─四番線、ダァ閉まりまぁ~─
「乗ります乗りまーす!」
ふぅ、危ない危ない。
「ゆうちゃんおはよー。危なかったねー」
「あっ、みっちゃんおはよう!てへへ、めんぼくない」
みっちゃん今日もかわいいなぁ、なんかいいにおいするし。
でもこんなゆるふわおっとり系に見えて、ふたりの彼氏と同時に付き合ってるビッ……社交家なんだよね。
「ってあれ?みっちゃんなんか顔赤くない?」
「んー、なんか風邪っぽいー。熱はないんだけどねー」
「えぇー大丈夫?お休みした方がよかったんじゃ……あ!まさかさっきテレビでやってたなんだっけ……
あ、セックス!セックスウィルスじゃないよね!?」
「ちょ、ちょっとゆうちゃん!?」
「セックスかもしれないよ!?病院行った方がいいよ!一緒に行こうか!?セックスか見て貰いに!」
「ゆうちゃんストップストップ!女の子が人前でそんな……ダメ!」
「なんで!?セックス怖いんだよ!?みっちゃんがセックスだったら私泣いちゃうよ!セックスやだ!!」