【教科書検定】生徒が誤解しないように変えるよ #1

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2016/03/21(月) 08:54:11.28 ID:20dXxb2E

今回の検定に合格した教科書では集団的自衛権の行使容認に関して「現代社会」と「政治・経済」の12点のすべての教科書が記述をしているほか、7点の「倫理」や「世界史」、それに「日本史」の教科書も触れています。

今回の検定は去年5月までに申請された教科書が対象になっていて、これらの教科書は、おととし、政府が集団的自衛権の行使を容認する閣議決定を行ったことなどについて取り上げています。

記述の中には、集団的自衛権を巡る政治の動きについて解説したもののほか、個別的自衛権と比較して違いを説明したり、図柄を使って集団的自衛権が行使される場合の例を紹介したりして、生徒が理解しやすいよう工夫がされています。

今回の検定では、これらの記述のうち3点の教科書の合わせて5件の記述内容に修正を求める意見が出されました。このうち現代社会の教科書では、「第9条の実質的な改変」という見出しについて、「生徒が誤解するおそれのある表現である」という意見がつき、「自衛隊の海外派遣」と修正されました。

また別の現代社会の教科書では、「これからの「政治」の話をしよう」と題した教員と生徒の会話を掲載していますが、このなかの集団的自衛権について触れている記述に修正を求める意見が付きました。教員が「戦後ずっと平和主義を国是としてきた日本が世界のどこでも戦争ができる国になるのかもしれないね」と話している部分が、「生徒が誤解するおそれのある表現である」として意見がつけられました。その結果、「戦後ずっと日本の国是とされてきた平和主義のあり方が大きな転換点を迎えているといえるのかもしれないね」と修正されました。

さらに、安倍内閣が掲げる「積極的平和主義」について解説した脚注では、「これは、第二次安倍内閣の政策として掲げられ、集団的自衛権と集団的安全保障に関する憲法解釈を変更し、アジア地域をはじめとする広範な地域で自衛隊の活動を認めようという考え方」という記述に対して「生徒が誤解するおそれのある表現である」という意見がつけられました。その結果、記述が変更され、「第二次安倍内閣の政策として掲げられた国際協調主義にもとづく考え方。専守防衛や軍縮、国連PKOへの積極的参加などに加え、集団的自衛権の行使を含む自衛隊の活動を憲法解釈の変更によって認めることにより、国際社会の平和と安定および繁栄の確保に、積極的に寄与していこうとするもの」となりました。

>>2へ続く

ソース

教科書検定 集団的自衛権の行使容認を記述 NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160318/k10010448431000.html

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