日経225先物オプション避難所 ID:qrsPOrGi

263名無しさん@Next2ch:2024/07/27(土) 07:01:24.04 ID:qrsPOrGi

【市場の目】シンガポール通貨庁、5回連続の現状維持も先行きは緩和シフトか

第一生命経済研究所経済調査部主席エコノミスト・西?M徹氏

シンガポール通貨庁、5回連続の現状維持も先行きは緩和シフトか
名目実効為替レートの緩やかな上昇を好感、緩和方向にシフトする可能性は高まっている

 26日、シンガポール通貨庁(MAS)は定例会合を開催して金融政策を5会合連続で据え置いている。足下の同国では景気に対する不透明感がくすぶるも、4-6月の実質GDP成長率は前期比年率+1.45%とプラス成長で推移するなど底入れが続いている。また、金融市場での米ドル高にも拘らず、周辺国通貨の下落を受けてシンガポールドルの名目実効為替レートは緩やかに上昇しており、インフレは一段と鈍化するなど落ち着きを取り戻している。こうしたなか、MASは物価見通しを据え置く一方、景気見通しの下限を上方修正するなど、前回会合時点に比べて楽観方向にシフトしている様子がうかがえる。先行きの政策運営について明確な姿勢を示していないものの、緩和方向にシフトする可能性は高まっていると判断できる。

264名無しさん@Next2ch:2024/07/27(土) 07:02:24.56 ID:qrsPOrGi

欧州マーケットダイジェスト・26日 株高・金利低下・円下げ渋り

(26日終値:27日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=153.73円(26日15時時点比△0.11円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=166.96円(△0.18円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0860ドル(△0.0003ドル)
FTSE100種総合株価指数:8285.71(前営業日比△99.36)
ドイツ株式指数(DAX):18417.55(△118.83)
10年物英国債利回り:4.100%(▲0.030%)
10年物独国債利回り:2.407%(▲0.010%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
7月仏消費者信頼感指数
         91       90・改
ロシア中銀、政策金利
     18.00%に引き上げ   16.00%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は上値が重かった。欧州株相場の上昇を背景に投資家のリスク回避姿勢が和らぐと円売り・ドル買いが先行。米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.26%台まで上昇したことも相場の支援材料となり、20時30分前に154.74円と日通し高値を更新した。
 ただ、NYの取引時間帯に入ると弱含んだ。米10年債利回りが4.18%台まで低下したことで円買い・ドル売りが先行。23時30分前に一時153.15円と日通し安値を付けた。
 なお、米商務省が発表した6月米個人消費支出(PCE)価格指数(デフレーター)は前年比2.5%上昇と市場予想に沿う形で前月の2.6%上昇から鈍化した。市場では「インフレ状況の改善が示され、米連邦準備理事会(FRB)は9月に利下げに着手できる見通しだ」との声が聞かれた。

・ユーロドルは持ち直した。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが先行すると一時1.0842ドルと日通し安値を付けたものの、前日の安値1.0828ドルが目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。米長期金利が低下に転じたことでユーロ買い・ドル売りが進むと一時1.0868ドルと日通し高値を付けた。ただ、前日の高値1.0870ドルが目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。

・ユーロ円はドル円と似た動き。21時前に一時168.01円と本日高値を付けたものの、買い一巡後は上値が重くなった。30-31日の日銀金融政策決定会合を前に、日銀の政策正常化への思惑が高まる中、円買い・ユーロ売りが入りやすい地合いとなった。23時30分前に一時166.36円と日通し安値を更新した。

・ロンドン株式相場は続伸。時間外の米株価指数先物の上昇を受けて投資家心理が改善すると、英株に買いが入った。コンパス・グループやネクストなど一般消費財サービスが買われたほか、リオ・ティントやアングロ・アメリカンなど素材株が値上がりした。

・フランクフルト株式相場は3日ぶりに反発。時間外の米株価指数先物の上昇を受けて独株にも買いが入った。市場では「前日に下げていた一部銘柄に自律反発狙いの買いが入った」との声が聞かれた。個別ではザルトリウス(6.52%高)やラインメタル(3.80%高)、メルク(2.70%高)などの上げが目立った。

・欧州債券相場は上昇。米債高につれた。

265名無しさん@Next2ch:2024/07/27(土) 07:03:25.06 ID:qrsPOrGi

NYマーケットダイジェスト・26日 株高・金利低下・円持ち直し

(26日終値)
ドル・円相場:1ドル=153.76円(前営業日比▲0.18円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=166.93円(▲0.02円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0856ドル(△0.0010ドル)
ダウ工業株30種平均:40589.34ドル(△654.27ドル)
ナスダック総合株価指数:17357.88(△176.16)
10年物米国債利回り:4.19%(▲0.05%)
WTI原油先物9月限:1バレル=77.16ドル(▲1.12ドル)
金先物8月限:1トロイオンス=2381.0ドル(△27.5ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
6月米個人所得
(前月比)    0.2%     0.4%・改
6月米個人消費支出(PCE)
(前月比)    0.3%     0.4%・改
6月PCEデフレーター
(前年比)    2.5%      2.6%
6月PCEコアデフレーター
(前月比)    0.2%      0.1%
(前年比)    2.6%      2.6%
7月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、確報値)
         66.4       66.0

