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ーー数十年後
ガキ(45)「そんなこともあったっけなあ」
JD(47)「そうそう。私すごくびっくりしたわよ。扉開けたら全裸で下半身が血まみれのパパか立ってて、遠くから奇声が聞こえるんだもの」
パパ「あのときの記憶はほとんどないんだよな。不思議と痛みもなかったし」
マミー「シャワー直に当ててたもんね。さすがに見てられなくて、私が拭いてあげてたら……ぷぷっ」
パパ「いやだから感覚なかったんだってば!勝手に出ちゃったもんは仕方ないだろう」
マミー「あれにもびっくりしたわ。半分血だったけど」
パパ「……」
マミー「……お父さんとお母さん、もう出所したかしら?」
パパ「……さあな」
マミー「……挨拶ひとつもしないで結婚しちゃったからなあ」
パパ「関係ないだろ。あいつらはもう、俺の親じゃない」
マミー「……」
パパ「……なんでそんな話するんだ?」
マミー「……明日、息子は18歳の誕生日よ。色々思い出しちゃって」
パパ「あぁ、そういえば明日だったか……」
マミー「……」
パパ「もちろん、俺はあんなことするつもりはないからな?幸い、息子は通常時でも12、3cmだ」
マミー「ちょっと大きいほうだけどね……」
パパ「……」
ピンポーン
パパ「!」
マミー「ッ!」
パパ「……」
マミー「……」
パパ「まさかな……」