古美門「だから僕はこんな山奥に来るのはやめようと言ったんだ! 買ったばかりのアルマーニのスーツが台っ無しじゃないかッ」
黛「先生が鈴木財閥からの依頼だからって張り切ってきたんじゃないですか! 大体先生にアルマーニなんて似合いませんから丁度良かったんじゃありませんか?」
古美門「キミには僕の魅力なんて分からないんだろうな。この嵐の中に裸で出てくるといい、少しはその朝ドラ馬鹿女頭もましになるだろう」
服部「まぁまぁお二人とも、スーツは私が新品同様にクリーニングしておきますから」
コナン(あのバッヂは弁護士か……。鈴木財閥からの依頼?)
コナン「ねーねーおじさん、鈴木次郎吉さんに何を頼まれたの?」
古美門「ん? なんだこの少年は」
コナン「実は僕次郎吉さんの知り合いなんだ」
黛「わ~可愛いねぇ」
コナン「それでおじさん達はなにを依頼されたの?」
古美門「教えなーい! 弁護士にはクライアントに関する情報の守秘義務があるし、ましてやいきなり話しかけてきたガキに教える義理はない! 大体僕はまだおじさんと言われる程年を食った覚えは無~い!」
黛「古美門先生、いいじゃないですか子供なんですし」