あと歴史的には「が」には属格の意味しかなくて、名詞しか修飾できなかった
だから動詞を修飾したいなら省略可能な「もの」を後置するしかなかった
×かはわが殺したり
〇かはわが殺したる(ものなり)
だから「彼は私が殺した(人だ)の略」というのも歴史的にはあってるけど
同じ属格の「の」を考えると「彼は私の殺した人だ」は言えて「彼は私の殺した」は言えないので
現代的には「が」には「の」と違って主格の用法がある、つまり動詞を修飾できると思った方がいい
動詞を修飾できるのだから動詞の後ろに「もの」「人」を後置して考えなくていい