B太郎「洒落になんねーよマジで」
一気に雰囲気が重くなり、その日はすぐに解散した
次の日、B太郎から飯でもどうだと連絡があった
待ち合わせ場所に行ってB太郎と合流し、近くの定食屋へ向かった
どこかB太郎の様子がおかしい気がする
そわそわというか、周りを気にしているというか
B太郎「……あの事件のさ」
俺「E子の?」
B太郎「うん。犯人捕まっただろ?」
俺「あぁ、誰だっけな、小屋の持ち主の息子とかだったっけ」
B太郎「そうそう。でもな、俺本当の犯人知ってる」
俺「本当の犯人?いやいや、捕まっただろ?」
B太郎「違うんだよ。きっとあれは冤罪だ」
俺「マジで」
B太郎「たぶん、てかほぼ確実に。お前には話しておくべきだろうと思ってな」
俺「……」
その日、B太郎から聞いた話
俺は耳を疑った。そんなわけないだろうと
B太郎「……そんで、E子の遺体には十数ヶ所も骨折と殴られた形跡があったらしい。きっと火を付ける前に相当な暴力を受けたんだと思う」
帰ってからC子たちから飲みの誘いが来たが断った
そしてその日の夜中、B太郎に連絡をした
「肝試しでもしに、二人で裏山に行かないか?」