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■国際戦略特区に申請
同村では、2020年東京五輪・パラリンピック開催を5年後に控え、この機運をさらに盛り上げたいと、島の特 産品である「あおちゅう(青酎)」に着目した。
あおちゅうのアルコール度数は25~35%だが、原酒は60%ほどある。
酒税法上、焼酎のアルコール度数は 「45%以下」と定められているため、これまでは原酒を調整して
販売してきた。
「原酒はくせがあるが、通の人に受ける」(村職員)といい、ウオツカやテキーラなど、日ごろから度数の高い
アルコールに親しんでいる外国人観光客に“受ける”と踏んだ。
島限定で提供する「幻の酒」としたい考えだが、壁となるのが酒税法で定める「最低製造数量」だ。
45度を超える酒は「原料用アルコール」と規定され、 酒造メーカーには、年6千リットル以上の製造が
義務づけられるが、小さな村だけに大量生産はできない。
そこで目をつけたのが、安倍晋三首相が成長戦略の柱として掲げる国家戦略特区だ。
東京都とタッグを組み、特区に指定されれば、国際競争力の強化や地域振興などを目的に、規制緩和の特例を
受けることができる。
都内で指定されているのは、千代田区や中央区など都心9区だけだが、都は6月15日、特区指定を都内全域に
拡大するよう政府に要請。
認められれば、青ケ島も対象とな り「原料用アルコール」として、特産焼酎の原酒を提供できるように
規制緩和や撤廃を求めることができるのだという。
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