> 知恵のない人々(1500) < > 2025-R.7-5.9-NO.3516 <
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* 悪人たちの国家(1199) *
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米国の大統領だけを見ていると米国は「無法国家」のように見える。大統領だけが米国を代表する人物で
あり、大統領だけが決定権を持ち他国との交渉にあたり、米国の国益を考えている。米国の大統領が他国に
示した関税と言う国策は米国に他国から輸入する商品に対して高い税金を掛け米国国民が他国の商品を
買い辛くする政策であり、自由な貿易を大統領の一存で不自由な貿易に変えてしまう政策であり自由な経済
活動に対する大きな障害となる。
経済活動が自由から不自由になると言うことは米国の存在価値が無くなることを意味するのではないか。
民主主義国家が民主主義でなくなることを意味することに成り民主主義を代表する米国と言う国が大統領の
一存によって経済活動が不自由になるのであれば、米国は民主主義の国ではなく大統領を独裁者とする
独裁国家と言うことになる。
関税を自国の国益の為に一方的に大統領によって決定することが出来るのであれば自由貿易とは言えず
保護貿易と言うことに成り、米国の貿易はこのままでは衰退してしまうのではないか。米国の良心は保護貿易
と共に消滅する可能性もないとは言えない。大国の保護貿易は余りにも不公平感が強く民主主義を語ることに
無理がある。