には十数ヶ所も骨折と殴られた形跡があったらしい。きっと火を付ける前に相当な暴力を受けたんだと思う」
帰ってからC子たちから飲みの誘いが来たが断った
そしてその日の夜中、B太郎に連絡をした
「肝試しでもしに、二人で裏山に行かないか?」