個人の感想として前半の農業パートは面白かったしこういうの見たかったって感じの内容だったな
自分クソみたいな成長できてないうんこなのに14年ぶりに再開したトウジは妻子持って働いてる所はなんか泣けた
同窓会行ったことないけれど同窓会ってこんな感じなのかなと思わせる衝撃だった
破でエヴァに乗らなかったのにQであっさり死んだ(と思ってた)のは結構ショックだったので生きてたのはよかった
クラスメイトほとんど生きてるのはご都合感ある気がしたけれども、そもそもエヴァパイロット候補生が集結したクラスと考えたら生命力強いのも納得行く
第3村の日常パートでちょこちょこモヨコが出てくるのはなんかいいなと思った
このモヨコに関しては映画終了後に考察班がマリ＝モヨコであり丸くなったゆえのあの結末というのを見て日常パートで出てきた事にも庵野にとっては意味のある事だったんだなと思えた
全体として庵野が大人になったからこその平和な結末だったんだなと思えて俺は満足したしスッキリした
やっぱり丸くなった分納得いかないとの声も目にするが個人的には新劇場版の終わり方は好きだったしまた見たいと思える内容だった
うってかわって後半パートも楽しいしqの謎をちゃんとほぼすべて解答していた
正直ゲンドウの独白はおっさんいきなり喋りだしたｗｗって感じだったしビルに腰掛けるゲンドウやミサトさんの部屋での親子喧嘩は面白かった
同じ展開でも旧劇の頃ならゲンドウはあんなにシンジに向き合って喧嘩に付き合ったりもしなかっただろうしこの辺りのシーンでも成長を感じた
ヴィレとネルフが戦うシーンはCGの安っぽい戦艦が打ち合いするばかりでちょっと物足りなかったし「エヴァが戦うシーン」が足りなかったなと思ってる
リツコが躊躇なく打つシーンでフフッとなったりミサトさんが髪下ろすところよかった
一番見たかった父子の和解も見れたし文句なしの円満解決からのBL？カヲルエンド？かと思いきやカヲル＝ゲンドウみたいな謎解釈打ち込まれて困惑からのマリエンドからのシンジくんに胸の大きいいい女と言わせるシーンは衝撃だった
マリエンドは想定外すぎたし俺の中では未だに誰こいつ？くらいの距離感の女だったからちょっと見終わってしばらくは放心した
ついでに綾波とカヲルもなんか想像つかなさ過ぎて少女漫画とかによくあるあまりもんカップリングかよって思ったよ
あとはアスカ派としてのアスカについての感想
前半パートでアスカがケンスケをケンケンと呼んだり裸を見てもタオルをかけるだけの関係性になっていたのは驚いた
個人的な解釈として二人は行為をしていると思っているけれど、＝恋愛ではないと思っている
お互いに安心のできる場所だとは思うけれどこれからどうなるのかもわからない二人でリアルな関係なんだと思う
そうやって考えるとシンジがマリと付き合う流れも自然な流れでたいそうな理由なんて必要がないのかもしれない
何よりも、いままで寄りかかれる相手が居なくて一人で立ち続けていたアスカに寄りかかれる相手ができたというのがよかった
大人ケンスケならアスカと結婚するとしてもしないとしても心地よい距離を保ち続けてくれそうだなとシンジへの接し方から思えた
今作で一番好きなシーンは後半の海辺の旧劇を思わせるシーンでシンジがアスカの事を昔好きだったよって言えたシーンだった
あの一言で二人は前に進めたしエヴァンゲリオンの物語は終わったんだなと思った
戦いに行く前にアスカからシンジに好きだったと言うシーンも大人になっちゃったと言うシーンも好きだし助けに来てほしかったアスカを今作ではちゃんと助けられたシンジもよかった
映画を見て数日間ぼーっと映画を思い出したり感想を眺める中で
カヲル＝ゲンドウと考えると駅でカヲルとレイが居たのはゲンドウとユイも再構築後の世界でやり直す事ができたのでは？と考える事ができて優しい終わり方だった
映画を見た直後はビューティフルワールドを聞きながらゲンドウの歌じゃねーかと思ったが全キャラが誰かの腕の中で安心して眠りにつきたい物語はだったのかも知れないとも思えた
数日経つがまだ考えがまとまらずにただ長いだけの文章になってしまって申し訳ない
言語化できないが黒波の農業シーンとか髪の毛長くなってモフモフしながらつばめちゃんの人形抱いてるシーンとか、たくさん感想を書きたいしまだ映画で見落としてるシーンがたくさんある気がしてはやくもう一度見に行きたい気持ちでいっぱいだorz
こちらこそ感想聞かせてくれてありがとう
黒波の成長シーンはエヴァとして見れば何を見せられてるんだ感もあったけれど可愛かったね
親子関係についてはシンエヴァでは大きなテーマになってるのかな？と思った
トウジヒカリ夫婦と子供のつばめちゃん、ヒカリのお義父さん
ミサトさんと加持リョウジJr.（名前間違えてたらすまん、確か息子もリョウジだったと思う）
ゲンドウとシンジ、と色んな親子関係が出てきたね
あとはある意味でアスカとケンケンも親子に近い存在だったのかなと思ったよ、個人的な解釈は肉体関係もありそうだし付き合ってるんだろうなと思ったけれど、あの二人に恋愛感情よりは親子の感情に近いものを感じた
このあたりもそれぞれの関係性を深く掘り下げて考えていくと楽しいんだろうなと思ったよ
ミサトさんは息子に会わないことが愛としていてゲンドウと同じ道を辿ろうとしているのかも？と思わせた
カヲルくんがゲンドウの仲良くしたい気持ちの代弁者と考えると距離の詰め方の妙さにコミュ障っぷりを感じてなんかかわいいなｗ
ラストのマリエンドとカヲル綾波は正直俺も消化しきれてないのを他人の解釈を当てはめてむりやり消化しようとしてる所がある
マリについては、リアルの人間関係が近くにいる人間となんとなくくっつくか離れるかの2択と思えば自然な距離感なのかなと思う事にした
たぶん最後のシーンで二人が隣にいたとしたとしても＝結婚ではないんだろうなあ……
失礼だけれどどうせ完結しないくらいに思ってた作品があんなに綺麗に大団円で終わると思ってなかったから本当におめでとう！って思ったしいい作品だった
この感想は長年追いかけて来たからこその安堵感なのかもしれない