日経225先物オプション避難所 ID:WQLUrOdA

403名無しさん@Next2ch:2024/08/06(火) 07:26:10.43 ID:WQLUrOdA

日経平均株価テクニカル分析-今年の上昇を帳消しにする下落幅、長期トレンドライン付近に接近

 日経平均株価の下落幅は4451円まで拡大し、歴代最大の下げ幅を記録した。連日の長大陰線で今年の上昇を帳消しにし、昨年10月に二番底を形成した水準に迫る展開となった。
 週足では、52週移動平均線(35932円 8/5)を下回り、一目均衡表では雲の下限(32748円 同)を下回る弱気シグナルも点灯した。週間ベースの終値で雲の上限(35189円 同)以上に戻せるかが焦点となる。
 月足では、36カ月移動平均線(30954円 同)付近まで下落し、2020年3月安値(16358円)を起点として2023年1月安値(25661円)を通る上昇トレンドライン付近まで下げたことになる。
 日足ベースの上値メドは、8/5に形成した長大陰線の中値となる33228円、8/2安値(35880円)、200日移動平均線(36856円 同)、心理的節目の38000円、75日移動平均線(38869円 同)などが考えられる。下値メドは、2023年10/4安値(30487円)や心理的節目の3万円、心理的節目29500円や29000円、2023年3/9高値(28734円)などがある。

404名無しさん@Next2ch:2024/08/06(火) 07:27:21.88 ID:WQLUrOdA

欧州マーケットダイジェスト・5日 株安・金利上昇・円失速

(5日終値:6日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=144.00円(5日15時時点比△1.39円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=157.72円(△2.11円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0953ドル(△0.0041ドル)
FTSE100種総合株価指数:8008.23(前営業日比▲166.48)
ドイツ株式指数(DAX):17339.00(▲322.22)
10年物英国債利回り:3.869%(△0.041%)
10年物独国債利回り:2.191%(△0.017%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
7月仏サービス部門PMI改定値
        50.1       50.7
7月独サービス部門PMI改定値
         52.5       52.0
7月ユーロ圏サービス部門PMI改定値
         51.9       51.9
7月英サービス部門PMI改定値
         52.5       52.4
6月ユーロ圏卸売物価指数(PPI)
(前月比)   0.5%      ▲0.2%
(前年比)   ▲3.2%    ▲4.1%・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は買い戻しが進んだ。米景気懸念を背景に本日のアジア株式相場や欧州株相場が軒並み大幅下落すると、投資家が運用リスクを避ける動きを強め円買い・ドル売りが先行した。18時30分前には一時141.76円付近まで値を下げた。
 ただ、アジア時間に付けた1月2日以来の安値141.70円がサポートとして働くと買い戻しが優勢に。NY時間発表の7月米ISM非製造業景況指数が51.4と予想の51.0を上回ったことが伝わると買い戻しが加速した。一時は3.6653%前後と昨年6月以来の低水準を記録した米10年債利回りが上昇に転じたことも相場を下支えし、1時30分前に144.89円付近まで下げ渋った。

・ユーロドルは伸び悩み。米景気懸念を背景に米長期金利が低下するとユーロ買い・ドル売りが進行。22時前に一時1.1008ドルと1月2日以来の高値を付けた。
 ただ、同日高値1.1046ドルがレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。米ISM非製造業景況指数の上振れも相場の重しとなり、2時30分過ぎには1.0947ドル付近まで下押しした。
 なお、グールズビー米シカゴ連銀総裁は「7月米雇用統計は予想より低調だったが、景気後退(リセッション)には陥っていない」との見解を示したほか、「米連邦準備理事会(FRB)当局者は環境の変化を認識し、政策金利が過度に制約的にならないようにする必要がある」などと話した。

・ユーロ円は下値が堅かった。アジア市場では一時154.42円と年初来安値を付けたものの、欧米市場では急ピッチで下落した反動が出て買い戻しが優勢となった。夜間取引の日経平均先物が急反発したことも相場の支援材料となり、1時30分前に158.76円付近まで持ち直した。
 なお、5日の東京株式市場では日経平均が急落し、下落幅はブラックマンデー翌日の3836円安を超えて過去最大となったが、ナイト・セッションの日経平均先物は大証終値比2450円高の3万3830円まで反発する場面があった。

