>>1-2
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この元人質のジャーナリストが書いた記事を読んだとき、わたしの頭にはバンクシーの有名な作品が浮かんでいた。
「ISのメンバーたちを悩ませたのはドイツ国民に歓迎される難民の写真だった」と書いてあったからだ。
http://rpr.c.yimg.jp/im_siggMX5bqwCGxkMOigNNKBmLnQ---x540-n1/amd/20151119-00051589-roupeiro-001-15-view.jpg
英国でも空爆に参加するべきか否かが政治の焦点になっている(タックス・クレジット問題 はどこに消えたのだろう)。
英国もまたブレア元首相の過ちを繰り返すのだろうか。
あれだけ後でボロクソにけなしたくせに、あれでブレアを大嫌いになったくせに、違う方向に足を踏み出す勇気がないから、
また同じことをするのだろうか。
ガーディアン紙のサイモン・ジェンキンズの言葉が印象に残った。
“
┃ 今週のISへの対応は、聖戦を遂行しているという彼らの主張を有効化するものだ。
┃ どうして我々は彼らに勝たせようとする?
┃ どうして我々は静かに軽蔑する強さを持てないのだ?
┃
┃ 出典:The Guardian:"Terror can only succeed with our cooperation" by Simon Jenkins