そくおう
たいおう
0じげん
あくせる
やっつける
あくせる
あだちこうじ
いけだきよひこ
いしはらしんたろう
いじゅういんひかる
いちむらまさちか
いまだこうじ
うらもとたけひこ
おおたにしょうへい
おおつかあきお
かすとしあき
かまたまこと
かわさきかつひろ
かわべのこんどうたかこ
かわべはるよし
きよしたつぞう
こいずみじゅんいちろう
こうもとひろと
こぐれたかし
さいとうまつひこ
しのはらりょうこ
しもだひろふみ
すぎもとたかふみ
すずきあつし
すずきたかひろ
そねまさひろ
たかはしひでき
たかはしひろあき
たかはしまあさ
たまきひろしたまきん
だてみきお
ちはらこうじ
ちまちま はれんち
つちだてるゆき
つついやすたか
ところじょーじ
ないとうたかし
のざわまさこ
はまだまさとし
ふじおかひろし
まえだあつこだらく
まつしげゆたか
まつしたまるがめ
みうらとしかず
みやじまえいじ
やべひろゆき
やまねあきら
やまもとあきひこ
...
1じげん
させられているものでなく
させているもの
やっつける
2じげん
せんたーでないものでなく
せんたー
やっつける
たてのいと
せんたーの
れきし
よこのいと
せんたーの
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マヤカレンダー(1)
ネットでもマヤカレンダーは広く紹介されているので知見のある人も多いと思うただこれがいったい何を意味しているのか議論はつきないところであるマヤカレンダーにはさまざまな解釈がありその全体像は十分に紹介されているとはいえないこのブログでは筆者が特に面白いと思った解釈を取り上げこれをいまの現実に適用したら世界の未来がどのように見えるのか試してみたいにここでは日本ではほとんど知られていないスウェーデン人科学者のカールヨハンコルマン(Carl Johan Calleman)の解釈を取り上げるマヤカレンダーには一年365日を周期としたハーブ暦1から13までの数字(係数)と20の日が順次組み合わさってできるツォルキン暦(TZOLKIN)そして187万2千日(約5125年)の周期の長期暦(Maya Long count)の三つが存在するこれらのカレンダーでもっとも多くの人の関心を集めて来たのが長期暦である開始点の西暦との対応関係がはっきりしているので終了する時期も明確なのが関心を集めた理由のひとつであろう長期暦は紀元前3114年8月11日から始まり2012年12月21日(ないしは12月23日)で終了する長期暦はツェツェンニツァのピラミッドをはじめマヤの多くの建造物に刻印されているそのため研究も進んでいるらしく長期暦の開始時点と終了時点には多くの解釈者がほぼ同意しているようだだがこれが何を意味しているのかいえばその解釈はさまざまだ共通した解釈のようなものは存在していない二つの解釈だが大きく分けるとマヤカレンダーには次の二つの解釈枠が存在しているようだ1)地球の太陽の長期サイクルや太陽系の銀河面の公転周期など実際に存在する宇宙の現象をさしていると考える解釈2)前者のような物理的な変化ではなく人類の意識のスピリチュアルな変化のリズムとして理解する考え方ここではそのすべてを紹介できないが前者には地球の歳差運動との関連でマヤァレンダーを解釈し近年注目を集めつつあるジョンメイジャージェンキンズ(John Major Jenkins)などがいる2)のカテゴリーに属しユニークな解釈を展開しているのがカールヨハンコルマンだコルマンはもともとストックホルム大学でPh.Dを取得した生物学者で以前はワシントン大学のシニアリサーチャーや世界保健機関の研究員を努めていたこともあるようだ現在はスウェーデン国立ダーラナ大学で環境工学を教えている1979年以来マヤカレンダーに関心を持ち1990年代の初めからもっぱら研究分野をマヤカレンダーに絞りネットを中心に数多くのエッセーを発表しているもとは自然科学の研究者であったというバックグラウンドを持つ異色の解釈者だ残念ながら日本語の翻訳はまだだが以下の本が出版されている筆者の友人がThe Mayan Calendar and the Transformation