コナン(俺たちは例のごとく、博士の車で長野県の山にキャンプに来ていた)
コナン(しかし、予想外にキャンプ場がいっぱいだったという事で、今回はキャンプ場よりも山奥にある山小屋に泊まることになった。)
コナン「にしても随分天気が悪ぃな……。テント泊じゃなくてよかったぜ」
灰原「何がよかったのよ? ここに来るまでにすでにびしょびしょじゃない」
光彦「そうですよコナン君! このままじゃ皆風邪を引いてしまいますよ!」
博士「たしかこの山小屋には温泉もついとるらしいぞい」
歩美「わーい! 歩美温泉大好き!」
元太「うな重もあるかな?」
コナン「つーかホントにここ山小屋か? 豪華過ぎんだろ」
博士「なんでも鈴木財閥顧問の鈴木次郎吉の別荘を普段は山小屋として貸してるとか」
灰原「ま、これだけのゲストルームがあれば使わないのはもったいないものね」
コナン「はッ!」ピコン
灰原「どうしたの江戸川君?」
コナン「いや、この天気に人里離れた山小屋、鈴木財閥……何かが起きる気がするんだ」
灰原「ま、アナタが遠出している時点で何か起こる気がしてるわよ」
コナン「あはは……」
???「黛君さっさとこの掃き溜めのような悪い天気をどうにかしたまえ!」
???「無理に決まってるでしょう先生!」
コナン「ん? なんか騒いでいるな?」