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は反落。時間外のダウ先物や欧州株相場の上昇を背景に投資家のリスク回避姿勢が和らぐと円売り・ドル買いが先行。米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.26%台まで上昇したことも相場の支援材料となり、20時30分前に一時154.74円と日通し高値を付けた。
 ただ、米商務省が発表した6月米個人消費支出(PCE)価格指数(デフレーター)がおおむね市場予想通りの結果となり、インフレの鈍化が示されると米利下げ観測が高まった。米10年債利回りが4.18%台まで低下すると一転円買い・ドル売りが優勢となり、23時30分前に一時153.15円と日通し安値を更新した。30-31日の日銀金融政策決定会合を前に、日銀の政策正常化への思惑が高まる中、全般円買いが入りやすい面もあった。

・ユーロ円は小反落。21時前に一時168.01円と本日高値を付けたものの、買い一巡後は上値が重くなった。日銀による追加利上げ観測が高まる中、円買い・ユーロ売りが優勢になると23時30分前に一時166.36円と日通し安値を付けた。その後の戻りも167.14円付近にとどまった。

・ユーロドルは小幅ながら続伸。日本時間夕刻に一時1.0842ドルと日通し安値を付けたものの、前日の安値1.0828ドルが目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。米インフレの鈍化を示す米経済指標を受けて米長期金利が低下したことも相場の支援材料となり、一時1.0868ドルと日通し高値を付けた。ただ、前日の高値1.0870ドルが目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続伸。6月米PCEデフレーターがおおむね市場予想通りの結果になると、米利下げ観測が高まり株買いが優勢となった。指数は一時810ドル超上昇する場面があった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4日ぶりに反発。エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)などが買われた。

・米国債券相場で長期ゾーンは続伸。6月米PCEデフレーターがおおむね市場予想通りの結果となり、インフレの鈍化が示されると米利下げ観測が高まった。

・原油先物相場は3日ぶりに反落。エネルギー消費大国である中国の需要が鈍化するとの見方が重し。中東の緊張緩和観測も供給への懸念を和らげ、原油相場の戻りを鈍くした。

・金先物相場は反発。米

266名無しさん@Next2ch:2024/07/27(土) 07:04:21.34 ID:qrsPOrGi

物価指標が落ち着きを示すなか、米10年債利回りが一時4.18%台へ低下するなど米金利が低位で推移したことが支援となった。米連邦準備理事会(FRB)が注視する米PCEコアデフレーターは6月分が前年比+2.6%と、市場予想の+2.5%よりやや強かったものの、5月と同程度の伸び率にとどまった。昨日、強い米GDPを受けた金利上昇で大幅反落となっていた金相場に巻き戻しが入った。

267名無しさん@Next2ch:2024/07/27(土) 07:05:08.44 ID:qrsPOrGi

26日の主な要人発言(時間は日本時間)

26日08:43 神田財務官
「(G20会合で)投機がもたらす過度な為替変動には一層の注意が必要と指摘」
「為替レートの無秩序な動きは経済に悪影響を与えると確認」
「為替合意に沿った適切な対応が必要と発言」

26日16:47 アクチャイ・トルコ中銀副総裁
「利下げサイクルを全く検討していない」
「早すぎる金融緩和は遅すぎる緩和よりも大きなリスク」

27日00:58 シュナーベル欧州中央銀行(ECB)専務理事
「ECBの利下げペースと程度はデータ次第」
「一部のデータは予測と完全に一致しなかった」
「ECBは硬直的なサービス価格を注視」

※時間は日本時間

268名無しさん@Next2ch:2024/07/27(土) 07:06:07.30 ID:qrsPOrGi

来週の国内イベントスケジュール

30日
○日銀金融政策決定会合(1日目)
○08:30 ◎ 6月完全失業率
○08:30 ◎ 6月有効求人倍率

31日
○08:50 ◇ 6月商業販売統計速報(小売業販売額)
○08:50 ◎ 6月鉱工業生産速報
○未定 ☆ 日銀金融政策決定会合(終了後、決定内容発表)
○未定 ◎ 経済・物価情勢の展望(7月、基本的見解)
○14:00 ◇ 6月新設住宅着工戸数
○14:00 ◇ 7月消費動向調査(消費者態度指数 一般世帯)
○15:30 ☆ 植田和男日銀総裁、定例記者会見
○19:00 ◇ 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)

