「どうしても…」 もぐもぐ 「このことで…」 ぱくぱく 「何やら叫びたなったら…」 もごもご
「スマホでうちらに愚痴ったらええわ」 ばくばく
「とにかく、やけ起こして家出したり、学校やめたりしたらあかんで」
口いっぱいにパスタ詰め込んでるヒトミねえちゃんが何やら姉貴ぶる。
「知らんふりしてこれまで通り過ごすんや 高校きちんと卒業する 大学にも行かせてもらう
学費目一杯出させたらええねん 親に正面からぶつかるんは社会人になってからでも遅ないで」
僕の心に発生中に闇にリョウスケさんはガンガン光の矢を放ってくる。
「タクヤ君、明日気晴らしに皆で遊びに行かへんか? 面子は君と俺と俺の彼女とヒトミというとこかな」