>>31
書かれたのが1996年だし
そういう意味じゃ今更大きな改変もなくそのまま出す方が悪い
ただ、焦点が徹頭徹尾ぼやけてない話の作りはいい
最近はなんとなくシュールなところを狙えばいいんだろ的なのが多い中
真っ向勝負してる唯一といっていい作品
オチが読めちゃうというところを一歩引いてニヤニヤ見守る少し大人のドラマかなと思った
突っ込みいれながら見るにはみんないい人だから性格悪い人には辛いかもね
居心地悪いんじゃないか
>>31
書かれたのが1996年だし
そういう意味じゃ今更大きな改変もなくそのまま出す方が悪い
ただ、焦点が徹頭徹尾ぼやけてない話の作りはいい
最近はなんとなくシュールなところを狙えばいいんだろ的なのが多い中
真っ向勝負してる唯一といっていい作品
オチが読めちゃうというところを一歩引いてニヤニヤ見守る少し大人のドラマかなと思った
突っ込みいれながら見るにはみんないい人だから性格悪い人には辛いかもね
居心地悪いんじゃないか
不便な便利屋もスピッツのEDテーマの歌詞じゃないが
巻き戻しの海をエイになって泳ぐような繰り返しのドラマかと思ってた
毒にも薬にもならない、たまにくすっと笑う、あってもなくてもいい癒し枠だとね
中盤に差し掛かるにつれ、少しずつ退屈な日常の中にシリアスな台詞が放り込まれるようになった
このドラマが視聴者を引きつける要素って、じゅんがばっさんの本当の息子であるかどうか以外に何もない
あとは勝手に好きな視点でこの物語に意味を付けていく作業なんだろう
蛇足だが、この監督さんは視聴者に構えて欲しくないんだろう
ここで泣き、ここで笑い、みたいなわかりやすい線引きと誘導を排除している
そのことを11話、突然ばっさんが携帯をじゅんに返して札幌で別れるシーンで登場人物の口を借りて言ってるね
で、自分なりに意味をつけるとするなら
活気を失った町になんとなく居着いた、自信を失った人々
この物語は町と彼らの再生の物語じゃないのかなと思った
別に感動的でもないし面白いエピソードもこれといってないが
当事者にだけわかる手触りとかぬくもりみたいなものがあるんだろう
そう思った
副音声では様々なエキストラについて言及されてるけど
たぶんあれはマジで赤平市の方々
ネッカチーフの馬鹿騒ぎしてる人々や役所の方々は多くが役者さんだろうけどね
大量のおばあちゃんが出演されたアレとかはきっとそう
町の人々のある意味適当な、アバウトすぎる演技力は
逆に赤平という町の本当の顔をのぞかせているように思えた