8月1日
○08:50 ◇ 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)

2日
○08:50 ◇ 7月マネタリーベース

※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。

269名無しさん@Next2ch:2024/07/27(土) 07:06:51.83 ID:qrsPOrGi

来週の海外イベントスケジュール

29日
○17:30 ◇ 6月英消費者信用残高
○17:30 ◇ 6月英マネーサプライM4

30日
○10:30 ◎ 6月豪住宅建設許可件数
○14:30 ◇ 6月仏消費支出
○14:30 ◎ 4-6月期仏国内総生産(GDP)速報値
○16:00 ◇ 7月スイスKOF景気先行指数
○17:00 ☆ 4-6月期独GDP速報値
○18:00 ◎ 7月ユーロ圏経済信頼感指数
○18:00 ◎ 7月ユーロ圏消費者信頼感指数(確定値)
○18:00 ☆ 4-6月期ユーロ圏GDP速報値
○21:00 ◎ 7月独消費者物価指数(CPI)速報値
○21:00 ◎ 4-6月期メキシコGDP速報値
○22:00 ◇ 5月米住宅価格指数
○22:00 ◎ 5月米ケース・シラー住宅価格指数
○23:00 ◎ 6月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数
○23:00 ◎ 7月米消費者信頼感指数
○米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目

31日
○07:45 ◎ 6月ニュージーランド(NZ)住宅建設許可件数
○10:00 ◇ 7月ANZ企業信頼感
○10:30 ◎ 7月中国製造業購買担当者景気指数(PMI)
○10:30 ◎ 6月豪小売売上高
○10:30 ◎ 6月豪CPI
○10:30 ◎ 4-6月期豪CPI
○15:00 ◇ 6月独輸入物価指数
○15:45 ◇ 7月仏CPI速報値
○15:45 ◇ 6月仏卸売物価指数(PPI)
○16:00 ◇ 6月トルコ貿易収支
○16:55 ◎ 7月独雇用統計
○17:30 ◎ 4-6月期香港GDP速報値
○18:00 ☆ 7月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値
○18:00 ☆ 7月ユーロ圏HICPコア速報値
○20:00 ◇ MBA住宅ローン申請指数
○21:00 ◎ 6月南アフリカ貿易収支
○21:15 ☆ 7月ADP全米雇用報告
○21:30 ☆ 5月カナダGDP
○21:30 ☆ 4-6月期米雇用コスト指数
○22:45 ◎ 7月米シカゴ購買部協会景気指数
○23:00 ◎ 6月米住宅販売保留指数(仮契約住宅販売指数)
○23:30 ◇ EIA週間在庫統計
○1日01:00 ◎ 6月ロシア失業率
○1日03:00 ☆ 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
○1日03:30 ☆ パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
○1日06:30 ☆ ブラジル中銀、政策金利発表

270名無しさん@Next2ch:2024/07/27(土) 07:28:15.71 ID:qrsPOrGi

8月1日
○10:30 ◇ 4-6月期豪輸入物価指数
○10:30 ◇ 6月豪貿易収支
○10:45 ◎ 7月Caixin中国製造業PMI
○16:00 ◇ 7月トルコ製造業PMI
○16:50 ◎ 7月仏製造業PMI改定値
○16:55 ◎ 7月独製造業PMI改定値
○17:00 ◎ 7月ユーロ圏製造業PMI改定値
○17:30 ◎ 7月英製造業PMI改定値
○18:00 ◎ 6月ユーロ圏失業率
○20:00 ☆ 英中銀(BOE)、政策金利発表
○20:00 ☆ 英中銀MPC議事要旨
○20:30 ◎ ベイリーBOE総裁、記者会見
○20:30 ◇ 7月米企業の人員削減数(チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマス社調べ)
○21:30 ◇ 4-6月期米非農業部門労働生産性・速報値
○21:30 ☆ 4-6月期米単位労働コスト・速報値
○21:30 ◎ 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数
○22:45 ◎ 7月米製造業PMI改定値
○23:00 ☆ 7月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数
○23:00 ◇ 6月米建設支出
○24:00 ◇ 7月メキシコ製造業PMI
○スイス(建国記念日)、休場

2日
○10:30 ◎ 4-6月期豪PPI
○15:30 ◎ 7月スイスCPI
○15:45 ◇ 6月仏鉱工業生産
○16:30 ◇ 7月スイス製造業PMI
○20:15 ◎ ピル英中銀MPC委員兼チーフエコノミスト、講演
○21:00 ◇ 6月メキシコ失業率(季節調整前)
○21:30 ☆ 7月米雇用統計
○23:00 ◎ 6月米製造業新規受注

※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。


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