IS元人質「彼らはイデオロギーと権力に酔う幼稚なストリートキッズでしょうもない陰謀論者さhahaha」 #3

3番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2015/11/22(日) 17:08:36.67 ID:NO2t1MeL

>>1の続き

 偏執的なほどニュースが好きという彼らは、その全てを自分のフィルターに通して読んでいて、
陰謀によって全てが繋がっていると信じ、世の中には矛盾が存在するということを受け入れ
なかったという。
「全世界のムスリム VS それ以外の人々(十字軍)」という構図を狂信する彼らは、たとえどんな
ことが起こっても、それはアラーの祝福であり、すべてが正しい方向に進んでいると信じるそうだ。
無敵の楽観主義者である。だが、そんな彼らにも弱点はあるらしい。


┃ 彼らの世界観の中核を成すものは、ムスリムとその他のコミュニティーは共存できない
┃ というものだ。
┃ そして彼らは毎日アンテナを張り巡らせて、その説を裏付けする証拠を探している。
┃ だから、ドイツの人々が移民を歓迎して いる写真は彼らを大いに悩ませた。
┃ 連帯、寛容、・・・・それは彼らが見たいものではない。”

┃ 出典:The Guardian:"I was held hostage by Isis. They fear our unity more than our airstrikes"
┃    by Nicolas Henin


 彼は自分の国であるフランスが標的にされたことをこう分析している。


┃ なぜフランスが狙われたのか?その理由はたくさんあるだろう。
┃ だが、僕が思うに、わが国は彼らに欧州の最弱リンクと見なされている。
┃ 最も分断の裂け目が作りやすい場所だと思われているのだ。
┃ だからこそどういうリアクションを取ればいいのかと聞かれたら、僕は慎重に行動するべきだ
┃ と答える。
┃ それなのに、我々のリアクションは空爆強化である。
┃ 僕はISのシンパではない。僕がそうなる筈がないではないか。だが、僕の知識のすべてが、
┃ この反応は間違いだと告げている。
┃ (中略)僕はカナダのようにフランスにも空爆離脱して欲しい。
┃理性的にはそれは可能だと思うが、プラグマティズム的には不可能だ。
┃事実は、僕たちは身動きできないということだ。僕たちはISがしかけた罠にはまっている。

┃出典:The Guardian:"I was held hostage by Isis. They fear our unity more than our airstrikes"
┃    by Nicolas Henin


 彼の説が正しければ、それでなくとも難民問題で排外主義が高まって殺伐としている欧州は、
まさにISが求める「ムスリムVSその他」の様相を呈しており、「だんだん本当のことになってきた」
と彼らを興奮させているだろう。
これに「正義の反撃」を謳う西側の空爆が怒涛化すれば、彼らにとっては歓喜の状況だ。
彼らのドリームが現実に、妄想がリアルになる。
 フランスどころか、世界が彼らのしかけた蜘蛛の巣にかかっているようだ。


┃ジハーディ・ジョンは人質ジェームズ・フォーリーにナイフを向けて言った。
┃「オバマ、中東への介入をやめろ。さもなくば彼を殺す」
┃彼は人質の運命を知っていた。そしてそれに対する米国のリアクションが爆撃であることも。
┃彼らはそれが欲しいのだ。それなのに僕たちはそれを彼らに与えるべきだろうか?

┃出典:The Guardian:"I was held hostage by Isis. They fear our unity more than our airstrikes"
┃    by Nicolas Henin

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