of Consciousnessの翻訳を手がけるそうなので近いうちに日本語でも出版されるかもしれないコルマンの解釈の特徴は他の解釈者にはみられないそのユニークさにあるコルマンによればマヤカレンダーが本当に指し示しているのは意識総体の超越的な(神的な)進化の厳密な予定表であり天体の周期など実際に存在するいかなる現象とも直接には関連していないと考えるすでに存在する意識進化のコズミックプラン(Cosmic Plan)を表現したものがマヤカレンダーだということだこのため解釈の焦点は長期暦に絞られサイクルがより短い260日周期のツォルキン暦は長期暦を回転させるために必要な単なる小さな歯車のようなものとして理解されているコルマンによれば紀元前3114年8月11日から始まり2012年12月2
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マヤカレンダー(2)
下の表にもあるように各サイクルはそれぞれ開始時期が異なっているCellular(細胞形成)164億年前に開始Mammalian(哺乳類)8億4000万年前Family(家族)4千100万年前Tribal(部族)2百万年前Cultural(文化)10万200年前National(国家)5116年前Planetary(惑星)西暦1755年Galactic(銀河系)1999年1月4日Universal(全宇宙)2011年2月10日それぞれのサイクルは異なった時期から開始はするもののその終了時点はすべて同一である2011年10月28日に終了するとされているコルマンは従来の長期暦のカウント方法は間違っており実際は2012年12月21日や23日ではなく2011年10月28日に終了すると主張している9つのサイクルすべてがこの同じ日に終了する九つのサイクルには宇宙的な進化のリズムにしたがって割り当てられたそれぞれの意味があるとされているそれぞれのサイクルの名称がその意味を表している第1サイクル(細胞形成)多細胞生物の発生第2サイクル(哺乳類)哺乳類の発生第3サイクル(家族)社会単位としての家族の発生第4サイクル(部族)部族の発生と道具の使用第5サイクル(文化)農業と宗教の発生第6サイクル(国家)さらに大きな単位としての国家の形成第7サイクル(惑星)インターネットとグローバルエコノミーの発達による国家の枠を超えた全地球的な意識の形成第8サイクル(銀河系)物質を超えた意識の発生第9サイクル(全宇宙)人類の意識進化の最終局面
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マヤカレンダー(3)
あえて説明しなくても名称から明らかだがそれぞれのサイクルは以下の過程を表現しているとされている第1サイクルビッグバンによる宇宙の形成から体細胞生物の形成へといたる進化の過程第2サイクル多細胞生物が進化し哺乳類が発生する過程第3サイクル哺乳類が人間へと進化しさらに社会単位として家族が発生する過程第4サイクル家族を越えたより大きな社会集団である部族が形成される過程第5サイクル多くの部族が共有する文化の誕生第6サイクル複数の部族を包含しその上位にたつ国家が誕生する過程第7サイクル世界経済の発展と通信手段の発達にともない国家の枠を越えて地球規模のネットワークが作られる過程第8サイクル(現在われわれがいるサイクル)統合の原理が左脳の分析的な知から右脳の直観的な知に移行し物質に限定されない宇宙的な意識が出現する過程第9サイクルマヤカレンダーの最終段階人類の意識の進化が完成するとされるこのようにコルマンによればマヤカレンダーは人類も含んだ宇宙的な進化のカレンダーである当然だがそれぞれのサイクルが意味している内容がマヤカレンダーに直接刻印されているわけではないマヤカレンダーは九つのサイクルの時間枠を提示しているだけでありこれを意識の進化のカレンダーとして理解しそれぞれのサイクルを上のように解釈しているのはコルマンだこれがコルマンのマヤカレンダーのユニークな解釈であるマヤカレンダーが九つのサイクルで構成されているということはマヤのツェツェンイツァのピラミッドをみれば明らかだという写真のようにツェツェンイツァのピラミッドは九つの層を積み上げて建設されているがそれは九つのサイクルの存在に対応させているからだという階層と九つのサイクルDaysとNightsところでそれぞれのサイクルに割り振られた進化と創造の過程はどのようにして行われるのだろうかコルマンによればどのサイクルも7つのDaysと6つのNightsの交互の組み合わせによって進むとされるDaysは変化が実際に起こるときでありNightsは後に実現する変化の種がまかれるが変化そのものは潜在的にとどまる比較的に安定した時期であるとされるどのサイクルもDay1Night1Day2Night2というように進みDays7でサイクル全体が終了する進化と創造の過程だただDaysとNightsの期間がすべてのサイクルで一致しているわけではまったくない第1サイクルから順に上昇するに従い以下のようにDaysとNightsの時間はどんどん短くなる各サイクルの一つのDayおよびNightの期間第1サイクル 12億6000万年第2サイクル 6億3100万年第3サイクル 310万年第4サイクル 18万年第5サイクル 7900年第6サイクル 396年第7サイクル 19.7年第8サイクル 360日第9サイクル 20日このDaysとNightsというのは進化と創造のリズムを表しているつまりたとえば第7サイクルであればそれは西暦1755年から始まり2011年10月28日に終了するがそのサイクルはそれぞれ19.7年のDaysを7回とNightsを6回経過することでそのサイクルの進化のテーマの国家の枠を越えた地球規模のネットワークが実現されるこのようにサイクルが上昇するにしたがってDaysとNightsが作る変化の時間的なリズムはどんどん加速する第8サイクル第8サイクルが1999年1月5日に開始されたのでいま人類は第8サイクルのただなかにいることになる第8サイクルも他のサイクルと同じようにDaysとNightsの変化のリズムを経過し最後のDay7で終了する以下が第8サイクルのDaysとNightsである第8サイクル上の図ではちょっと分かりにくいかもしれないので第8サイクルのDaysとNightsの期間は以下の
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マヤカレンダー(4)
コルマンのいう通りNight4までは大きな事件や災害はマヤカレンダーの変化と安定のリズムに沿って発生したではDay5以降は何が実際に起こるのだろうかこれを探るためにはGalactic Underworldといわれる第8サイクルが何をわれわれにもたらすのかより詳しく考察しなくてはならない第8サイクル(Galactic Underworld)コルマンの解釈では意識の進化の予定表を表したのがマヤカレンダーであるそれは多細胞生物の生成に始まるCellular Underworldから開始し物質文明と物質的価値観の発展を通過しながら最終的には人間がもともと持っている自らの精神的な存在の姿を具現してゆく過程であるコルマンによるとこの意味では第8サイクルは物質を中心とした世界観からスピリチュアルな精神的な世界観へのシフトが進みその速度が過激なまでに早まる時期だとされるここで重要なことはこのシフトは精神的なものの変化に止まらないということだ意識の進化は現実の世界を変化させる人類の意識変化にともない現実世界がそれに合致した形にいっしょに進化するということだしたがって第8サイクルのDaysとNightsの変化のリズムは意識の覚醒とともに引き起こされる現実世界の変化をも示しているむしろ反対に現実世界の変化を通してわれわれの意識が大きく変化したことを気づくようになるのだと思う左脳的原理と右脳的原理コルマンはこうしたシフトの意味を説明するために左脳と右脳の機能の相違を比喩的に用いる周知のように左脳は別名言語脳といわれるようにものごとを分析的論理的に理解しながら個々の部分の総和として全体を理解する機能を担当し反対に右脳は直観的にものごとの意味を把握し一挙に全体像を捉えてしまう全体知を司るとされるところで左脳と右脳は協力して働