「ふわぁ……ねむ……まだ火曜日かあ……一週間長いなあ」
学校は楽しいけど、勉強は嫌い。無理して進学校に入っちゃったから、ついてく為に昨日も2時まで勉強だよ？
「ゆうちゃんおはよう。早く朝ごはん食べちゃいなさい」
「はーい、お母さんテレビつけて」
「はいはいっと……あら、臨時ニュースだって」
─今日未明、国連WHOと政府は、新種のウィルスによるパンデミックの発生を発表しました。
このウィルスは、発見者のエグゼビア教授にちなみSuper Eccentricvirus Xavier、通称SEXウィルスと名付けられ…─
「セックスウィルスだって！怖いね！」
「そ、そうね、おほほ……」
「何赤くなってるの？変なお母さん……ってやば！もう行かなきゃ遅刻しちゃう！行ってきまーす！」
「き、気をつけるのよ！」
気体
機体
HAYO
─四番線、ﾀﾞｧ閉まりまぁ～─
「乗ります乗りまーす！」
ふぅ、危ない危ない。
「ゆうちゃんおはよー。危なかったねー」
「あっ、みっちゃんおはよう！てへへ、めんぼくない」
みっちゃん今日もかわいいなぁ、なんかいいにおいするし。
でもこんなゆるふわおっとり系に見えて、ふたりの彼氏と同時に付き合ってるビッ……社交家なんだよね。
「ってあれ？みっちゃんなんか顔赤くない？」
「んー、なんか風邪っぽいー。熱はないんだけどねー」
「えぇー大丈夫？お休みした方がよかったんじゃ……あ！まさかさっきテレビでやってたなんだっけ……
あ、セックス！セックスウィルスじゃないよね！？」
「ちょ、ちょっとゆうちゃん！？」
「セックスかもしれないよ！？病院行った方がいいよ！一緒に行こうか！？セックスか見て貰いに！」
「ゆうちゃんストップストップ！女の子が人前でそんな……ダメ！」
「なんで！？セックス怖いんだよ！？みっちゃんがセックスだったら私泣いちゃうよ！セックスやだ！！」
ワロタ
いいぞゆうちゃん
きょうのマンコ以来の期待
早めにパブロン飲んで服脱いだ
「お、落ち着いた？」
「はい……しゅみましぇん……」
またやってしまった。興奮すると大声で捲し立てちゃうのは私の悪い癖だ。
電車の中であんな騒いだらみっちゃんも恥ずかしいよね、反省。
「と、とにかくただの風邪だと思うけど、昨日そのまま寝ちゃったし……
コホン、学校終わったらちゃんと病院行くから心配しないで、ね？」
「うん、でも具合悪くなったらすぐ言ってね？先生に早退させてくれるように言うから！」
「うん、ありがとう。……大丈夫かしらこの子、高校生にもなって……守ってあげなきゃ……」
「うん？みっちゃんは私が守るよ！ふんす！」
ふう。やっぱり古典の授業は退屈。なによ、いかでとくって、げに～？
退屈しのぎにキョロキョロしていると、斜め前の席の上原さんの様子がなんだか変だ。
お股に手を入れて……掻いてる？虫に刺されちゃったのかな？なにかブツブツ言ってるけど……
「っス……ックス……はあはあ」
上原さんは派手めなビッ……社交的なグループの一員で、みっちゃんとは仲良いみたいだけど、私はあまりお話した事ない。
でも、さすがに心配になって小声で話しかけてみた。
「上原さん上原さん、大丈夫？」
上原さんはゆっくりこっちに振り向いたけど、目の焦点があってない。
なんだか息も荒いし……ヤバいよねこれ。
「せ、先生！上原さんが……」
「あああああ！！！！セックス！セックス！セックス！セックスがしたい！！マンコにチンポぶちこんでズコズコしてよ！！！！」
急展開
飽きんな
寒いよ
カミーユスレじゃなかった訴訟
僕は正常だよ