【シュリンクフレーション】価格そのまま量へらす「実質値上げ」に厳しい目 #3

3番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2018/11/04(日) 15:19:51.51 ID:???

(>>2の続き)
実質値上げ後にも販売を維持している商品もある。代表は明治の家庭用紙パック入り牛乳「明治おいしい牛乳」だ。長く容量は1リットルだったが、16年以降、段階的に900ミリリットルサイズを導入し、18年春までに大半を切り替えた。

価格は据え置いた実質値上げだが、容量変更と同時に、上部に注ぎやすいキャップを付けた新型容器に切り替えたことが奏功。17年の1千人当たりの販売額は16年比4%増えた。家庭用紙パック牛乳では、容量で上回る森永乳業や雪印メグミルクの商品を上回るシェアを占める。

今春以降実質値上げした商品でも、減量と同時に店頭価格を引き下げた明治の「明治ブルガリアヨーグルト」や、値上げと同時に容量を増やしたよっちゃん食品工業(山梨県中央市)の「カットよっちゃん」は前年同期比で2ケタ以上伸ばした。

物価上昇率は政府が目指す年2%に届かず、賃金上昇のペースも緩やかだ。価格設定は本来、企業の経営判断だが、消費者が費用対効果を見極める目線はますます厳しくなっている。

(松井基一、平嶋健人)

(了)

ソース:
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36614970X11C18A0SHA100/
2018/10/18 11:30 日本経済新聞 電子版

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