いているので上の二つの機能をそれぞれ左脳だけまた右脳だけに局在するものとして理解するのは誤りだとする考えもあるむしろ近年はこちらの考えのほうが主流かもしれないただコルマンは左脳と右脳の違いを意識のスピリチュアルな進化のありようを説明するための比喩として使っているようなので区別の妥当性にこだわらなくてもよいだろう物質から精神への大転換がいまわれわれの足下で起こっているという事実が重要なのだコルマンは権力や階層秩序そして経済成長や物質的豊かさや科学技術の発達を実現した現代の文明は左脳の父性的な機能に特化しこれに極端に偏った文明であると理解している人間の能力や世界の見方を左脳を中心にして統合しているのが現代の特徴だということだコルマンによれば左脳を中心とした父性の統合原理がはじめて出現したのは5116年前に始まった第6サイクル(National Underworld)であるということだ第6サイクルは文字金属階層的な社会秩序国家大規模戦争経済成長科学技術の発展をもたらしたサイクルである左脳の分析的な機能を強化することでこれらの発達が可能になったということだ左脳的な能力の強化は第7サイクルまで続くだがいまわれわれがいる第8サイクルから統合の原理が対極にある母性的な右脳の原理に移行しそれにともない人間の新たな精神性が出現するというのが第8サイクルの意味なのだこの移行に伴い左脳を中心とした現在の世界のありようも右脳の母性的統合原理を基づいた新しい精神性に合致したものへと急速に形を変えざるを得なくなるのが第8サイクルであるコルマンは左脳原理は世界の特定の地域に局在しており左脳の統合原理が支配的な時代にはこの地域が繁栄して主導権を握るが母性的な右脳原理が主流になるにしたがって世界を主導する地域も根本的に変
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マヤカレンダー(5)
Days5で何が起こるかコルマンによると左脳的な原理から右脳的な原理へとエネルギーがシフトしそれにともない世界の覇権が西欧から東洋に急速に以降するのが第8サイクルの意味である第8サイクルはこれが実現するためステップを表しているコルマンによれば具体的にはこれはアメリカが衰退し中国など東洋の国家が新しい国際秩序の中心として台頭樹する流れだという確かにDay1からNight4まではこれが徐々に実現する過程を現していたその意味ではDay5も国際秩序の変更が起こる時期であることは間違いないだがコルマンによると第8サイクルのみならずマヤカレンダーのどのサイクルでもDay5とそれに続くNight5は特別な意味を持つ時期だという重要な事件が多数発生し変化の方向が一気に確定されしてしまうのがDay5だというただ次のNight5には変化を押し戻す反動が起こるがその反動にもかかわらず古い秩序は最終的に崩壊し新しい秩序と原理が台頭するこのようにいったとしてもこれがどういうことなのか想像しにくいだろうこのひとつ前の第7サイクルのDay5とNight5になにが起こったかみるとイメージつかみやすくなる第7サイクルは1755年に開始しやはり2011年10月28日で終了する科学テクノロジー通信技術やインターネットの発展によって国境が乗り越えられ地球を一つの惑星として認識する意識が形成されてくるのが第7サイクルだ第8サイクルは360日だが第7サイクルの各DaysとNightsは19年7カ月であるなので第7サイクルではDay5は1912年から1932年Night5は1932年から1952年であるこの年号をみて歴史を知っている人ならピンとくるかもしれない第一次世界大戦(1914年ー1918年)の期間がDay5と重なり第二次世界大戦(1939年ー1945年)はNight5と重なっている二つの大戦によってヨーロッパを中心とした秩序は完全に崩壊しアメリカ中心の国際秩序に取って代わられたこれがこの期間に起こったことであるおもしろいことにナチスがドイツの政権を総選挙で奪取したのはNight5に入った翌年の1933年であるこれで壮大な秩序崩壊劇のすべての役者がそろったわけだ1912年ー1932年は2006年11月23日ー2007年11月18日とシンクロし1932年ー1952年は2007年11月18日ー2008年11月12日とシンクロしていると考えるそれは秩序の崩壊ー強権による維持ー最終的な崩壊へといたるリズムであるでは第7サイクルのように旧秩序の崩壊と新秩序構築を進めるための戦争は不可避なのだろうか?