俺「んああああ!」ビュルルルルル
おまえら「あああ!」ビクビク
俺「はあはあ」
おまえら「ん……。いっぱい出たね」ヒクヒク
俺「ああ。やっぱりお前のケツは最高だ」
おまえら「そう言われると照れるよ」
俺「なに言ってんだ。事実だぜ」
おまえら「……ありがと」
俺「愛してる」チュッ
おまえら「んっ」チュバチュバ
おまえら(今日はたまってたんだな)
俺「んああああ!」ビュルルルルル
おまえら「あああ!」ビクビク
俺「はあはあ」
おまえら「ん……。いっぱい出たね」ヒクヒク
俺「ああ。やっぱりお前のケツは最高だ」
おまえら「そう言われると照れるよ」
俺「なに言ってんだ。事実だぜ」
おまえら「……ありがと」
俺「愛してる」チュッ
おまえら「んっ」チュバチュバ
おまえら(今日はたまってたんだな)
おまえら「どうも」
上司「おう。始めるぞ、ケツ出せ」
おまえら「はい」ヌギヌギ
上司「えーとスポイトはどこだ?」ゴソゴソ
上司「あった」
上司「じゃあおちんぽミルク吸い取るぞ」
おまえら「はい」
ジュルジュル
上司「おー3mlか!いつにも増して多いな。俺氏は相当たまってたんだな」
おまえら「まあ4、5日ヤらなかったので」
上司「ふむふむ。これくらいあれば3日分くらいの電力は賄えそうだが」
上司「しかしおちんぽミルクが発電の燃料になるなんてな」
上司「まあ俺氏のに限ってだが」
おまえら「そうですね。得られる電力は火力発電の約1000万倍。二酸化炭素もでない」
おまえら「夢のエネルギーですね」
上司「コストも格段に低いしな。おかげでうちの会社は電力業界じゃ断然トップだ」
上司「まあお前は大変だろうがな」
おまえら「いえ。そんなことありません」
上司「うちの会社は俺氏のおちんぽミルク発電で成り立ってる」
上司「お前が俺氏と今の関係を維持できるかが経営のカギだ。がんばれよ」
おまえら「心配ありませんよ。僕と彼は本気で愛し合ってるんですから」
上司「相変わらずアツアツだな」
上司「じゃあ俺はコイツを開発部に届けてくるわ。お前もうんこしていいぞ。我慢してんだろ?」
おまえら「はい」
おまえら(そうだ。僕たちの関係がこじれるなんてありえない)
おまえら「ただいま」
俺「おう。おかえり」
おまえら「今日はなにしてたの?」
俺「いや特になにも。寝てたよ」
おまえら「そっか。夕飯は焼きそばでいい?」
俺「おお。お前の焼きそばの手作りソース旨いんだよな」
おまえら「いま作るから待っててね」
カチャカチャ
おまえら「できたよ」コトッ
俺「おう」パクパク
俺「やっぱうめぇなぁ」パクパク
おまえら「ふふふ」
上司「おう」
おまえら「お疲れ様です」
上司「お前ちょっと来れるか。社長が呼んでる」
おまえら「え、社長が?」
社長「忙しいところすまないね」
おまえら「いえ」
社長「さっそく本題に入らせてもらうよ」
社長「俺氏のおちんぽミルクのことなんだがね」
社長「実はいま政府からある話を持ちかけられているんだ」
おまえら「政府からですか?」
社長「うむ。俺氏のおちんぽミルクを海外に輸出しないかと誘われていてね」
おまえら「!」
社長「日本は資源に乏しい国だ。政府も俺氏のおちんぽミルクにかなり期待しているんだろう」
社長「何せ俺氏のおちんぽミルクは石油などよりも何万倍もエネルギー効率が良いし、安全性も高いからね」
社長「もし輸出事業を始めるなら、政府からもできる限りの援助をしたいとのことだった」
社長「当然わたしは俺氏のおちんぽミルクをわが社で輸出したいと考えている」
社長「わかると思うがこれはかなり大きなビジネスになる。世界中の企業がわが社に取引を持ちかけてくるだろう」
