1 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です :2016/09/01(木) 21:39:28.48 ID:LvDlvefN 0 女性の性的絶頂 進化生物学者がそのナゾを解くhttp://www.asahi.com/articles/ASJ8H3T73J8HULPT006.html 登録しないと読めないので↓より直接俺が訳すhttp://www.nytimes.com/2016/08/02/science/scientists-puzzle-over-a-biological-mystery-the-female-orgasm.html?_r=0 眼は見るためにある、鼻は嗅ぐためにある。人間の体のほとんどの箇所には、 はっきりした目的がある。 しかし簡単に説明できないものもある。生物学者にとって、女性のオーガズムほど 不思議な現象はあまりない。 オーガズムは女性の肉体関係に重要な役割を持っているが、その体験―― 筋肉収縮、ホルモン分泌、強い快楽の組み合わせ――の進化論的起源を 明らかにすることは難しかった。 何十年もの間、研究者たちはいろんな理論を提唱してきたが、 広く受け入れられたものはない。今回、この論争に二人の進化生物学者が 加わって、女性のオーガズムについて新しい考え方を提供した。 これはその古い歴史の再構築に基づくものである。 月曜日、The Journal of Experimental Zoology (原文にリンクあり)上で 著者らが結論付けたことには、この反応は一億五千万年以上前の哺乳類を 起源とするものであり、セックスの後に卵を受精させるために排卵するための 仕組みであったらしい。
2 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です :2016/09/01(木) 21:40:17.08 ID:LvDlvefN 0 今までこの謎の手がかりを、遠く関係する動物の生物学に求めた科学者は少ない。 「オーガズムについて、私たちはヒトと霊長類にだけ限定して考えていたのです」 University of Cincinnati College of Medicine の進化生物学者 Mihaela Pavlicev は言う。彼女はこの新論文の著者の一人である「他の種を掘り下げてその起源を 探そうとしなかったのです」 男性のオーガズムが進化生物学者たちに大きな騒ぎをもたらしたことはない。 この快楽が正確につながっているのは射精であり、それは男性の遺伝子を 次の世代に伝えるに際して最も重要なステップである。あの快楽は 男性にもっと精液を送り出すように促す。そしてそれは進化論的に有利である。 女性はと言えば、その進化経路は男性よりも見つけにくい。オーガズムの間に 起こる筋肉収縮は、女性が妊娠するために必要不可欠なものではない。また ほとんどの男はセックス中にオーガズムを経験する一方で、女性はそこまで 確かでない。 2010年の調査では、35.6%の女性が「一番最近のセックスでオーガズムに 至らなかった」と言った。この理由の一部は生体構造である:クリトリスが 膣から物理的に離れているのである。 それでも何人かの科学者は、自然選択で有利となる何らかの生物的機能を 女性のオーガズムが果たしていると思っている。ただ彼らはそれが何なのかを 知らない。
3 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です :2016/09/01(木) 21:41:05.28 ID:LvDlvefN 0 「私の本能的直感は『感情のレベルであれだけ効く何か――オーガズムの強い快楽―― なのであれば、再生産的な結果につながっているはずだ』です」 Pennsylvania State University の進化生物学者David A. Putsは言う。 多くの仮説が提唱されてきた。Dr. Puts とその同僚たちは、 「遺伝子的に魅力的な男性により女性の卵子が受精する確率を、 オーガズムが高めてくれる」可能性を、検証する研究をした。 Indiana Universityの哲学者Elisabeth A. Lloydはそれを買わない。 2005年、彼女は「女性のオーガズムの真実」という本を出版し、 その中で、この機能に関して発表された理論を18本検証した。 確かな根拠を持つものは一つもなかった、と彼女は結論付けた。 そして多くが、人の性に関する別の発見によって反証された。 その後何年も研究を続けているが、彼女の懐疑論は強まるばかりだ。 Dr. Lloyd の考えでは、女性のオーガズムの最も良い説明は、 「それは進化論的な目的をまったく持っていない」というものである。 それは男性オーガズムの発達の副産物にすぎない。彼女の考えでは、 女性のオーガズムは男性の乳首に相当する。