・ロンドン株式相場は大幅に3日続落。前週末の米国株や本日のアジア株相場が大幅に下落すると、投資家のリスク回避姿勢が強まり英株にも売りが波及した。時間外の米株価指数先物の急落も相場の重し。セグロやランド・セキュリティーズ・グループなど不動産株が売られたほか、BPやシェルなどエネルギー株が値下がりした。

・フランクフルト株式相場は3日続落。米景気懸念を背景に本日のアジ

405名無しさん@Next2ch:2024/08/06(火) 07:28:47.67 ID:WQLUrOdA

ア株式相場が軒並み大幅下落すると、投資家が運用リスクを避ける動きを強め、欧州株全般に売りが広がった。個別ではエーオン(4.81%安)やザランド(4.26%安)、フォルクスワーゲン(3.06%安)などの下げが目立ち、インフィニオン・テクノロジーズ(1.34%高)などを除く36銘柄が下落した。

・欧州債券相場は下落。世界的な株安を背景に相対的に安全な資産とされる独国債には買いが先行したものの、米指標の上振れをきっかけに米国債が下落すると独国債にも売りが波及した。

406名無しさん@Next2ch:2024/08/06(火) 07:29:43.57 ID:WQLUrOdA

5日の主な要人発言(時間は日本時間)

5日08:50 6月13-14日分の日銀金融政策決定会合議事要旨
「データを注視し遅きに失することなく適時に金利引き上げる必要」
「物価上振れの可能性、リスクマネジメントの観点から緩和度合いの更なる調整の検討必要」
「政策変更、消費者物価の明確な反転上昇などデータを確認したタイミングで検討するのが適切」
「当面は現在の金融緩和継続し企業の構造改革を後押しするのが適当」
「為替円安は物価上振れの要因、金融政策運営上十分注視する必要があるとの認識を委員は共有」

5日16:34 鈴木財務相
「株価は市場で決定される」
「株価の下落、強い関心を寄せている」
「今後とも為替相場の動きを注視」
「円の水準は安定的に推移することが望ましい」
「為替相場は、ファンダメンタルズの反映が重要」
「日銀とも連携して、緊張感を持って株式市場の動向を注視する」

5日17:46 林官房長官
「為替市場の動向をしっかりと注視したい」
「為替相場は安定的に推移することが重要」

5日21:39 グールズビー米シカゴ連銀総裁
「7月の雇用統計は、まだリセッション(景気後退)の可能性を示唆していない」
「FOMCは、9月会合前にさらなるデータを確認できる」

6日00:22 ロペスオブラドール・メキシコ大統領
「メキシコはペソ安に耐えうる十分な準備金を有している」

※時間は日本時間

407名無しさん@Next2ch:2024/08/06(火) 07:30:23.45 ID:WQLUrOdA

6日のイベントスケジュール(時間は日本時間)

<国内>
○08:30 ◇ 6月家計調査(消費支出、予想:前年比▲0.9%)
○08:30 ◇ 6月毎月勤労統計(現金給与総額、予想:前年比2.4%)

<海外>
○08:01 ◇ 7月英小売連合(BRC)小売売上高調査(予想:前年同月比0.2%)
○13:30 ☆ 豪準備銀行(RBA)政策金利発表(予想:4.35%で据え置き)
○14:30 ◎ ブロックRBA総裁、記者会見
○14:45 ◇ 7月スイス失業率(季節調整前、予想:2.3%)
○15:00 ◎ 6月独製造業新規受注(予想:前月比0.5%/前年同月比▲14.2%)
○15:30 ◇ 6月スイス小売売上高
○17:30 ◎ 7月英建設業購買担当者景気指数(PMI、予想:52.8)
○18:00 ◎ 6月ユーロ圏小売売上高(予想:前月比▲0.1%/前年比0.2%)
○21:30 ◇ 6月カナダ貿易収支(予想:18.4億カナダドルの赤字)
○21:30 ◎ 6月米貿易収支(予想:725億ドルの赤字)
○7日02:00 ◎ 米財務省、3年債入札
○7日03:00 ◎ 7月ブラジル貿易収支(予想:77.50億ドルの黒字)

