> 知恵のない人々(640) < >2022-R.4-5.3-NO.2653<
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* 悪人たちの国家(335) *
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平和国家であることが重要ならば、憲法を変える必要はないだろうし、平和を
望んでいないのなら憲法を変えればいい。
自衛隊を憲法9条に明記したいと思う人たちが憲法改正を求めているようだが、
現に自衛隊は存在し、9条は戦争を放棄であり、軍隊は保有しないという条文で
あり、自衛隊が軍隊でないのなら、自衛隊を明記することで、9条の内容を不透明に
することに成り、自衛隊は憲法違反でないと主張する正当性も失われる。
国家を守る為の自衛隊であり、国家を守る手段は国際的に認められていると言う
理由で自衛隊が認めら憲法違反でないのなら、現在の存在価値感でいいのでは
ないか。それは警察官や消防士のような意味合いで自衛官として存在する。
現在問題に成っている反撃能力だが、その能力を自衛隊に持たせることで、
自衛隊は憲法違反になる可能性は高まる。ロシアのウクライナ侵攻によって、
日本が侵攻されたら日本はどのように対応するかという処置として憲法改正に
言及しているが、そもそも日本が侵略されるかという問題に答えるべきであり、
平和国家として全力で生きようとする国家にどこの国家が軍事侵略をするのかと
いう疑問だ、仮に軍事侵略されたとする日本は米軍が居る訳で、軍事侵略されれば
日本は多分全滅に近く、侵略された時点で全面降伏状態と考えるべきだ。ただ、
米軍は世界最強の軍隊であり、この時点で日本を侵略する国が存在するかと言う
ことだ。日本に侵略するということは米軍が敗北することであり、その可能性は
ないとは言えないが、あるとすればこの世も終わりということではないか。