それから俺は、ベッキーに協力してもらって、なんとか友と仲直りすることができた。
この能力は、次を最後にもう使わないつもりだ。
というより、これが本当の使い方だったんだと思う。
ゲスオ「……なあ」
ベッキー「なに?」
ゲスオ「いきなりこんなこと言うのも変な話だけどさ」
ベッキー「なによ……」
ゲスオ「━━━」
ベッキー「なっ///!?」
ーーーーーーーーーー
グウゥウウウゥウン
ベッキー「なによ……」
ゲスオ「別に?」
ベッキー「……!?」
ゲスオ「さ、帰ろうぜ」
ベッキー「……ずるいわよ」
ゲスオ「なんとなくわかったよ。これが素敵な使い方って奴だろ?」
ベッキー「そうね」
ゲスオ「……」
ベッキー「……私も、同じ気持ちだから」
ゲスオ「知ってる」
おわり