コナン「殺人……ッ!?」古美門「面白くなってきたー!!」

1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/03/18(水) 04:24:03.03 ID:TxHNhZNV


コナン(俺たちは例のごとく、博士の車で長野県の山にキャンプに来ていた)

コナン(しかし、予想外にキャンプ場がいっぱいだったという事で、今回はキャンプ場よりも山奥にある山小屋に泊まることになった。)

コナン「にしても随分天気が悪ぃな……。テント泊じゃなくてよかったぜ」

灰原「何がよかったのよ? ここに来るまでにすでにびしょびしょじゃない」

光彦「そうですよコナン君! このままじゃ皆風邪を引いてしまいますよ!」

博士「たしかこの山小屋には温泉もついとるらしいぞい」

歩美「わーい! 歩美温泉大好き!」

元太「うな重もあるかな?」

コナン「つーかホントにここ山小屋か? 豪華過ぎんだろ」

博士「なんでも鈴木財閥顧問の鈴木次郎吉の別荘を普段は山小屋として貸してるとか」

灰原「ま、これだけのゲストルームがあれば使わないのはもったいないものね」

コナン「はッ!」ピコン

灰原「どうしたの江戸川君?」

コナン「いや、この天気に人里離れた山小屋、鈴木財閥……何かが起きる気がするんだ」

灰原「ま、アナタが遠出している時点で何か起こる気がしてるわよ」

コナン「あはは……」

???「黛君さっさとこの掃き溜めのような悪い天気をどうにかしたまえ!」

???「無理に決まってるでしょう先生!」

コナン「ん? なんか騒いでいるな?」

2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/03/18(水) 04:25:11.05 ID:TxHNhZNV


古美門「だから僕はこんな山奥に来るのはやめようと言ったんだ! 買ったばかりのアルマーニのスーツが台っ無しじゃないかッ」

黛「先生が鈴木財閥からの依頼だからって張り切ってきたんじゃないですか! 大体先生にアルマーニなんて似合いませんから丁度良かったんじゃありませんか?」

古美門「キミには僕の魅力なんて分からないんだろうな。この嵐の中に裸で出てくるといい、少しはその朝ドラ馬鹿女頭もましになるだろう」

服部「まぁまぁお二人とも、スーツは私が新品同様にクリーニングしておきますから」

コナン(あのバッヂは弁護士か……。鈴木財閥からの依頼?)

コナン「ねーねーおじさん、鈴木次郎吉さんに何を頼まれたの?」

古美門「ん? なんだこの少年は」

コナン「実は僕次郎吉さんの知り合いなんだ」

黛「わ~可愛いねぇ」

コナン「それでおじさん達はなにを依頼されたの?」

古美門「教えなーい! 弁護士にはクライアントに関する情報の守秘義務があるし、ましてやいきなり話しかけてきたガキに教える義理はない! 大体僕はまだおじさんと言われる程年を食った覚えは無~い!」

黛「古美門先生、いいじゃないですか子供なんですし」

3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/03/18(水) 04:26:02.25 ID:TxHNhZNV


コナン「あはは……ごめんねお兄さん」

元太「おいコナンなにやってんだよ! さっさと温泉入ろうぜ!

コナン「ああ今行くよ。じゃあねお兄さんたち」

古美門「フン……」

黛「先生、いくらなんでも子供にあの態度は無いんじゃないですか? それに鈴木さんの知り合いだと言ってましたし」

古美門「君は本当に素晴らしい脳みそをお持ちのようだ。よく考えてもみろ、普通小学一年生くらいの子供が僕の弁護士バッヂを見て何の依頼ですかなんて聞いてくるわけがないだろう。どーせ三木の差し向けた罠かなにかだ」

黛「そういえば今回の相手も三木探偵事務所ですもんね……でもいくらなんでも子供までは使わないですよ」

古美門「そう言う甘っちょろい考えだからいつまでたっても君は勝てないんだよ」

コナン(古美門に三木……そう言えば前に蘭の母さんが言ってたような……)

コナン(無敗の凄腕変態弁護士と古美門を倒したい凄腕変態弁護士だっけか……)

