高校三年です。 人生の行き先を決める一年です。
高校最後の夏休み、私は看護学校のオープンキャンパスに参加してみた。
その時ケータイで撮った写真を兄に見せる。
「ナース服姿の妹だぞ! どうですかあ?!」 「うん いいんじゃない」
「…なにそれ それだけかよ 私バカみたいじゃん」
部室に立ち寄る。
ちなみに今年も春の大会では良い成績は残せなかった。
今年の新入部員の中にも男子はおらず、相変わらず黒一点な
例の後輩君に写真を見せてやる。
「ナース服姿の先輩だけど、どうかな?」
こいつったら、食い入るように見つめちゃって、どうだ!まいったか!
…て、よく見たら、ケータイに入れっぱなしにしてた他の写真も見てやがった。
こいつが食い入るように見てたのは去年撮った水着姿。
私は思わずスケベ小僧の脳天目がけて拳を振り下ろしていた。
秋、看護専門学校の試験に受かり、大学進学組に先駆けて私は暇になった。
仲の良い同級生には就職、専門学校、大学推薦組はおらず、
大学受験に取り組む友人達の邪魔にならないよう気を使う立場になっていた。
部活も三年は私だけで顔を出しづらく、放課後はいつも一人ぶらぶら。
遊ぶお金がそんなにあるわけじゃなく、結局少し寄り道しただけで家にたどり着く。
最近は兄も帰りが遅いことが多いが週に何日かは遭遇。
顔を合わせれば例の如くでありました。 まるで息を吐くように近親相姦する。
十八になった妹の体に兄は取り付く。
「ミサオおまえ… マジで大人っぽくなってきたな…」
「兄さん、あのさ… 今日の晩ご飯、オムライス食べたいな…」
「…終わったら、いくらでも作ってやるよ…」
夕食作りは当番制、私も小学生の頃から料理していて、結構女子力高いと自負してる。
そうして、私達の声は兄妹の会話から男女の喘ぎに、
服の上からの撫で合いが裸での絡み合いへと次第に変じていった。
冬休み、大晦日くらいは受験勉強の息抜きしたいと友人達から遊びのお誘いがきた。
久しぶりに友達と目一杯はしゃぐ。
年越しそば食べて、近くの神社へ出かけてカウントダウンから初詣して、
初日の出を寒さに震えながら小高い丘から眺めた。
家に帰り着くと、兄はまだ起きていた。
「あけましておめでとう兄さん 初日の出見た?」
「うん、おめでとう 二階の窓から一応拝んだよ で、どうする?
夜通し遊んでたんだろ? もう寝るか?」
「平気だよ 初日の出見物までに三時間くらい寝てるから」
兄との姫初め。 私達兄妹の毎年恒例。
ついさっきまで学校の友人と無邪気に青春してたのに、
今は家族とこそこそ爛れた性交渉してる。
私の肌を這う兄の手指や舌先が、友達との和気藹々気分を淫ら気分に塗り替える。
私達は一つになり、昨晩聞いた除夜の鐘で落としたはずの煩悩に
あっという間に身も心も支配される。
私と兄は体位を変えながら交わり、後背位での肌の打ち合う音がなぜか
昨夜聞いた鐘の鳴る音と頭の中でシンクロする。
小学生の頃は大晦日の昼間、両親の隙を見て姫納め。
翌朝、やはり同じ調子で姫始めした。
中学の頃では除夜の鐘を繋がったまま聞き、姫納めと姫始め同時にこなした。
そして高校最後の新年…。
久しぶりにする元旦朝からの姫始め。
寝不足で白々とする頭の中を赤裸々な煩悩が肉体を刻む律動に合わせて去来する。
私達はそのまま獣の体勢で交尾し続け、絶頂を迎えた。
兄は背後から妹の乳房を鷲掴みにしたまま子宮の中へ子種をぶちまける。
私は顔を布団の中に埋めたまま生殖の感極まる吠え声を涎に換えて、染みを滴れ広げた。
一年の計は元旦にありという諺、大嫌い。
白糸の滝と化してる己れの姫所を眺めながらがっくりと余韻混じりなアンニュイに浸った。
母と写ってる高校卒業の時の写真。
