政府が同一労働同一賃金の指針案を示す ID:2NVlOi7D

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2016/12/21(水) 10:47:48.99 ID:2NVlOi7D

 政府は20日の働き方改革実現会議で、非正規労働者の処遇改善を目指した「同一労働同一賃金ガイドライン(指針)」案を示した。非正規にも賞与や昇給を認めるよう明記。基本給については成果などに応じた賃金差を容認した。基本給と手当、福利厚生の3分野に分け、契約やパート、派遣で働く非正規労働者に対する処遇について具体的な基準を示した。政府は来年の通常国会に関連法改正案提出を目指す。指針は改正法施行後に効力を持つ。

 非正規労働者の基本給は正社員の6割弱の水準だが、賞与や昇給の差も大きい。厚生労働省の調査では、正規・非正規両方を雇う企業のうち非正規に賞与を支給しているのは4割弱にとどまり、金額も4万円程度と極めて低い。また、正社員の多くが勤続年数に応じて給与が高くなるのに対し、非正規は横ばいで推移するケースが大半だ。

 指針案は、賞与について、会社の業績への貢献度が同じなら正規・非正規にかかわらず同一の支給をすべきだと明記。昇給についても、職業能力の向上に応じて非正規にも実施するよう求めた。

 基本給については支給基準を、職業経験・能力▽業績・成果▽勤続年数--に分け、各観点から同一となるよう求めている。例えば、職業能力や勤続年数などが同じなら正規も非正規も同一賃金としなければならないが、違いがあればそれに応じた賃金差は認めた。ただ、経済界が主張している「将来の(会社に貢献するとの)役割期待が異なる」との説明だけでは待遇差は認められないとした。

http://mainichi.jp/articles/20161221/k00/00m/010/039000c

2番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2016/12/21(水) 10:48:57.65 ID:2NVlOi7D

同一労働同一賃金ガイドライン案のポイント◇

・基本給は「職業経験・能力」「業績・成果」「勤続年数」の各観点が同じなら同一に。違いに応じた差は容認

・賞与は非正規にも支給。業績などへの貢献に違いがあればそれに応じて支給

・正規と内容などが同じ役職なら役職手当は同一に

・時間外労働手当や深夜・休日手当は同じ割増率に。通勤手当・出張旅費は同一支給

・食堂や休憩室などの福利厚生施設は非正規にも利用を認める

・派遣先社員と職務内容・配置の変更範囲が同じ派遣社員に対し、派遣会社は同じ賃金や福利厚生、教育訓練を実施

ソースは上とおなじ

5番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2016/12/21(水) 11:07:14.36 ID:2NVlOi7D

以下山陽新聞より抜粋

・棗一郎弁護士は指針案が機能するかどうかは「企業が指針案に従い、さらに労使交渉ができることが前提だ」と話す。
労働条件の具体的な内容は労使間の交渉に委ねられており「企業任せになれば、非正規の待遇改善につながらない恐れがある」と懸念する。

・指針案に法的拘束力はなく、非正規の雇用問題に詳しい東京大の玄田有史教授(労働経済学)は「首相がやると言ってできるほど簡単ではない」と批判した。

・企業側が懸念するのは人件費増だ。待遇改善に伴う人件費の上昇分を商品価格に転嫁したくても、他社との競争が激しい中では難しい。
経営を圧迫するリスクになる可能性もある。

・指針案は経済界側が求めた責任の重さの違いなどを正社員の待遇に反映させることを認めた。
経団連の榊原定征会長は「わが国の賃金制度や雇用慣行にも留意しながら工夫されており妥当だ」とした。


このIDをNGリストに追加する

今後このIDの書き込みやスレッドを表示したくない場合、以下のボタンをクリックしてください。
NGリストに追加

このスレッドは過去ログです。