日本の知恵(2) ID:rbH890+m

　>　知恵のない人々(965)　< >2023-R.5-5.14-NO.2978　<
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*　悪人たちの国家(660) *
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　愚かな選択、戦争は核兵器があろうとなかろうと起こるところに起こる。現首相が
「核兵器のない世界」と世界に向けて言おうとしているが、戦争は核兵器でするものでは
なく、人間の頭が考えてするもの、核兵器は第二次世界大戦で日本に投下され二発の
原爆のみで、その後核兵器は何千発、何万発作られているがどこの国も戦争では使用
していない。現実には在っても無くても同じことで、戦争にはそれほど関係ない兵器では
ないか。

　日本に落とされた二発の原爆をどのように評価すべきか複雑な思いだが、戦争を始めた
日本軍は「本土決戦、一億総玉砕」、この言葉を現首相も知らない訳ではないだろう。
日本軍は全ての国民が死ぬまで戦う意思を持っていたと言うことだ。軍国主義の非人道的
な思想であり、戦争と言う生死を掛けた国家間の争いの中で、人の命を最も重要とする
民主主義の世界と大きな隔たりがあり、現首相が選択した「敵基地攻撃能力」と言う軍事力
に秘めた非人道な思想は現在の日本社会や平和を願う人々に取って考えられない
「愚かな選択」でしかない。

　軍事力を保有して戦争に望んだ大日本帝国軍は「本土決戦、一億総玉砕」をするでもなく
敵国米軍が投下した二発の核兵器によって、敗戦、無条件降伏に至った。もし。原発が
無かったらと思うと日本軍は「本土決戦、一億総玉砕」を成し遂げたのかと言うことだ。
現首相の「核兵器のない世界」だったら、現在の日本が存在しているのか。

　現首相の愚かな頭が生んだ「敵基地攻撃能力」と言う軍事力は平和国家日本を
消滅させる軍事力であり、日本の憲法に違反する犯罪行為と言える。

　戦争を奨励する現首相が「核兵器のない世界」なんて言うのは欺瞞であり、戦争を望む
なら「核兵器のある世界」と「G7」の軍国主義国の首脳たちに言うべきではないか。
日本に落とされた二発の核兵器は「一億の日本国民の命を救った核兵器」かもしれない
訳で、核兵器が日本国民を救い、日本国民に民主主義と平和憲法を齎したのであれば
「核兵器のない世界」は平和国家日本を齎さなかった。

　原爆を落とされた日本国民にはそれと共に民主主義と平和憲法を落とされ、軍国主義
という侵略国家から民主主義と言う平和国家が齎された。戦争では日本人310万人が
死に7200万人が生き残った。生き残った日本人は民主主義によって幸せに成った。

　現首相に取って「敵基地攻撃能力」と言う軍事力にどのような国益を望んでいるのか
知りたくもないが、憲法には「戦争の放棄」「軍事力の保有を認めず」と明記されている
憲法が存在しているのに、存在もしない敵国の為に無駄で国民の犠牲も伴う軍事力を
推進する愚かな選択に民主主義と平和国家日本を返せと言いたい。

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