4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/03/18(水) 04:26:47.48 ID:TxHNhZNV

光彦「山小屋の人に聞いたところ、本当にでっかい温泉みたいですよ! なんだか今回は酷い目にあわない気がするし最高ですねー!」

元太「光彦もか? 俺もなんか普通に喋れるし最高だと思ってたところだぜ」

歩美「私もレイプされないし光彦君に暴言吐いてキャラを崩されなくて済んでるよ~」

博士「これこれ、あんまりはしゃぐんじゃないぞい。わしも変な発明させられてなくて最高の気分なんじゃから」

コナン「じゃあさっそく風呂入るか!」



一同「えー!」

テレビスタッフ「ごめんね、今撮影中だから入れないんだ」

光彦「風邪を引いてしまいますよ!」

スタッフ「すぐ終わるからさ、少し待っててね」

歩美「そっか~、まぁすぐに終わるんならいいかな」

元太「そうだな!」

コナン「所でおじさん、これなんの撮影なの?」

スタッフ「ん? 今鈴木次郎吉さんの裁判をドキュメンタリーで撮っていてね」

灰原「裁判ドキュメンタリーなのにお風呂に入るシーンなんておかしな話ね」

スタッフ「ああ、鈴木さんの要望で眺めのいいところで風呂に入ってるシーンを撮りたいと言われちゃってね。主役兼スポンサーの願いとあっちゃ断れないよ。まぁあいにくの嵐で眺めは悪くなっちゃったけど」

コナン「ハハハ……」

コナン(自己顕示欲の強いあの爺さんの考えそうなことだぜ……)

5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/03/18(水) 04:29:27.77 ID:TxHNhZNV


博士「この建物の持ち主が言ってるんじゃしかたないのぅ」

元太「でも風呂に入るまで暇だなぁ~」

博士「じゃあクイズでもやろうじゃないか!」

光彦「もう……元太君が変な事言うせいでまた始まったじゃないですか」ヒソヒソ

歩美「せっかくここまでクイズなしだったのにぃ」ヒソヒソ

元太「わ、わりぃ」ヒソヒソ

灰原「不評みたいね、博士のクイズ」

コナン「そりゃまぁそうだろ……」

博士「うおっほんッ! それじゃあ行くぞい」

博士「A君のテストを見たお父さんが『山だ!』と言いました。さて、どんな成績だったのかな? 1.100点 2.50点 3.0点」

歩美「え~? テストをみて山だ! なんて言わないよ?」

光彦「分っかりました! 3番ですね?」

博士「どうしてかな?」

光彦「山を張るってよく言うじゃないですか。でも山を張ったところで日頃勉強していなかったらいい点数は取れません。だから0点です!」

博士「ブッブー! 残念じゃが不正解じゃ」

元太「わかんねぇよ博士! おいコナンわかるか?」

コナン「ああ、山っていうのは英語ではマウンテン。つまり満点、100点の1番が正解だ」

博士「うむ、その通りじゃ」

光彦「うわぁ……相変わらず博士のクイズは寒いですね」

灰原「基本親父ギャグだものね」

博士「酷いのぅ……」

6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/03/18(水) 04:30:26.22 ID:TxHNhZNV

スタッフ「はい、もう入っていいよ~。ごめんね待たせちゃって」

三人「わーい!」

コナン「おめぇら慌てて転ぶなよ?」

博士「じゃあわしらも風邪を引かんうちに――」


???「キャーーーーー!!」

コナン「ッ!!」

灰原「貴方の予感、当たりかもしれないわね」

コナン「みてぇだな……。博士、行くぞ!」ダッ

博士「わ、わかった!」


みたいの誰か書いてくれ リーガルハイとコナンで

7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/03/18(水) 04:46:58.87 ID:P9iVvw7r

古閑美保に見えた
寝るか

8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/03/18(水) 10:50:21.23 ID:qlhaIgiG

そこまで書いておいてなぜベストを尽くさないのか

9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/03/18(水) 12:42:32.33 ID:O/0ggFz3

歩美ちゃんと灰原が温泉でプレイするシーンはないのか?


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