社長「恐らくわが社だけでなく日本の経済すら大きく動かすことになる」
社長「わかるね?」
おまえら「はい」
社長「だがこの事業を成功させるには俺氏をわが社で確実に押さえておかなくてはならない。俺氏を他の会社に取られてしまってはおちんぽミルクが手に入らないからな」
おまえら「……」
社長「君はいま俺氏と恋仲にあるんだね?」
おまえら「そうです」
社長「ふむ。そのおかげで我々は俺氏のおちんぽミルクを独占できているわけだ」
社長「だが正直なところ、わたしは君たちの関係に不安を抱いている」
おまえら「どういうことですか?」
社長「端的に言えば、別れてしまわないかということだ」
おまえら「……!」
社長「恋人関係というのは非常に不安定だ。もし君たちが別れてしまったらおちんぽミルクを得ることが難しくなる。大きな事業を始めるに当たって、そのような可能性はできるだけ排除したい」
おまえら「ど、どうするんですか……?」
社長「うむ。俺氏をわが社の社員にしようと思う。もちろんできうる限りの厚待遇でな」
おまえら「ほんとですか!」
社長「ああ本当だとも。俺氏はなにか仕事をしているのかな?」
おまえら「いえ。現在はなにもしていません」
社長「そうかそうか。では待遇を決めるのは俺氏と直接会ってからでいいな。とりあえず今の話はまだ誰にも言わないでくれ。俺氏にも秘密だ」
おまえら「はい!わかりました!」
おまえら(やった!俺くんが同じ職場で働くんだ!)
おまえら「ただいま!」
俺「おかえり。今日は元気がいいな」
おまえら「そう?うふふ」
俺「かわいいやつめ」
おまえら「いまごはん作るから待っててね」
俺「その前に一発ヤろうぜ」
おまえら「えー?」
俺「いいだろ?たまってんだよ」
おまえら「もー俺くんってば」
俺「ほらこっち来いよ」ギュッ
おまえら「あっ」
俺「んっ」チュッ
おまえら「んっ……はあ……」レロレロ
チュパチュパ
おまえら(俺くん……好き……)
俺「よし。くわえてくれ」ボロン
おまえら「うん」
おまえら「んっ」パク
おまえら「んっんっ」ジュッポジュッポ
俺「いい……いいよ……」
おまえら「んっんっ」ジュッポジュッポ
俺「ああ出る……!出るぞ……!」
おまえら「んっんっ」ジュッポジュッポ
俺「んああ!」ビュルルルル
おまえら「んうぅ!?」
おまえら「げほ!げほ!」
俺「すまん!大丈夫か?」
おまえら「うん。俺くんのおちんぽミルクおいしいよ」
俺「そうか」
おまえら「俺くん……早く挿れて……?」クパァ
俺「よ、よし」ゴクリ
俺「挿れるぞ」ヌププ
おまえら「ああ!」ビクン
おまえら「俺くん……今日はいつもより大きくなってるね」
俺「そりゃあお前がいつもよりかわいいからな」
俺「なにか良いことでもあったか?」
おまえら「……ううんなんでもないよ」
俺「なんかあったんだろ?教えてくれよ」
おまえら「えーだめだよ。教えない」
俺「ふぅん。セックスの後でも同じことが言えるかな?」パンパン
おまえら「あ、ああ……!」
俺「オラ!オラ!」パンパン
おまえら「いやぁ!気持ちいい!」
俺「オラ!まだ秘密にする気か?」パンパン
おまえら「い、言えないよぉ」ビクンビクン
俺「俺に隠し事とはいい度胸だ。そんなことしたらどうなるか教えてやるよ」パンパンパンパンパン
おまえら「い、いぎぃぃぃぃぃ!?しゅごいのおおおおおおお!こわれちゃううう!」
俺「この!ナマイキちゃんめ!」パンパンパンパンパン
おまえら「あああああ!」ビュルルルル
おまえら「あ……ああ……」ビクビク
俺「はあはあ……どうだ?」
おまえら「す、すごく気持ちいい……」ハアハア
俺「俺に隠し事するとこうなるんだぞ?」
おまえら「ん、うん。すごかった」ギュッ
