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~~そのころ実家~~
妹「……起きたら部屋にいないからビックリしたわよ……星見てたのね」
妹次「……綺麗」
妹「よく言われるわ」
妹次「……お姉ちゃんのことじゃない…星が綺麗なの」
妹次「……お姉ちゃんはブス」
妹「あんた双子なんだから自分を否定することになるわよ」
妹次「……兄貴が寝つけないときいつもここの庭で星見てる」
妹「えっ?そうなの?」
妹次「……最近は毎日のようにここで星を見てた」
妹「……」
妹次「……だから今も向こうで星見てると思う」
妹次「……東京では星が見えないけど兄貴大丈夫かな?お姉ちゃん」
妹「大丈夫だよ」ギュ
妹「だって世界で一番かっこいいお兄ちゃんだもの…大丈夫」
妹「私たちじゃ筆舌に尽くしがたいくらい緊張感や圧迫があると思うけどさ」
妹「それを乗り越えてプロのアスリートなんだから…今は見守ってそして応援してあげましょ?」
妹次「……うん」ギュ
妹次「……まるでお兄ちゃんのお嫁さんみたいだね」
妹「なっなに言ってるのよ!このブス!」
妹「ゴホン……今は迷惑だから明日の朝お兄ちゃんに電話してみれば?」
妹(あっ私のバカ!今お兄ちゃんと電話させたら告白の話題に…!!)
妹「いやあの…その」
妹次「……その役目はお姉ちゃんにまかせよう」
妹「……えっ?……うんわかった」
妹次「……お姉ちゃんと話したら眠くなった」
妹「部屋に戻ろうか」
妹次「……お姉ちゃんは可愛いよ」
妹「なっなによ急に…」
妹次「……つまり私もちょー可愛い」
妹「あっそ」