※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。

408名無しさん@Next2ch:2024/08/06(火) 08:04:42.66 ID:WQLUrOdA

東京為替見通し=ドル円、荒い値動き続くか 豪ドルは豪金融イベントに注目

 5日のニューヨーク市場では、ドル円は米指標の上振れや米長期金利の上昇を背景に一時144.89円付近まで買い戻された。もっともその後、米株の大幅安や米金利の伸び悩みを受けて143円半ばまで押し戻された。ユーロドルはNY序盤につけた1.1008ドルを頭に1.0940ドル台まで上値を切り下げた。ユーロ円はアジア市場で154円台まで急落した反動で、158円後半まで切り返す場面があった。

 本日の東京為替市場でもドル円は、金利や株式相場の動向を見極めながら荒い値動きが続くか。急落と急騰を繰り返した後なだけに、傷んでいる市場参加者も多いと思われ、流動性は良くないことが想定される。フローに敏感に反応し、昨日同様に値幅を伴う場面も多々ありそうだ。

 昨日は日本株の暴落を受けて、東京午後に1月2日以来の安値141.70円を記録。オセアニア時間の高値からだと5円近い下落幅になる。もっともその後、日通しレンジの下値からの61.8%戻しも達成し、一巡後は下押すもNY引け水準は半値144.18円付近だった。一旦は底打ち感が出てきてもおかしくはないか。

 米株は大幅安で終えたが、昨日暴落した日経平均の先物は夜間取引でさすがに大きく反発。本日の東京市場でも、上げ幅をみて、昨日は悪化の一方だった相場のリスクセンチメントの改善が期待できるかもしれない。ただし、前営業日比4451円安と過去最大の下げ幅を記録した後で株価の水準自体はまだ低いため、積極的なリスクオンまでには至らないだろう。

 ところでCMEのフェドウォッチによれば、9月米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%利下げ織り込み度は8割を超えた。また翌11月会合でも同じ幅の追加利下げを織り込み、0.75%引き下げを見込む向きも増えてきている。日銀の年内追加利上げ観測が高まりつつあるなかで、米金利先安観がこのまま強まるようだと、日米金利差の縮小が意識されてドル円の上値も追いづらくなるかもしれない。

 豪ドルも株式市場の動向を見定めながら、日本時間13時30分に豪準備銀行(RBA)が発表する政策金利や、その1時間後に予定されているブロックRBA総裁の記者会見を待つことになる。昨日から本日にかけて開かれた金融政策理事会では、政策金利が現行4.35%で据え置かれるというのが大方の見込み。予想通りであれば、6会合連続での据え置きとなる。

 RBAはこれまでタカ派に傾き、次の一手は利上げと見られていた。しかしながら、先週公表された6月豪消費者物価指数(CPI)は前年比3.8%上昇となり、前月から伸び率が低下。4-6月期CPIは前年同期比3.8%上昇と前四半期からから加速した一方、RBAが金融政策を決定するうえで重視しているトリム平均は前期からの鈍化が確認された。これらの結果を受けて、RBAは一旦様子を見るとされている。

 注目ポイントは、声明文でタカ派姿勢を維持するのかどうか。前回の声明では「最近のデータはインフレの上振れリスクに対する警戒感を改めて示している」として、利上げを議論したことを明らかにしていた。ここ最近の世界的な株安、豪経済が依然として頼るところが大きい中国の景気減速、米国のリセッション(景気後退)リスクを背景とした金利先安観などへの言及が注視される。