俺「まったく。どこまでもかわいいやつだ」チュッ
おまえら「んっ」レロレロ
おまえら(俺くん……俺くん……)レロレロ
おまえら「わかったよ。言う」
俺「ん?言うのか?」
おまえら「うん。実はね俺くん。今日社長に呼ばれてね……」
おまえら「……というわけで俺くんのおちんぽミルクは凄いんだよ!社長も、俺くんが社員になってくれるなら厚待遇で迎えてくれるって!」
俺「……」
おまえら「……あれ?どうしたの?」
俺「てめぇふざけてんのかよ……?」
おまえら「え……?」
俺「ずっと俺をだましてたのか?」
おまえら「ど、どういうこと?」
俺「つまりお前が俺と付き合ってたのは俺からおちんぽミルクを取るためだったんだろ?」
おまえら「ち、ちがうよ!何言ってるの?」
俺「お前は俺を利用してたんだ!会社の利益のために俺のおちんぽミルクが欲しいから!」
おまえら「待って!そうじゃないよ!俺くん聞いて!」
おまえら「僕は俺くんのことが好きだよ。おちんぽミルクが貴重な資源になるってわかったのは付き合い始めてからしばらく経った後で……」
俺「うるせえ!現にお前は俺のおちんぽミルクを会社に勝手に渡してんだろうが!この嘘つき野郎!」ドンッ
おまえら「あっ!」ドサ
俺「ふざけやがって……!出てけ!」
おまえら「え……」
俺「ここは俺の部屋なんだ!出てってくれ!」
おまえら「い、嫌だよ……だって」
俺「出てけって言ってんだろ!」グイ
おまえら「ま、待って!」
俺「二度と来るんじゃねえ!」ドンッ
おまえら「う!」ドサ
ガチャ
おまえら「俺くん!俺くん!」ドンドン
おまえら「俺くんごめんね!部屋に入れて!もう一回話を聞いてよ!」ドンドン
俺「うるせえ!これ以上騒いだら警察呼ぶぞ!」
おまえら「そ、そんな……」
おまえら(俺くん……)グス
上司「あ?お前泣いてんのか?」
おまえら「上司さん……!」グス
上司「なんだ何かあったのか?話してみろ」
おまえら「実は昨日……」
おまえら「……ということがあって」
おまえら「どうしたらいいんでしょうか」
上司「うーんまずいな……」
上司「これは社長に相談するしかないな。ちょっと行ってくるからお前は少し休んでろ」
おまえら「はい。すみません……」
上司「まあしょうがねぇよ。難しい話だ」スタスタ
おまえら「……」
おまえら「……うう。俺くん」
上司「行ってきたぞ」
おまえら「どうでしたか?」
上司「俺氏を雇う方針は変わらないらしい」
上司「俺氏との交渉には社長と政府の関係者が行くそうだ」
おまえら「そうですか……」
上司「会社の方はなんとかなるだろう」
おまえら「はい……」
上司「まあお前もしっかりしろよ。と言っても今すぐ立ち直れるような話じゃないだろうが」
上司「今日はもう休んでもいいぞ」
おまえら「はい……すみません」
数日後
上司「俺氏の雇用が決まったぞ」
おまえら「……!」
上司「かなりの厚待遇らしいな。仕事は基本的に射精だけ。それでも給料は一般社員の5倍だとよ」
おまえら「そうですか」
上司「しかもどうやら会社に住むらしいな。会社の倉庫を俺氏の家に変えるらしい」
おまえら「すごいですね」
上司「それでお前にちょっと相談なんだが……」
おまえら「なんですか?」
上司「その、なんだ。実は社長から頼まれてな」
上司「俺氏の世話役をお前に任せたいそうだ」
おまえら「え?」
上司「どうやら俺氏はとんでもない人見知りらしくてな。社長たちが交渉に行ったときもオドオドしてばかりで全然話が進まなかったらしい」
上司「だから顔馴染みのお前に世話役を頼みたいってことらしいんだができるか?」
おまえら「……わかりました」
上司「じゃあ社長にそう伝えるぞ」
数日後
