良い見た目に生まれた人たちは自分の見た目に誇りを持っているかもしれない
これが私の見た目 (色) だと思っているかもしれない
私とはこの見た目の物体のことだと思っているかもしれない
でも人は老いる
事故や病気で四肢を失う人もいる
それで昨日まで私のものだったものが今はない、と悲しむことになる
そもそも私の身体は私なのだろうか?
もし私の身体が私なら、私はこうでありたい、こうなりたい、と思ったらその意志のとおりに動けるはずだ
いつまでもピチピチなお肌を保ちながらイケメンな顔になれるはずだ
そうしたら病になるはずがない
でも私は病になる
ならば仮定が間違っている
私の体は私ではない
だから「これは私のものでない。私はこれでない。これは私の魂でない」と考えるのがよい