4 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です :2016/09/01(木) 21:41:54.62 ID:LvDlvefN 0 しかし今回、Dr. Pavlicev と彼女の同僚 Gu?nter P. Wagner (Yale University) は、「ヒト女性のオーガズムには、初期の哺乳類にまで さかのぼる深い進化の歴史がある」と主張しだした。 彼らはまず他の動物たちの性生活をよく知ることから始めた。 世に知られない古い雑誌を熟読して、ツチブタからコアラまでにわたる 様々な種の情報を集めた。 多くの哺乳類のメスは、セックス中にオキシトシンとプロラクチン―― オーガズムの間に女性が放出するホルモン――を放出することに彼らは気づいた。 さらに、その中の多くの種においてメスは根本的に異なる再生産法を使っていた。 女性は毎月卵子を放出するが、ウサギやラクダといったほかの哺乳類のメスは、 オスと交尾したあとにしか排卵しないのである。 「排卵周期が進化した哺乳類は、私たちを含むほんのわずかの系統だけだ」 ということをDr. PavlicevとDr. Wagnerは発見した。それより前、 私たちの太古の祖先である哺乳類たちは、もともと、オスとのセックスにより トリガーされる排卵に頼っていたのである。 これら初期の哺乳類は、膣の中にクリトリスを発達させている。 クリトリスが離れていったのは、排卵周期を進化させた哺乳類だけである。 これらの発見に基づいて、Dr. PavlicevとDr. Wagnerは「女性のオーガズムは 最初、メスが妊娠することを助ける反射として進化した」と議論する。
5 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です :2016/09/01(木) 21:42:57.41 ID:LvDlvefN 0 初期の哺乳類が交尾したとき、クリトリスが脳に信号を送り、 排卵を促すホルモンを出させたのだろう。卵子が受精すれば、 そのホルモンはそれが子宮に着床することを助けていたのかもしれない。 このやり方は、オスと出会うことの少ない哺乳類にとってうまく働いてきた。 メスが各々の交尾を最大限に活用する助けになっている。 しかし後々いくつかの哺乳類、私たちのような霊長類などは、社会的な群れの中で 生活するようになった。メスはオスと日常的にセックスできるようになった。 そして排卵メカニズムとしてのオーガズムはもはやそんなに役に立たなくなった。 我々の祖先であるメスは、代わりに新しいシステムを進化させた: 定期的な周期での排卵を。 オーガズムの元々の目的が失われるにつれ、クリトリスはその元々の位置から 離れていった。Dr. Wagner は「この移動は、進化がセンサーシステムを 取り壊す一環であった」と考える「古い信号が変なときにノイズを 送ってこられると嫌でしょう」と彼は言った。 「基本的には、これがなぜ起きたのか私たちにはわからない」と彼は付け加えた。 しかし哺乳類である種の間で「これはとても強い進化パターンである」 Dr. Lloyd と Dr. Putsは、女性オーガズムの論争を刺激するものとして この新しい研究を歓迎した。 「私はこれが出版されたことでとても興奮している」とDr. Lloyd は言った 「人々が女性のオーガズムについて語り、女性のオーガズムについて 私たちがどれだけ知らないかについて新鮮な見方を得て、知るべきことを 真剣に考えだすだろうから」
8 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です :2016/09/01(木) 21:44:48.29 ID:LvDlvefN 0 ヒト女性のオーガズムが最初どうやって進化したかについて、 この新理論は光を当てるだろう。しかしDr. Pavlicev と Dr. Wagner は 「女性の中のその現在の役割についての論争を決着させるものでは、 この理論はない」と言う「どんな可能性もある」とDr. Wagner は言った。 Dr. Wagnerは言う「女性オーガズムの歴史を紐解くことは、 再生産の薬の改善につながるかもしれない」 「女性の再生産システム全体がどう進化してきたか、一つのモデルを 知ったのですから、あなたはそのシステムをすこし違った見方で 見はじめていると思いますよ」と彼は言った。 (ここまで) ということらしいのでエロ漫画家のみなさんよろしく
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