コルマンはこの変化はからずしも戦争を伴うものとは思っていないようだマヤカレンダーは具体的な事件を予言するものではなく特定の時期にどのような種類の事件が発生するのか予想する地図のようなものだコルマンによるとDay5にはIMFや世界銀行それに国際金融マーケットのような米国中心の国際秩序を担っている国際的な機関が機能障害を起こし混乱がはっきりとした形をとって現れるこれに米国国内の暴動や社会不安などを含めてよいかもしれないだがこの混乱は次のNight5では国際協調による強権の発動によって無理やり修復されるこれによっていっけん何事もなかったような正常な状態に戻るだがそれは長くは続かずNight5の後半からDay6にかけて最終的に崩壊するこれがコルマンの解釈するDay5だ個人では何がおこるのか?Day5から始まる秩序崩壊ー強権による維持ー最終的な崩壊というリズムは当然個人にも当てはまるマヤカレンダーは意識進化の予定表であるであるなら個人の生き方もこのリズム
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マヤカレンダー(6)
しばらく脱線が続いたので本題のマヤカレンダーに戻ることにするDay5では個人に何が起こるのか?秩序崩壊ー強権による維持ー最終的な崩壊というリズムが支配するのがDay5の特徴であったではこの期間われわれ一人一人は何を体験するのだろうかそれがこの記事のテーマであるコルマンはそのエッセーの中で再三再四間マヤカレンダーの性格について誤解することがないよう読者に注意しているコルマンによるとマヤカレンダーはどのようなことが起こるのかあらかじめ決められた予言ではないということだそれは人間の意識が進化するスケジュールを書き記した予定表であるということなのだそこにどんな矛盾があるにせよ人間が経験している世界は人間自らが作り出したものだ所得格差環境破壊地域紛争などわれわれの世界には問題が絶えないがそれらは人間の行動が作り出したものであることは間違いないその意味でわれわれの生きている世界はわれわれが何を信じ何をよしとするのかその意識の反映だということになるだとするなら人間の意識が集合的に(集団的に)変化することはわれわれの価値観や行動形式もいっしょに変化するので現実の世界も実際に変わることになるこれは当然のことだコルマンがいうにはこうした意味での意識変化のスケジュールを表したのがマヤカレンダーだということだマヤカレンダーとはまず第一に意識進化の予定表なのである世界ではさまざまな出来事が起こるがそれは意識変化の反映にしかすぎないさまざまな出来事が起こりそれに合わせて人間の意識が変化するのではないその逆なのだ意識の変化が先行しそれに合わせて世界が変わるというのである個々人の内面とDay5のリズムするとDay5の秩序崩壊ー強権による維持ー最終的な崩壊というリズムも周囲の環境や客観的な世界が自然と変化して勝手に崩壊したり強権的に維持されることをいっているわけではないことは明らかだこのリズムはわれわれ一人一人の内面の激烈な変化として訪れるのであるその結果が世界の変化なのだならば秩序が崩壊するというときわれわれの内面の何が崩壊するのだろうかコルマンによると崩壊するのは古い自分自身であるという現在われわれは第8サイクルにいるわけだがすでにみたようにこのサイクルのテーマはものごとの統合の中心軸が左脳的な原理から右脳的な原理へと急速に移動することだ右脳的な原理は直観力インスピレーション創造性ひらめきそしてスピリチュアルな価値の目覚めを象徴するものとされているこの原理がものごとを統合する原理として現れこれに基づいて世界の様相が根本から変化してしまうというのが第8サイクルの一つの意味だ古い自分自身とはこの対極にある自己のあり方だその形は人それぞれだろうだがそれは社会の階層的な秩序や物