鼻血を出している小太りを背に女性は従業員に声をかけた。
「それで?ブツは?」
女性はパイプに火をつける。
木のパイプにはピンクのハートマークが彫ってあり、女性らしさを演出する。
「は、はい。無事に発見、保護しました」
「よくやった」従業員の頭をくしゃくしゃとかく。
傍から見たら少女に大の大人によしよしとされているようだったのだが、
従業員は充実した満悦そうな顔をしていた。
鼻血を出している小太りを背に女性は従業員に声をかけた。
「それで?ブツは?」
女性はパイプに火をつける。
木のパイプにはピンクのハートマークが彫ってあり、女性らしさを演出する。
「は、はい。無事に発見、保護しました」
「よくやった」従業員の頭をくしゃくしゃとかく。
傍から見たら少女に大の大人によしよしとされているようだったのだが、
従業員は充実した満悦そうな顔をしていた。
レゴリス「保護の間」
暗闇の中に一つの電球が天井から、こうこうと明かりをたたえながら裸のままで垂れ下がっていた。
その下にはベッドがひとつ、少女が横たわっていた。
来ている服は綺麗に洗われ、アイロンでシワ1つなく伸ばされていた。
「ホント、慣れない仕事は疲れるわね」
闇の中から声がした。声の主はさっきの女性。
「ふふっ、あなたには頑張ってもらわないと。おやすみなさい」
そして女性は少女に熱い接吻をした。
「ふふ・・・ロボットのくせによく出来てるわね」
それをやめると女性はまた闇へと帰っていった。
《不定期更新》
今までのやつって小説家になろうのコンテストならどこまでいけるんだろう
参加賞貰えればイイレベルだとは思うけど