日本は平和憲法が戦争を放棄し、公務員は主権者である国民の奉仕者という
ことが明記され、主権者である国民が選挙によって政治家になった時点で政治家は
公務員という立場に成り、主権者から奉仕者へと立場は変わり、奉仕される立場
から主権者である国民の奉仕者として献身的に尽くす立場になる。
世界から多くの弔問者が「国葬」に訪れると現首相は喜んでいるが、世界の
人々は日本の平和憲法の中身を知っているのだろうか。多分、これまでの
報道ではテレビも他の報道も政治家が主権者である国民の奉仕者と言うことは
理解していないのではないだろうか。
どのような理由で主権者である国民の奉仕者が「国葬」に成ったのか、世界の
人々には非常に興味ある出来事ではないだろうか。
それと殺された政治家は世界では非常に評価されていると仲間である政治家
たちが言っているが、多分、殺された政治家は軍国主義的な話題で世界の国々の
人々と話が弾んだのではないだろうか。しかし、日本には平和憲法という非軍国主義
の憲法が存在し、軍国主義とは無縁な国家であることを「国葬」で来日し、
改めて、知ることに成るとすれば、「国葬」という儀式に疑問を持つのではないだろうか。
「国葬」の当日、沿道に向かって背を向ける国民たちの存在を見て、何と思うか。
多くの国民たちが銃撃されないか不安で背を向けていると思うならば、そうでは
ないことを伝えるにはどうすればいいのだろう。