実家のアルバムに私の写真が大量にあるのはここまで。
これ以降、娘の写真は激減する。
近親相姦のこと、ついに他人にばれることなく高校卒業まで漕ぎ着けた。
春から私はこの家を出て看護専門学校の寮生活。
学生とはいえ、看護師を目指して厳しい学生生活が待っている。
当然、自動的に兄との関係も終止符同然となる。
かと言って、私が家を離れてしまうまでの間、タブーの性を惜しむように
貪り合ったわけでもない。
むしろ、兄と私はこれまでよりも淡々と残りの日々を送った。
淡々といってもまあ… 回数が減っただけですけど。
卒業から三週間ほど経って、何となく一人で母校に立ち寄った。
早くも懐かしさを感じ始めてる部室へ行くと、例の黒一点後輩君が
一人で課題に取り組んでいた。
今では彼は部長として部を取り仕切ってる。
彼は突然のことに意表を突かれてあからさまに驚いた表情をみせて
私は思わず笑ってしまった。
「よっ、部長君 一人で頑張ってるね 来年はいい成績出せそうかい?」
OBぶった態度の私に彼はキッとした顔を向けてきた。
そして、なんで急に現れるんですか なんで黙って消えてくれないんですか
どこまで自分をからかえば気が済むんですか などと私を責めてきた。
もちろんこちとら、驚くに値しない。
こやつの私に向ける視線も接する態度も、その奥の真意は充分理解していた。
彼は私に好意を抱いていた。 いや私の体に熱烈な好奇の目を向けていた。
男の生理なんてものはよく理解している。
兄が私に求めるサインを送る時と同じ目をしていたのだから。
別に体目当てだけで私に近づきたいと想っていたとしても悪い気分にはならない。
愛する気持ちがどうとか綺麗事並べようが、しょせん男女がつきあうその目的は生殖だ。
そのうえで彼がこの学校の内外に大勢いる女子の中から私を選んだのだ。
一番魅力的な異性としてこの私に白羽の矢を立てたのである。
私には容易に想像がついた。 こいつが私をオカズにしていたであろうことを。
彼が私を想って己れを慰めていたころ、当のオナペット本体は実の兄と
異常な性に耽っていた。
そんなこととは露知らない彼は、抑えきれない思いをどうしていいか苦悶していた。
最近、兄と致したのは一昨日だし… 今なら、ちょっとくらいなら…いいかな
さすがにこいつも事ここに及んで、私を処女だとは思っていないだろうが
女の肌に触れるのが初めてなのなら、まさか数千回も経験してる猛者だとは感づくまい。
彼はぎこちなく自分の唇を私の唇に重ねてきたので、
それを上手に摘み取ってあげる。
私の方から舌を差し込み、彼の舌に絡みつけて導いてやる。
服を破られてはかなわないので自分から脱いで下着だけになると
彼の方も脱がさせてやる。
ブラが外れて、乳房が弾け出ると、彼はあからさまに涎を呑み込んで喉を鳴らした。
乳首の色がやや濃いから引かれるかと思ったけどそんなことはなく、
吸い付くようにかぶりついてきた。
彼の股間がはちきれんばかりに隆起してる。 でもフェラチオなんかしてあげない。
そんな下品な真似をして私生活を疑われるのはごめんだ。
パンツは彼に剥ぎ取らせてあげた。
全裸でそれとなく身を捩って彼を誘い、好きにさせる。
兄以外の男性から初めて受ける愛撫。
年下の男の子のぎこちない動きは逆にかわいくて、新鮮で、ぞくぞくする。
「…私のあそこ… おいしぃ?」
女陰に鼻と舌を突っ込む彼に尋ねる。 夢中返す彼からは応えは帰ってこない。
うん… 一人前にこの私を濡れそぼらせてくれたな。
私は彼の頭を軽く撫ぜてやり、仰向けに寝かせると、股間でそそり立つその上に跨った。
いやらしい部分を見せつけるようにゆっくりと腰を落とし、
彼自身を根元まで呑み込んであげた。
