ゲスオ「死んどけよクソ虫」 ID:0AWteWf3

20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/05/06(金) 11:41:34.86 ID:0AWteWf3

ゲスオ「お、おい友、ちょっといいか?」

友「……なんだよ」

ゲスオ「お前は俺に変なこと言われた記憶があるかも知れないが」

友「……」

ゲスオ「それは決して間違えじゃないんだよ。面と向かって言ってなくても間違いじゃない」

友「……」

モブ子「あれ?友くーん。はやくカラオケ行こうよー」

友「お、おう!今いく!」スタタ

ゲスオ「あっ、おーい……」

ゲスオ「まだ続きあんだけどなぁ。つーか、こっからが重要だってのによ。まじでモブ子蟻以下だわー」

テンコ「ふふっ。失敗ね」

ゲスオ「ちっ、見てたのかよ」

テンコ「なに?見ていちゃ駄目なの?」

ゲスオ「あぁ嫌だね」

テンコ「全く、じゃあまたひとつだけアドバイス。言い方が回りくどい」

ゲスオ「じゃあ、どんな言い方すればいいんだよ」

テンコ「それは自分で考え方なさい」

ゲスオ「はー、もう頼りになるんだかならないんだか分からないぞ」

テンコ「そう?でも私以外にあなたを理解出来る人間もいないと思うわよ」

ゲスオ「……え?そ、それってお前、俺のこと特別な」

テンコ「ッ///」

ーーーーーーーーーー
グウゥウウウゥウン

ゲスオ「はー、もう頼りになるんだかならないんだか分からないぞ」

テンコ「……」

ゲスオ「……!」

テンコ「別に、違うから!そういう意味じゃないから!」

ゲスオ「……お、おう」

テンコ「……私はずっと1人ぼっちだったから」

ゲスオ「え?」

テンコ「なんでもないわ。さ、帰りましょうか」

ゲスオ「……」

22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/05/06(金) 12:06:38.02 ID:0AWteWf3

テンコ「ゲスオ君は兄弟とかいるの?」

ゲスオ「……何気に『ゲスオ君』って初めて呼んでくれたな」

テンコ「……そうだったかしら」

ゲスオ「どうせなら『ゲス』って呼んでくれよ」

テンコ「……わかったわ。じゃあ私のことは『ベッキー』と呼んで」

ゲスオ「それは、良いのか?色々。もう破談したらしいが」

ベッキー「いいのよ、今適当に思い付いただけだから」

ゲスオ「……そうか」

ーーーーーーーーーー

ゲスオ「ちなみに兄弟は、2つ下の妹が1人。ベッキーは?」

ベッキー「私は1人っ子。超が付くほどの箱入り娘よ」

ゲスオ「まぁ、っぽいよな。大事にされてそう感があるもんな 」

ベッキー「でもこう見えて経験人数は二桁にいってるわよ」

ゲスオ「は?まじで!?」

ベッキー「ふふっ。冗談にきまっているでしょ」

ゲスオ「だ、だよな」

ベッキー「……」

ゲスオ「最近さ、一緒に過ごす時間増えたよな」

ベッキー「なに?いきなり」

ゲスオ「いや、お前の知らなかった面をちょっとずつ知れて嬉しいなって」

ベッキー「……なっ///」

ゲスオ「てか結構普通に話せるのに、なんで友達作んないんだ?」

ベッキー「……」

ゲスオ「……」

ベッキー「私が転校してきた理由は、わかる?」


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