409名無しさん@Next2ch:2024/08/06(火) 08:05:53.11 ID:WQLUrOdA

NYマーケットダイジェスト・5日 株大幅安・円伸び悩み

(5日終値)
ドル・円相場:1ドル=144.18円(前営業日比▲2.35円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=157.90円(▲2.01円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0952ドル(△0.0041ドル)
ダウ工業株30種平均:38703.27ドル(▲1033.99ドル)
ナスダック総合株価指数:16200.08(▲576.08)
10年物米国債利回り:3.79%(横ばい)
WTI原油先物9月限:1バレル=72.94ドル(▲0.58ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=2444.4ドル(▲25.4ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
7月米サービス部門PMI改定値
         55.0       56.0
7月米総?⑰MI改定値
         54.3       55.0
7月米ISM非製造業指数
         51.4       48.8

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は5日続落。本日の東京市場では米景気後退懸念や日銀の追加利上げ観測の高まりなどを背景に、日経平均が暴落したことを受けてリスク回避の円買いが活発化し一時141.70円と1月2日以来の安値を付けた。
 ただ、NY市場に限れば買い戻しが目立つ展開となった。7月米ISM非製造業景況指数が51.4と予想の51.0を上回ったことが分かるとドルを買い戻す動きが広がり、1時30分前には144.89円付近まで下げ幅を縮めた。一時は3.6653%前後と昨年6月以来の低水準を記録した米10年債利回りが上昇に転じたことも相場を下支えした。
 もっとも、買い戻しが一巡すると上値が重くなった。ダウ平均が一時1200ドル超下落したほか、米10年債利回りが再び低下に転じたことが相場の重しとなり143.41円付近まで押し戻された。

・ユーロドルは続伸。米景気後退懸念を背景に米長期金利が低下するとユーロ買い・ドル売りが進行。22時前に一時1.1008ドルと1月2日以来の高値を付けた。
 ただ、同日高値1.1046ドルがレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。米ISM非製造業景況指数の上振れも相場の重しとなり、2時30分過ぎには1.0947ドル付近まで下押しした。

・ユーロ円は7日続落。米景気後退懸念が台頭する中、世界中で株価が大幅に下落し、為替市場ではリスク回避の円買いが勢い付いた。アジア市場では一時154.42円と年初来安値を更新した。
 ただ、NY市場に入ると急ピッチで下落した反動が出て買い戻しが進んだ。夜間取引の日経平均先物が急反発したことも相場の支援材料となり、1時30分前に158.76円付近まで持ち直した。もっとも、買い戻しが一巡すると157.05円付近まで押し戻されている。
 なお、ナイト・セッションの日経平均先物は大証終値比2450円高の3万3830円まで反発する場面があった。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に3日続落し、6月14日以来の安値となった。米景気減速懸念が一段と強まる中、投資家心理が急速に悪化し株売りが膨らんだ。アジアや欧州市場も軟調に推移するなど、世界同時株安の様相を呈した。7月米ISM非製造業景況指数が予想を上回ると下げ渋る場面もあったが、戻りは鈍かった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も大幅に3日続落し、5月3日以来の安値で取引を終えた。

・米国債券相場で長期ゾーンは横ばい。米景気後退懸念が高まる中、相対的に安全資産とされる米国債に買いが入った。利回りは一時3.6653%前後と昨年6月以来の低水準を付けた。ただ、7月米ISM非製造業景況指数が予想を上回ったことが分かる

410名無しさん@Next2ch:2024/08/06(火) 08:06:50.80 ID:WQLUrOdA

と売りが優勢となり、値を消した。

・原油先物相場は3日続落。米国のリセッションに対する警戒感が高まり、リスク資産から一時撤退する動きが活発化。株価とともに原油先物も売られ、一時71ドル台半ばまで下落する場面があった。

・金先物相場は続落。米景気悪化懸念から世界的に株価が急落するなか、株価の損失を補填するために金の利益確定売りが広がった。

411名無しさん@Next2ch:2024/08/06(火) 08:21:28.95 ID:WQLUrOdA

株価指数先物【寄り前】 スキャルピング中心ながら押し目狙いのスタンス

大阪9月限ナイトセッション
日経225先物 33370 +1990 (+6.34%)
TOPIX先物 2373.0 +173.5 (+7.88%)
シカゴ日経平均先物 33190 +1810
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

