テレビは改めて、現首相の「敵適地攻撃能力」と言う国家暴力を教育の立場から見直す
ことを議論すべきではないか。中国と言う国家体制が違う国家を「敵国」とする現首相の
「敵基地攻撃能力」は明らかに暴力であり、あからさまに中国や北朝鮮、ロシアの国家
体制が違うからと言って、「敵国」とする現首相の主張は暴力を国家暴力として他国を威圧
する行為であり、その姿勢は国民に強烈な影響を与えるのではないか。
現首相は「敵国」に対する暴力だから個人的な暴力とは違うと言うかも知れないが多くの
国民の中の一人でも暴力は暴力と捉える人がいれば、現首相が襲撃されたような
ことが起こりかねない。
平和憲法は暴力を否定し、人間への基本的人権を重視している。現首相は憲法に
明記されている「軍事力即ち暴力」を否定する平和国家日本を「暴力」を肯定する
軍事国家に変えてしまった。この事実は憲法違反であり、この耐えがたい罪を現首相と
言う立場を利用して、平和憲法を踏みにじってしまった。
現首相を襲撃した犯人がどのような理由で行ったのか知る由もないが、暴力には暴力
と言う暴力連鎖を退き起こした原因が国家暴力の正当性と考えてもあながち間違いでは
ないのではないか。
政治家は主権者である国民の奉仕者、警察は奉仕者を主権者から守る警備員ではない。
奉仕者は主権者から襲撃されるようなことをすべきではない。政治家が立派な国民の
代表ならば、襲撃されるようなことはない。