ーー次の日の早朝
ドアガチャ
ババア「ガキよ、起きなさい」
ガキ「……あぁ?あんだよ……」
ママ「ほら、早く起きなさい!あとなにこの部屋汚い……!ティッシュもほら……」
親父「……」
ガキ「……んだよ朝っぱらから。つーか勝手に部屋に入ってくんなって」
ババア「ええから、起きなさい」
ガキ「……」チッ
ーーーーーーーーーー
ババア「さて、ガキよ。誕生日おめでとう」
ガキ「お?おう……」
ババア「昨日言った通り、今日はお前に『フデオロシの儀式』をやってもらわねばならん」
ガキ「楽しみで夜も眠れなかったぜ」
ママ「爆睡してたじゃないの…… 」
親父「部屋中ティッシュだらけだったもんな、疲れてたんだろ。俺とママの部屋は使用済みのゴムだらけだぞ」
ママ「もう……!ガキの前で変なこと言わないでよ……!」
ババア「わしも昔は盛ったのう。今ほど避妊具も充実してなかったから、毎度毎度飲まされてのう」
ママ「やめてください」
親父「やめろ」
ババア「カッカッカッ!まあ冗談はほどほどにして、本題に移らせてもらうぞい」
ガキ「……」
ババア「息子よ、あれを持ってきなさい」
親父「……あいよ」
ガキ「……?」
ババア「ガキ、筆下ろしの意味は知っておるかな?」
ガキ「童貞卒業みたいなもんだろ」
ババア「まあそうじゃな。しかし、我々風習では少し意味合いが違ってくるんじゃ」
ガキ「どういうことだ……?」
ババア「お前、ちんこを見せてみなさい」
ガキ「え、もしかしてこのババアと?嘘だろ!おい母ちゃん!」
ママ「……ごめんなさい」
ババア「ええからほら、出しなさい」
ガキ「い、いやああああああああああああ!!!」