質中心の価値観に強くとらわれた自己だとコルマンはいう誰しもこうした自己を持っているはずだが心の奥底から自然に込み上げてくる精神的な価値を指向する強い欲求によってこれが根底から変化せざるを得なくなるのが古い自己の崩壊ということだそれはまさに覚醒なのだというこの覚醒がもっとも強まるのがDay5以降であるとされるしたがって先に述べた秩序崩壊ー強権による維持ー最終的な崩壊というリズムは新しい自己の覚醒ー古い自己の復活と押し戻しー覚醒した自己の確立というリズムの裏面なのだというDay5では覚醒へと向かうこのリズムと力を現実の生活の中で多くの人が実感するようになるとコルマンはいうミッドポイントミッドポイントとはそれぞれのDayとNightの期間のちょうど中間地点にあたる日をいうこの日
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マヤカレンダー(7)
これまではコルマンのマヤカレンダーの解釈をみてきたコルマンの解釈の特徴は意識の進化の予定表を表したものがマヤカレンダーだと考えることにあるだが意識進化の予定表などというものが本当にあり得るのだろうかあり得るとしたのならそれはどのようなメカニズムに基づいたものなのだろうかコルマンはこうした疑問にも彼なりの方法で解釈してみせるコルマンの解釈コルマンはその著作やエッセーの中でCosmic Plan(宇宙の計画)やDivine Plan(神の計画)などという言葉をよく使っているこれらの言葉からはコルマンが神のような超越的な実在の存在を主張したがっているかのような印象を受けるかもしれないたしかにそうした側面もあるにはあるだがコルマンの意図はそもそも意識の進化などということがなぜ可能になるのかその背後に潜むメカニズムの解明だと思われるすでに解説した通りマヤカレンダーは9つのサイクルで構成されているがどのサイクルも事態が変化し新しい状態が創造される7つのDaysと古い秩序のより戻しによって変化が押し止どめられる6つのNightsでできている変化のDaysと押し戻しのNightsというわけだDaysとNightsはそれぞれ交互に続きながら一つのサイクルに込められた進化のテーマが完成するこれがコルマンの解釈であるコルマンがいうには古代マヤ神話の中に登場するケツァルコアトルこそDaysを支配する神の姿だと主張する神話の中のケツァルコアトルケツァルコアトルは広くメソアメリカで信じられた人々に人心供養をやめさせた平和の神である(※実際マヤではククルカンとよばれるがコルマンはケツァルコアトルを使っているのでここではそれにしたがった)その名はアステカのナワトル語で羽毛ある蛇を意味しているまたケツァルコアトルは白い顔の男性とも考えられセーアカトル(一の葦の年)に復活すると宣言してアステカを立ち去ったといわれているそのことから16世紀初頭にスペインのコルテスがメキシコにを侵略したとき1519年が一の葦の年だったためアステカ人達は白人である彼らをケツァルコアトルの再来かと思い侵略を許してしまったということだ実際のケツァルコアトルだがコルマンは神話の解析からマヤ人はケツァルコアトルを人の形をした人格神とは考えられてはいなかったと主張するケツァルコアトルは創造的な光りないしはエネルギーそのものとして理解されていたのではないかと考えるそれはマヤカレンダーのスケジュールにしたがい定められた時期がくると作動するスイッチかまたは意識を進化するために放出されるなんらかのエネルギーのようなものであったその意味でコルマンはそれをCosmic Light(宇宙の光)とかDivine Light(神の光)などと形容しているではNightsはどうなのかやはりマヤやアステカの神話の中にこれを支配する暗いエネルギーの存在が見いだせると主張するそれはテスカトリポカだテスカトリポカは 夜の暗闇を司るとされる神の名だそれは煙を吐く鏡の意味だといわれる復讐や懲罰の神でもあり畏怖される夜の神であったとされるこの神はしばしばジャガーで象徴されるがそれはジャガーの斑点が夜空の星を連想させるからであったというコルマンはマヤ人はやはりテスカトリポカも意識進化を押し戻し変化を抑止してしまう暗いエネルギーとして考えていたのだと主張するそうするとマヤカレンダーのサイクルではケツァルコアトルの創造的な光りとテスカトリポカの暗いエネルギーが絶えず相克しながら意識の進化が達成されるということになるそれがマヤカレンダーだではケツァルコアトルやテスカトリポカが宇宙的なエ
