ねっぷお坊様部 #56

56以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2022/02/06(日) 13:23:23.99 ID:jNHxmbI1

そのときとある比丘に、このような心の思いが浮かんだ。
「ああ、このとおり色は無我だ。受…想…行…識は無我だ。
無我であるものが為した業が、どうして自我に触れられようか」
すると世尊は、その比丘の心に思うことを心で知って、比丘たちに呼びかけた。

「比丘たちよ、ある馬鹿者が、わからずに、無明のまま、愛に支配された心によって、
師の教えを早とちりすることがありうる
『ああ、このとおり色は無我だ。受…想…行…識は無我だ。
無我であるものが為した業が、どうして自我に触れられようか』
比丘たちよ、私はそれぞれの事柄についてお前たちに問うて導こう。

「これをどう思うか比丘たちよ、色は恒常か、無常か?」
「無常だ、大徳よ」
「受は…想は…行は…識は恒常か、無常か?」
「無常だ、大徳よ」
「では、無常であるものは苦か、幸せか?」
「苦だ、大徳よ」
「では、無常であり、苦であり、劣化するものを、こう見ることは適切か
『これは私のものだ。私はこれだ。これが私の魂だ』と?」
「いいや、大徳よ」

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