23 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2019/09/01(日) 20:52:47.58 ID:JTtftgMu「油拡散防止」ポンプ停止 大町町、国の要請で 被害拡大の一因か|【西日本新聞ニュース】
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/539193/
佐賀県大町町が、佐賀鉄工所から流出した油が河川や海に流出するのを防ぐため、管理する5基の排水ポンプのうち1基の稼働を止めていたことが、30日分かった。排水が追いつかずに順天堂病院周辺は冠水。住民からは「全てのポンプを稼働させれば、被害は減らせたのではないか」と疑問の声も上がっている。
町によると、稼働を止めたのは病院近くの排水ポンプで、町が管理。農業用水路から、町内を流れる六角川に毎秒7・5トンを排水する能力がある。
町は28日午前11時ごろ、油の流出を確認した国交省武雄河川事務所から排水を止めるように申し入れを受け、ポンプの稼働を停止。有明海で始まる県産ノリの養殖への影響や、発火や感電の危険が広がることを考慮したという。
その後、稼働を停止したポンプは浸水で故障。油が流出していない場所にある町内のポンプ4基は稼働を続けた。町は「人命を最優先し、環境影響も考慮した判断だったが、想定外の雨量に見舞われ、排水能力が追いつかなかった」としている。
24 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2019/09/01(日) 20:55:52.58 ID:JTtftgMu家も田畑も油まみれ 九州北部大雨 有明海に油膜、漁協不安|【西日本新聞ニュース】
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/539389/
甚大な冠水被害が出た佐賀県大町町。順天堂病院周辺の水はほとんど引いたが、鉄工所から大量の油が流出しており、農業や漁業への影響が懸念される。自衛隊などが30日から除去作業を本格化させるが、難航が予想され、復旧の見通しは立っていない。
民家と田畑が混在する一帯では早朝から、住民が片付けに追われた。冷蔵庫やタンスが倒れ、汚れた衣服が散乱する室内は、至る所に黒い油がべっとり。鼻を突くような異臭も漂う。
自宅を3月に新築したばかりの会社員、南川康弘さん(58)は「流出を鉄工所が早く公表していれば、被害を減らせたのではないか」と憤り、田んぼが油まみれの水に漬かった女性(70)は「米農家なのに、米を買わなければならないかも」と肩を落とした。
◆ ◆
県や国土交通省によると、佐賀鉄工所大町工場から漏れた油は約5万リットル。流出範囲は付近を流れる六角川の河口から上流に2~17キロ付近とみられる。病院周辺の油は30日朝から自衛隊が除去を進め、県も31日に職員30人を派遣する。数日で取り除ける見込みだ。
一方、住宅をむしばんだ油については行政の支援は手つかず。具体的な対策の検討はこれからだ。
農業への影響も深刻だ。県によると、農地に付いた油を拭き取るのは難しく、油が自然に分解されるには年単位の時間がかかる場合もある。石灰などで分解を促進する手段もあるが、対応は検討中で「被害の全容もまだ見えない」という。
国交省は六角川河口近くの有明海で油膜を確認。流出した油の可能性もあり、佐賀県有明海漁協は「ノリ養殖に影響が出ないか不安だ」と話す。
(続きはソースで)
25 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2019/09/01(日) 20:56:30.86 ID:JTtftgMuボランティア始動 油との格闘、長期化も 大雨被災の佐賀県4市町|【西日本新聞ニュース】
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/539451/
記録的な大雨で広範囲にわたって冠水した佐賀県の3市1町で31日午前、ボランティアの受け入れが始まった。鉄工所から流出した油が住宅に入り込んだ大町町では、鼻を突く異臭が漂い、泥混じりの汚れが住民の帰宅を阻む。被災後初の週末、ボランティアの手を借りて復旧の動きが本格化したが、油との戦いは長期化する恐れもある。
大町町総合福祉保健センター美郷には受け付け開始の午前9時半前に続々とボランティアが集まり、手続きを約40分前倒しした。東京の清掃メーカー社員が油を除去するシート状の吸着材の使用法を実演し、「洗い流さず、床や水に付着した油を拭き取るだけ」と説明した。
ボランティアは説明を聞くと、車に分乗して被災した民家へ。油まみれの庭にシート状の吸着材を敷き、家具を運び出すなどした。「油が民家を汚す災害は聞いたことがない。仕事柄ごみの分別には詳しいので、災害ごみ分別などで力になれたら」。産業廃棄物処理会社従業員、猪ヶ倉和良さん(50)はテレビで油流出を見て、北九州市八幡西区から車を走らせて来た。
佐賀市の50代の女性看護師は「同じ県民として手助けしたい」と中学時代の同級生と災害ボランティアに初参加。「高齢者が多いと思うので、自宅の片付け、泥や油の掃除をしようと考えている」と話し、毎週通うつもりという。
胸の高さまで冠水し、1階が水浸しになった大町町の中島逸子さん(63)の自宅では、ボランティアが床に残る泥水を掃き出したり、水を含んで重くなった家具を運び出したりしていた。中島さんは「夫と2人ではとてもじゃないけど無理。本当に助かります」。
大町町に隣接する武雄市北方町でも、ボランティアがぬれた家具の搬出や清掃に汗を流した。地元の武雄青陵中1年、秋月香凛さん(13)は自宅が床下浸水するなど自らも被災したが、ボランティア受け付けが始まってすぐに駆け付けた。「自分より大変な思いをしている人がたくさんいる。少しでも役に立ちたい」と話した。
26 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2019/09/01(日) 21:58:02.19 ID:JTtftgMu東京新聞:町中に水と油 復旧長期化も 佐賀・大町:社会(TOKYO Web)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201909/CK2019090102000127.html
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201909/images/PK2019090102100079_size0.jpg
猛烈な雨で冠水被害に見舞われた佐賀県では三十一日、時折雨が降る中、県内外から駆け付けたボランティアが住民らと協力して住宅の清掃や家財道具の片付けを進めた。初の週末を迎え、復旧作業が本格化した。ただ、鉄工所から大量の油が流出した大町町(おおまちちょう)では、除去作業が長期化する恐れも。作物被害も深刻で農家の人々は肩を落とした。
油は住宅街に拡散し、鼻をつく臭いがする中、自衛隊や住民らが吸着マットなど使い除去作業を続けた。鉄工所周辺の広大な水田では、稲の穂先の多くに油が付着し茶色くなっていた。濁水につかったまま稲が見えないところもある。
十月上旬に収穫を控えていた農家の岸川研二さん(69)は今年の収穫を断念した。「全滅状態になるのは初めて。土壌も汚染されているだろうし、浸水で農業機械も壊れた。今後、稲作を続けられるかも分からない」とうなだれた。
鉄工所近くで板金工場を営む山中敏光さん(70)は、工場とすぐ横の自宅が浸水した。工場も自宅も壁にべったりと茶色い油の線が残り、工場内では工具やモーターの付いた機械が砂にまみれたまま散乱。「高校を卒業してからずっとここで仕事をしてきたが、やめどきなのか」と寂しそうにこぼした。
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