Annex86
CPUの設定をいじくると激しく動作がおかしくなるみたい。
ざっと試してみた所、まともに動くのは4MHz設定までで、それ以上のクロック数にするとハングアップに近いような動きになってしまう。
これはもうパスだな。
T98-Next
これはAnnex86に比べるとだいぶマシなんだけど、VZエディタの動きがちょっとおかしいのとGVRAMの輝度プレーンがないのが痛い。
VZエディタでおかしいところとは、カーソルを高速ブリンクの設定にしていても普通の速度のブリンクのまま、という点。
これは同じ+.nhdをneko-proj2で起動してみるとちゃんと高速ブリンクになってるので、T98-Nextのバグだろう。
T98-Nextは折角DOS6.20が使えるのにここだけが惜しい。
(neko-prj2はCPUが80286しか選択できないのでDOSは3.30まで)
Neko-prj2
かなりの完成度で、実機を触っているのに等しい感覚で使えるんだけど、CPUが80286しか選択できないのがちょっと残念。
286系列のCPUだとMS-DOS6.20をインストールすることができず、3.30Dが使用できる最新バージョンになる。
DOS3.30だと、HDDが128GBまでというキツイ制限があって、環境変数エリアも小さいのでバッチファイルでの凝った設定が何一つできないw
でも一番忠実に実機をエミュレートできているので現在はこれを使用している。
上記補足
MS-DOS3.30の環境変数エリアはconfig.sysで拡張可能なのを忘れてた。
config.sysに
shell=a:\command.com a:\ /E:1024 /P
と書けば環境変数エリアが 1024 バイトに拡張される
これで環境変数自体はいくつも設定できるようになったんだけど
個々の環境変数そのものに容量制限があるのか、pathが長くなると設定できないみたい。
autoexec.bat中に
path=a:\dos
path=%path%;a:\language\msc60
path=%path%;a:\language\turbocpp
path=%path%;a:\language\optasm
path=%path%;a:\language\masm
これくらい連続して追加すると path が空になってしまう。
苦肉の策として subst コマンドで個々の実行パスにドライブ名を割り当てて、pathにはそのドライブ名を指定するようにした。
a:\dos\subst v: a:\dos
a:\dos\subst w: a:\language\msc60
a:\dos\subst x: a:\language\turbocpp
a:\dos\subst y: a:\language\optasm
a:\dos\subst z: a:\language\masm
path v:;w:;x:;y:;z:
といった具合。
ドライブレターの後ろの方まで使うので、config.sysには
LASTDRIVE=Z
の行が必要。
MS-DOS3.30までしか使えないnp2.exeだけど、np21.exeであればMS-DOS6.20がインストールできるみたい。
試してみた結果、インストールはうまくいったのだけど、ハマった点を書き置き。
np21.exeのCPUクロックを4倍以上に上げるとエディタのスクロールがカクついて見にくかったんだけど、これは設定で直った。
np21.exeのメニューバー項目 Screen の中の nowait にチェックを入れると(デフォルトではチェックなし)カクつかなくなった。
np21.exeのおかしな点を一個見つけた。
VZエディタのカーソル点滅速度を二倍速にしているのだけど、np2.exeでは正常に2倍速で点滅するけどnp21.exeでは2倍速にならず通常の点滅速度のままだ。
やっぱ中身は少し違うんだろうなあ。
np21のおかしな点追加
vzエディタ付属のezkeyを常駐させてるとshiftキーを押すとF11からF20の内容が画面下部に表示されるはずだが、shiftキーを押してもF16からF20の内容が表示されない。
shiftキーを押すと画面上のF11からF15までが空白になり、本来F11からF15に表示されるべき内容がF16からF20に表示される。
VZのデフォルトでは[shift]+[F10]はタグジャンプだが、表示内容が右に5個ズレているため「複写」と表示される。
実際に[shift]+[F10]を押すと本来の機能(タグジャンプ)が働く。
これもnp2.exeでは出ない現象なのでnp21.exeのバグ?
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