 5日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が下落。前週末発表の7月の雇用統計が予想を下回ったことでリセッション(景気後退)懸念が強まり、週明けの米国市場でもリスク資産を圧縮する動きが広がり、世界的な株価下落が続いた。これまで相場を牽引してきたアップル<AAPL>やアマゾン・ドット・コム<AMZN>、マイクロソフト<MSFT>が大きく売られ、NYダウの下落幅は1000ドルを超えた。

 また、エヌビディア<NVDA>が6%超の下落となったほか、マイクロン・テクノロジー<MU>、アームホールディングス<ARM>など半導体株が弱く、ナスダック指数は支持線として意識されていた26週移動平均線を明確に割り込んだ。S&P500業種別指数はすべてのセクターが下落しており、テクノロジー・ハード・機器、半導体・同製造装置、自動車・同部品、メディア、小売の弱さが目立った。

 シカゴ日経平均先物(9月限)清算値は、大阪比1810円高の3万3190円だった。日経225先物(9月限)のナイトセッションは日中比310円高の3万1690円で始まり、一気に3万3170円まで買われた。買い一巡後は3万2100円~3万2860円辺りで保ち合い、米国市場の取引開始直前には3万1140円と下落に転じる場面もみられた。ただし、米国市場の取引開始後にプラス圏を回復すると中盤にかけて上げ幅を広げ、3万3830円まで買われた。終盤にかけては3万2830円~3万3500円辺りで推移し、3万3370円でナイトセッションの取引を終えた。

 日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い優勢で始まりそうだ。5日の日中取引では4540円安と記録的な下落となったが、ナイトセッションの開始早々、自律反発の動きとなった。日中安値3万0370円から、ナイトセッションで一時3万3830円と11%超のリバウンドをみせており、いったんは目先的なボトム形成が意識されやすいだろう。需給状況が一気に悪化するなかで積極的にロングに傾けてくる動きは期待しづらいが、押し目狙いのスタンスに向かいそうだ。

 7月のISM非製造業総合景況指数は51.4となり、活動の拡大と縮小の境目である50を上回った。5日の米国市場での反応はみられなかったが、景気減速の懸念が薄れることが期待される。また、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ開始を前に、緊急利下げの見方も浮上してきたようだ。そのほか、為替市場では昨日の日中に1ドル=141円台に突入していたが、現在は1ドル=144円台と円高が落ち着いている。ただし、明確な底入れには米国のリセッション懸念の後退を見極める必要がある。米経済指標の内容を確認しながらの対応になるため、しばらくはスキャルピング中心となろう。

 日経225先物は週足チャートで3万0370円から3万3370円(ナイトセッションを含む)と、3000円幅での長い下ヒゲを残す形状となっている。これをキープする形で推移するようだと、52週線が位置する3万5740円辺りへの戻りが意識されてきそうだ。レバレッジ型ETFの商いが積み上がっていることもあり、リバウンドを強めてくると、ヘッジ対応のロングが強まる展開も期待されてくる。そのため、オプション権利行使価格の3万2000円から3万5000円辺りのレンジを想定する。

 昨日のNT倍率は先物中心限月で14.26

412名無しさん@Next2ch:2024/08/06(火) 08:22:09.55 ID:WQLUrOdA

倍に上昇した。一時14.69倍まで切り上がり、3月4日に付けた14.84倍に迫った。全面安商状のなかでメガバンクや商社の下げが目立っていたこともあり、相対的にTOPIX型の弱さにつながったようだ。本日はナスダック指数が26週線を割り込んできたほか、大型テック株の下げが目立つなか、相対的にTOPIX型の優位の展開が意識されよう。

 5日のVIX指数は38.57(前日は23.39)に上昇した。一時65.73まで急伸し、2020年3月以来の水準まで切り上がる場面もみられた。リスク回避姿勢に傾きやすいと考えられる一方で、セリングクライマックスが近づいてきたとの見方にもなりそうだ。


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