社長「じゃあ朝礼を始めようか」
社長「まず、こちらが今日からわが社で働くことになった俺さんだ」
俺「……ドウモ」
社長「俺さんにはおちんぽミルク発電事業の柱として働いてもらうことになる」
社長「俺さんもいろいろと初めてなこともあるだろうから、何かあったらみんな協力してやるように」
俺「ヨロシクオネガイシマス……」
おまえら「……」
上司「今日からお前は俺さんの世話係だ」
おまえら「はい」
上司「といっても特別なにかしろというわけじゃない」
上司「前と同じように接してればいいよ」
おまえら「わかりました」
おまえら(ここが俺くんの新しい家……)
ピンポーン
インターホン越し俺「コ、コンニチハ……ドウカシマシタカ?」
おまえら「今日から俺さんのお世話をすることになったおまえらです」
インターホン越し俺「なんだお前か」
おまえら「お昼ごはん持ってきたよ」
インターホン越し俺「ああ。玄関に置いとけ」
おまえら「え、でも」
インターホン越し俺「めんどくせぇんだよ。置いとけ」
おまえら「でも部屋の掃除とかもしないと」
インターホン越し俺「ちっ。じゃあ入れ」
ガチャ
おまえら「ひ、ひさしぶり……」
俺「……ああ」
おまえら「これ、ごはんね」
俺「なんだこれ」
おまえら「スッポン鍋だよ。精力がつくようにって」
俺「精力?」
おまえら「うん。俺くんにはこれから毎日たくさん射精してもらわないといけないから、そういうメニューが組まれてるみたい」
おまえら「毎食精力がつくような料理になってるよ。あとはこの亜鉛サプリも飲んでね」コト
俺「……」
おまえら「大丈夫?」
俺「うるせぇよ」
おまえら「ご、ごめん」
俺「食えばいいんだろ」パクパク
おまえら「……俺くん、うちの会社に来たんだね」
俺「……」パクパク
おまえら「断るかと思ってたよ」
俺「けっ。断れるわけねぇだろ。政府の役人まで来たんだぞ?」
俺「もし断れば俺の住む場所がなくなるぞって暗に脅されたんだよ。しょうがねぇだろ」
おまえら「ふぅん」ニコニコ
俺「なんだよ気持ちわりぃな」
おまえら「また俺くんと暮らせるね」
俺「うるせぇな。さっさと掃除でもしろ」
おまえら「そうだね。食べたら食器は流しに置いててね」
俺「……」パクパク
サッサッサッ
ドシドシ
おまえら「あ、俺くん食べ終わった?どこに行くの?」
俺「仕事に決まってんだろ」
おまえら「あ、そっか。がんばってね」
俺「……」スタスタ
ガチャ
おまえら「俺くん……」
ガチャ
俺「コ、コンニチハ……」
主任「ああ俺さん!こんにちは!こちらへどうぞ」
俺「……」スタスタ
主任「さっそくで申し訳ないですが、射精をしていただいてもよろしいですか?」
俺「……」コク
主任「実は俺さんに快適に射精してもらえるように我々の方で射精ロボットを開発したんですよ」
主任「これはすごいですよ。社員で試したところ満足度は100%です。もちろんわたしも試しましたが素晴らしかったですよ。気がついたら快感のあまりわたし叫んでたんですよ。ははは」
俺「ハ、ハハ……」
主任「ではこちらへお掛けください」
俺「……」スッ
主任「始めますよ」ポチッ
ウイーン
ロボット「チクビヲイジリマス」ウイーン
コリコリコリコリ
俺「ひゃう!」ビクン
俺(なんだこれ……少し湿ってて風も出てる)
俺(しかもこの肌触り……完璧だ)
俺「あ、ああ……」ビクビク
俺(こんなの……感じるに決まってるだろ……!)ムクムク
ロボット「ボッキヲカクニンシマシタ。チンコヲイジリマス」ウイーン
俺「う、あ!」ビクン
俺(こ、このヌルヌル感……!すごい……!)
ウイーンウイーン
俺「ん、ああ……!」
俺(も、もうだめだ……!イっちまう!)
