> 知恵のない人々(1190) < > 2024-R.6-2.25-NO.3203 <
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* 悪人たちの国家(885) *
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国の借金は国民の借金ではなく、政府の借金で国民は気にするなと言う政治家がいるようだが理解に
苦しむ。日本の主権者は国民であり、全ては国民の責任と思うが政治家たちは勝手に借金して、その
借金は政府の責任と言うのだが、政府がいくら借金しても問題ないとでも言いたいのか。借金は全て
金であり、その金は全て国民の金ではないのか。政府すなわち政治家たちがもしいくらでも借金する
ことが出来るのなら「裏金」問題なんか起こらないはずであり、国の借金は主権者である国民がすべて
責任を負うべきだ。国の借金は1300兆円程度で一万円札で1万3000キロメートルの高さ、地球の直径が
1万2700キロメートルだから国の借金は地球の直径を超えてしまった。この数字を見る限り、政治家たち
は借金を返すつもりはないようだ。
借金が多くても国民には責任はないと言う政治家は借金は国民に還元した金であり、国民は嬉しい
はずだという理論だ。国の借金は公務員の給与に成ったり、公共施設を作ったり、いろいろ理屈を
付けてはいるが、政治家が日銀に金を作らせ、それを借金として国民に還元する。公務員の給与を
国が札を刷って払うと言うわけだ。金を刷れば金は増える。その金は借金として計上する。政治家は
ただ、それだけの事なので国民は心配するなと言う事らしい。保険会社や大企業が日銀の証券すなわち
外国人から借金しているではなく、日本人から借金しているので借金が増えても何も問題はないとの
ことだ。いずれにしても日銀が金を刷って、日銀の証券を買って、それが借金になり、その金が公務員
たちの給与になる。また、保険会社や一般企業、国民個人が日銀の証券を買って、その得た金は公務員
たちの給与になり、公務員たちの貯金に成ったり、保険に入ったりしてまたその金を使う、公務員が保険に
入ったら、保険会社はその金で日銀の証券を買って、日銀はその金を政府に渡して、それが借金になる。
日銀は自分で金を刷り、その金で日銀が作った証券を買って、その金を政府に渡し、政府はその金を
借金として計上する。そして、政治家たちは国民には借金が給与しとして渡るのだから国民に取っては
黒字で、ただ、政府は赤字と言うだけであり、国民は喜ぶべきだという理屈だ。
こんな漫画のようなことが国会で起こり、多くの政治家は「裏金」を貰い、その金を国民に還元すると
でも言うつもりなのか。「裏金」も政府の借金の一部であり、国民に取っては借金を貰えるのだから
喜ぶべきだという理論のようだ。
あきれた政治家たち、こんな政治家が日本を軍国主義に導こうとしている。悪が悪知恵を働かせ
軍事特需で国民を欺こうとしている。株価は上がり、国民の給与は物価高を考えると下がり、国の
借金が増えれば、国民は儲かると嘯き、日本の経済を崩壊へと導こうとする政治家たちに。