次の瞬間彼は唸り、私の中へ吐き出していた。 兄以外の男性からの射精。
私はキュッと尻を締めて、勢いよく遡る精子を子宮で飲み干してやる。
そして放出が止まっても萎えないのを確認して、尻をグラインドさせ始めた。
私は器用に腰の動きで、体内にいる男性の威勢を調節してあげる。
先輩女子になすがままに管理される後輩男子は、これまで部活中には見たこともない
だらしない表情を浮かべてる。
「…どおかな… 私の体は… きもちいぃ…でしょ…」
彼に鼻面に笑みをこぼして、私は徐々に尻を弾ませ、彼自身を扱き立てる。
間もなく彼は二度目の精を迸らせて、私の子宮の彼色を厚塗りした。
「こうなる予感はだいぶ前からしてたのよ
何もないまま卒業しちゃって予感外れたなあと思っていたけど
結局、的中できちゃった」
並んで寝そべり、事後の余韻の中で会話をする。
「ねえ部長君 まだ…したい? 私はかまわないよ」
どうせ、これっきりだ 私の本性を見れば興奮が冷めた後、私自身にも冷めるだろう。
近親相姦がバレルのはさすがにまずいが、ビッチだと思われるくらいはもう構わない。
私の誘いに対して、二度放出して疲れたとほざく後輩。
部活中、私に対する熱の篭もった指導態度はどこにいった。
私は彼の下半身に上体を移動させ、彼の萎えたものを乳房に挟んだ。
むにむにと扱き上げ、谷間から顔を出した亀頭の先端に舌を伸ばす。
そして乳房から解放しつつ、血管の浮いた茎部分を喉奥まで咥え込んで
窄めた口を往復させた。
「今度は君の方から私を抱いてみる?」
並べた作業机にその辺の布を敷いて、その上で私は寝そべり脚を広げて見せる。
「さっきしたからわかるかな …ここだからね ほら、さっき君が出したのが
まだ滲んで滴れて…白い筋になってる …ここに入れるのよ」
部室でセックスする卒業した先輩女子と後輩男子。
正面から抱き合い、ゆっくりとしたペースで愛し合う。
なんで自分に体を許してくれたのか彼が尋ねてきた。
「…君が大勢から私を選んでくれたから… だから、私も君に興味覚えたんだ
軽薄でごめんなさい… がっかりしたかな…」
君がおかわりを望むなら私は応えてもいいけれど、でもそれはもう叶わないだろう
私は間もなくこの地を離れてしまうのだから。
君は私のことは忘れて、身近な異性を求めるがいい。
そもそも、今日偶々出遭ったからこそ、成り行きで今この情事がある。
これが無ければ卒業前に何処かで顔を合わせた、それが最後のはずだった。
彼は無言で強く衝き動き始めていた。
後輩を淫らな道に誘い込んだ悪い卒業生は、彼に抱かれながらも
潮を吹いて擦り合う性器の窄め具合を尻の肉で調圧して、この愉しい時を長引かせた。
汗と吐息が青春の場を不純な空気に変え、肌を打ち合う音が壁や机に反響する。
私達、先輩後輩はこの時間だけかつて友人達が噂してた通りの間柄を演ずる。
生まれたままの姿で一塊となって一心不乱に性愛に溺れ、互いを刻みあった。
兄との時と違って、彼がいつ果てるか読み取れない。
気構えも出来てない無防備な所へそれは一気になだれ込んできた。
私の中で三度目の精が迸り、一番深い場所に注がれる。
あぁ… 今、私の子宮に入ってきてるのは兄のじゃない別の子種。
法的にも、社会通念上もこのまま妊娠して差し支えがないもの。
でも、やはり、実らせるわけにはいかないの…
事後の余韻の中、荒い呼気が中々おさまらずにいる彼も私も感涙と垂涎と鼻水で
顔をべとべとにしていた。
私は自分の膣に指を差し込んで中に留まった精液を掬ってみせ
彼の目の前でどろりと糸を引いて異臭を放つそれをぺろりと舐めて見せた。
(つづく)
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