俺「あああ!」ビュルルルルル
主任「おお……!」
ロボット「シャセイヲカクニンシマシタ。2.5mlデス」
俺「はあはあ」
俺(ま、まずい……これは想像以上だ)ビクンビクン
主任「素晴らしい精液の量だ!さすが俺さん!」
ロボット「ボッキガジゾクシテイマス。ツヅケマスカ?」
俺(バカ野郎……続けられるわけねぇだろ。一旦休憩を……)
主任「当然だ」ポチッ
俺「え?」
ロボット「チンコヲイジリマス」ウイーン
俺「ああああ!」ビクンビクン
おまえら(俺くん、大丈夫かな)
ピンポーン
ガチャ
上司「おう。まだいたのか。今日はもう就業時間過ぎたぞ」
おまえら「でもまだ俺くんが帰って来ないんです」
おまえら「夕飯まだ食べてないのに」
上司「あー俺さんは夜中までかかるらしいぞ。待っててもキリねえよ。ほらもう帰れ」
おまえら「……はい」
次の日
おまえら「おはようございます」
上司「おはよう」
おまえら「なんの書類見てるんですか?」
上司「昨日の俺さんの精液量のデータだよ。とんでもねぇな」
上司「昨日だけで10L出したらしい」
おまえら「そ、そんなに……!」
上司「こりゃあ社長も喜ぶぞ。この事業は成功だな」
おまえら(10L……。この量は僕じゃ受け止めきれない)
おまえら(やっぱり俺くんはこの会社に来て良かったんだ。すごいよ俺くん!)
ピンポーン
おまえら「……あれ?」
おまえら(俺くんが出ない)
おまえら(どうしたんだろ。玄関の鍵は開いてるのに)
おまえら(入っちゃお)
ガチャ
おまえら「俺くーん。朝ごはん持ってきたよ」
俺「スースー」
おまえら「ふふ。寝てたのか」
おまえら「俺くん起きて。10時だよ」
俺「ん、あ?」
おまえら「ごはん持ってきたよ」
俺「ああ」
おまえら「疲れてるね」
俺「当り前だろ」
おまえら「はい。今朝はうな重だよ」ドサ
俺「……」
おまえら「昨日は何時までかかったの?」
俺「2時だ」
おまえら「そんなに?」
俺「なんでも夜の方が精液の量が多いらしい」
おまえら「へーそうなんだ」
おまえら「……俺くん、大丈夫?」
俺「……」パクパク
おまえら「今日は休みなんだから、ゆっくりしてね」
俺「いいから掃除でもしろよ」
おまえら「うん」
半年後
上司「相変わらずすげぇな俺さんは」
上司「毎回10L以上は精液出してやがる」
上司「一番多い日なんて15Lだぜ?」
上司「お前こんなのの相手してたの?」
おまえら「いえ、僕のときはここまですごくありませんでしたよ。なんでもあのロボットすごいらしいじゃないですか」
上司「ああそうらしいな。俺も使ってみてぇよ」
おまえら「まあ食べ物も精力がつくようなのばかりですし」
上司「それも豪華だよなぁ。うらやましいなぁ」
おまえら「でもそんなにメニュー多くないですよ。3日くらいで同じ料理がローテーションしてます」
上司「そうなのか?そういうとこはケチってんだなうちの会社」
おまえら「俺くんも相当疲れてるみたいです。毎晩2時くらいまで射精させられてるそうですよ」
上司「マジかよ。それは無理だわ」
おまえら「あ、そろそろ俺くんにお昼ごはん持っていきます」
上司「おう」
ピンポーン
ガチャ
おまえら「俺くーん?」
俺「……」
おまえら「俺くん、大丈夫?」
俺「……なんだよ」
おまえら「お昼持ってきたよ。はいうな重」
俺「またか」
おまえら「ごめんね。でも会社の方からメニュー決められてて」
俺「わかったわかった」パクパク
俺「……」ガタッ
おまえら「あっもう行くの?」
俺「……」ゴソゴソ
おまえら「今日も遅くなる?」
俺「ああ」
おまえら「そっか。がんばってね」
俺「……」スタスタ
ガチャ
おまえら(やっぱり俺くん疲れてる……)
おまえら(今日は俺くんの誕生日なのに)
おまえら(今夜くらいは俺くんの好きなもの食べさせてあげたい)
おまえら(焼きそば、作っておこう)
俺「はあ……はあ……モ……モウムリデス……」グッタリ
ロボット「ボッキガシュウリョウシマシタ」
主任「ふむ、9Lか。今日はこれくらいかな」
主任「俺さんお疲れさまでした」
俺「……オツカレサマデシタ」
スタスタ
俺(今日も疲れた)
俺(まさか一日中射精させられるとはな。思ってたのより遥かにキツい仕事だ)
俺(休みの日も外出させてもらえねぇし料理も同じようなのばっかりだ)
俺「……」スタスタ
俺(平日は夜中まで射精させられて、休みの日はひきこもり)
俺「ははっ」
俺(くだらねぇ人生だな)
俺(これじゃあなんで生きてるのかわからねぇや)
俺(いっそ死んじまった方がマシかもな)
ガチャ
俺「ただいま」
俺(夕飯はなんだろうな。またスッポン鍋か?)