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マヤカレンダー(8)
コルマンによるとDaysに放出されるケツァルコアトルの創造的なエネルギーは世界樹のバイブレーションとして放出されると古代マヤでは考えられていたのではないかというその意味で世界樹は意識進化をつかさどるペーズメーカのような役割を果たしているそれはマヤカレンダーを進行させるいわばエンジンのような存在である図式化すると次のようになる世界樹のバイブレーション→ケツァルコアトルのエネルギーの放出→マヤカレンダーの回転そしてこうした世界樹は経度20度に位置に実際に存在すとマヤでは考えられていたのではないかというだがマヤカレンダーの根源は世界樹に止まらないとコルマンはいう世界樹にエネルギーを放出するように働きかけるさらなる実体があるというのだそれが宇宙樹であるコルマンによると宇宙樹は世界樹とまったく同一の形をしたその宇宙大の拡大版である宇宙樹の幹の部分は天の川にありその中心は銀河中心とちょうど重なる位置になる古代マヤでは銀河中心はフナブクー(Hunab Ku)とよばれていたフナブクーは数あるマヤの神々の中の最高神であるそれは地球や太陽を含むさまざまな惑星を形成したいわば母の子宮としての宇宙神であるのみならず意識進化のパルスを送っている大本にあるものだとも考えたそうするとDaysとNightsが織り成すマヤカレンダーはけっきょく宇宙樹の活動なかんずくフナブクーの活動を表現したものだというのだ世界樹はあくまでフナブクーを中心に持つ宇宙樹のコピーだそれは宇宙樹のバイブレーションを受信して一緒に共振する地上の受信機のようなものだとコルマンはいうでは宇宙樹フナブクーのバイブレーションとはどのようなものなのだろうかコルマンがいうにはこれをマヤ人はフナブクー(銀河中心)から発せられる光やパルスとしてとらえていたのではないかというマヤ人は銀河中心が存在することを明らかに知っていたフナブクーとしての銀河中心から発せられる光やパルスは地上の世界樹によって受信されるそれがマヤカレンダーを回転させるケツァルコアトルの真の姿だということだそれは次のように要約できようフナブクー(銀河中心)からの光やパルスの放出→地上の世界樹のバイブレーション→マヤカレンダーの回転→新たなDayの開始(意識進化の過程)奇妙なシンクロだが本当にこのようなことが実際に起こっている可能性はあるのだろうかそれは古代マヤ人がマヤカレンダーが何であるのか説明するために考えついた神話ではないのかそうかもしれないだがこれが現実に起こっている可能性を示唆する発見が相次いでいるのも事実なのだ以下の記事を見てもらいたいStrange Rumblings at the Center of our Galaxy(銀河中心の奇妙な轟き)日本語要約はエハンデラヴィ氏のブログから引用2005年10月18日に発表されたのは物理学教授または天文学者でもあるスコットハイマン博士の驚くべき発表でした天の川銀河の中心に何かたいへん不思議なものが発見されたニューメキシコ州にあるソッコロ天文台を使って低周波のラジオ波を分析したところ点滅したようなシグナルのようなものに気づきましたそのシグナルは(2002年の9月30日から10月の1日までの間)7時間中77分毎に五つのとてもエネルギーの高いそして明るいラジオ波が10分ずつに点滅し続いたとのことです博士と同僚たちはそのシグナルは何らかの知性があったように思いました9世紀のマヤ文明の崩壊までは彼らの驚くべき天文学的な知識では今の科学がようやく分かってきたことですねこの記事の全文翻訳はChemBlog-ケムログさんが発表してい
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