俺「……これは」
俺(焼きそば……?しかもおまえらの手作りだ)
俺(ん?置き手紙?)
俺(なになに?『俺くんお誕生日おめでとう。焼きそば作りました。フライパンにおかわりもあるのでたくさん食べてね』)
俺「……」
俺「いただきます」
俺「……」パクパク
俺「……」パクパク
俺「……」グス
俺「う……うぅ」ポロポロ
俺「うめぇ……うめぇ……」ポロポロ
ピンポーン
ガチャ
おまえら「俺くーん。おはよう」
俺「スースー」
おまえら「俺くん。昨日も大変だったんだね」
おまえら「あれ、焼きそば」
おまえら「全部食べてくれたんだ」
おまえら「俺くん……」
おまえら「好きだよ」チュッ
俺「……ん?」
おまえら「あ、ごめん。起こしちゃった?」
俺「……おはよう」
おまえら「お、おはよう……」
俺「今日の朝飯はなんだ?」
おまえら「え。えっとスッポン鍋だよ」コトッ
俺「そうか。いただきます」パクパク
おまえら「……俺くん、大丈夫?」
俺「ん?なんでだ?」
おまえら「いや、なんか変だよ?」
俺「……変じゃないさ」
おまえら「そう?」
俺「ああ」
俺「そうだ。今日はできるだけ早く帰ってくるよ」
俺「そしたら俺と会ってくれるか?」
おまえら「え……?」
俺「この家で待っててほしいんだ」
おまえら「う、うん……」
俺「ありがとう」ニコッ
俺「行ってくるよ」
おまえら「俺くん……」キュンキュン
俺「んああああ!」ビュルルル
ロボット「シャセイヲカクニンシマシタ。5.5mlデス」
主任「す、すごい……!」
俺「はあ……はあ……」
主任「すごいですよ俺さん!今日はもう30Lも出てます!」
主任「今日だけで500億円の利益ですよ!」
俺「主任さん……すみませんが今日はもうあがってもいいですか?」
主任「え?」
俺「ちょっとこれから大事な人との約束があるんです」
主任「ああそういうことですか」
主任「構いませんよ。今日だけでもかなりの利益が出てますしね」
俺「ありがとうございます!」
主任「いえいえ。それより急がなくていいんですか?大事な人なんでしょ?」
俺「……ええ!」
俺「お疲れさまでした!」
主任「ふふっ」
主任(俺さん、急に変わったな)
タッタッタッ
俺「はあっ……はあっ……」タッタッタッ
俺(もう夜中の11時か。さすがに帰ったかもしれない)タッタッタッ
ガチャ
俺「ただいま!」
おまえら「あっおかえり。早かったね」
俺「……」ハアハア
おまえら「あれ?なんで息切らしてるの?」
俺「あ、いや別に……」
おまえら「ふふ。もしかして走ってきた?」
俺「えっとまあその……」
おまえら「どうして?待っててくれって言ったのは俺くんでしょ?」
俺「そ、そうだな」
おまえら「不思議な俺くん。僕はずっと俺くんのこと待ってるつもりだったよ」
俺「そうか……」
おまえら「うん」
おまえら「夕飯はうな重だよ。温めてくるね」
俺「待ってくれ!」ガッ
おまえら「え、な、なに?」
俺「いや、その……今まですまなかった」
俺「俺、お前に騙されたんだと思い込んでイライラしてたんだ」
おまえら「……ううん。もういいの。僕も勝手なことしてたから」
俺「……」
おまえら「……」ニコッ
俺「……そうだな。お互い様だ」
おまえら「そういうこと」
俺「……なあ。キスしてもいいか?」
おまえら「!」
おまえら「な、なに?急に」
俺「お前とキスしたいんだ」
おまえら「そんな……いきなり言われても……んっ」ブチュ
俺「んっんっ」チュバチュバ
おまえら「はっ。う……」レロレロ
俺「ぷは」
おまえら「ん……」
俺「おまえら……愛してるよ」ギュッ
おまえら「うん」
俺「これからもずっと一緒にいてくれ」
おまえら「うん!」
完